マニラ旅2日目

朝8時30分にフロント集合、5分前に起きて、それでもたった4時間しか寝られなかった。私は隣に人がいると、よく寝付けないみたいだ。

でも海外に来ている高揚感が眠気を抑えて、ワクワクしながら街に繰り出した。昨夜の真っ暗で警戒しながら歩いていたのとはまた異なり、今度は車に轢かれないようにだとか、スリに合わないようにってことに意識を巡らせた。とにかく人が多くて活気がある。排気ガスももくもく。

電線の多さにびっくり

朝ご飯はフィリピンで有名な中華チェーン、Chowkingへ。ケチャップみたいな味付けの魚とご飯のプレートを注文。とにかく味付けが甘くて、おやつを食べているみたいだった。一緒に行った先輩がドリンクから氷を出して飲んでいて、お腹壊すかもしれないからって言っていた。今まで全然意識したことがなかったけれど、そういう恐れもあるよね。

フィリピンで大人気のファストフード
甘い味付けの🐟

その後ホテルに戻って、別行動開始。ショッピングモール近くのホテル(Sea Residences Tower E)を予約したから、まずは荷物を置きに。そこでも約束の時間から30分も遅刻されたけど、これがフィリピンの国民性か、約束の時間より前に着いていたのが馬鹿馬鹿しいし、せかせかするのも馬鹿馬鹿しいと思い始めて、いっそのこと、フィリピンに染まろうと決意。

ショッピングモールはホリデーシーズン感満載、日本より大掛かりで賑やか。ウィンドウショッピングして、その後のバイクツアーに備えて肩掛けのバックを購入。プラダの紛い物みたいなロゴだったけど、品質も良さそうで1500円で買った。良い買い物をした。

こんな大きなツリーは初めて見た!
大好きな麻辣担
フィリピンのお菓子、とにかく甘い!


その後イントラムロス向かう。ショッピングモールからは徒歩で2時間、車で30分とのことだったし、12月だけど常夏の国だから、最初はタクシーを使おうとした。でも街歩きこそが旅行の醍醐味。半分の距離は歩いて、その後は暑すぎて水を飲んでも飲んでも足りない。泣く泣くタクシーを拾って向かうことに。タクシーを待つセブンイレブンの前で初めて子どもに物乞いされた。本當に申し訳なくごめんねと言った。涼しいタクシーで快適な移動、到著。そこほまるでヨーロッパのような街並み。スペイン植民地であったこともあり。

ヨーロッパのような街並み

そしてバンブーバイクのツアー。参加者は私とロンドンから来た同い年くらいの男性。自転車乗るの久しぶりで怖かったから、初めの5分くらいは練習させてもらって、グラグラな状態で出発。観光スポット毎に自転車を停め、解説してもらうというツアー。歩くには暑い中、自転車で風を切って走る爽快感が最高。

ただ解説の中には、戦争中日本軍が現地の人を虐殺しただとか、日本人として耳の痛くて辛い話もあった。今までどこに行っても日本人ってチヤホヤされてきたから、日本人が悪者だと言われることがショックだった。ただ解説してくれた彼は今日も言ってくれた。「日本は戦後フィリピンにすごい支援をしてくれて、そのおかげで発展している。だから今はいい関係を築いている。それを聞いて少し心のモヤが晴れた。

ルーフトップバーから見た夕日は格別。水上から見る夕日も最高に美しいけれど、ビルや家を照らし街の人の視線を一気にかっさらう夕日もまた良い。

ツアーの最後に案内してくれたのはマニラ大聖堂。クリスマスシーズンだからか、中では延々と合唱している。外からはモニターでそのまにら様子を見ることができる。装飾が華やかで人も多く賑わう。これが東南アジアのクリスマスだなんて!初めての夏のような暑さのクリスマスで不思議な感じだった。

帰ろうと思ったら、タクシーを呼んでから1時間後ぐらいにやっと来てくれてホテル近くまで戻ることができた。夜ご飯は外に食べに行く。気力もなくショッピングモールで美味しそうなものを手当たり次第買いホテルで食べた。ヘトヘトになってぐっすり寝て眠れた1日だった。

いいなと思ったら応援しよう!