オタクがハリー・ポッターを見直すシリーズ「アズカバンの囚人」編
ハリー・ポッターの映画を全て見直す為に有給を3日取ったオタクの感想箇条書きです。
※大変なネタバレを含みます。
三作目「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」
2004年
(20年前!!?)
・今作から監督さんが代わり、一気にダークホラー色が強くなります。そう!突然めっちゃ怖くなったのよ。画面の明るさが全く違う!
ハリー達が13歳の設定だし、キャストが成長しているので、1.2作目の子供向けファンタジーから路線変更したのは良い変化な気がします。
監督さんが変わった理由は、あまりにも拘束時間が長くて家族と過ごす時間が少なくなってしまったから。
最終話まで全ての話を監督するのはそもそも無理だよね。監督交代は自然なことかも。
・またもやダーズリー家でいじめられているシーンからスタート。なんでこの家族はハリーを住まわせ続けるんだろう?と思い調べてみたら、
ハリーには母・リリーが施した「愛の保護魔法」が残されており、ダンブルドアが魔法を追加して、ハリーが血の繋がった親族の家に住むことで持続するようにしたのですって。なので一年に一度帰らなければならない。
ハリーの血縁者は、母の姉であるペチュニアおばさんだけ。(夫のバーノンはただの人間で、ペチュニアおばさんは妹が魔女で自分も魔女になりたいと思っていた人)
おばさんは葛藤の末、自分の妹が産んだ子供を引き取って育てているんですね。
ウィーズリー家にお世話になれば良いじゃん!と思っていたけど、そんな理由があったんだな〜。
・出ましたナイトバス!
車掌のスタン・シャンパイクが好きなオタクいっぱいいるでしょ。
・ハーマイオニーかっわいい…!!!一気に綺麗になった…!
この時のみんなの髪型かわいいんですよね。ハーマイオニーがたくさんヘアアレンジしていたり、ロンもハリーも短髪で前髪を下ろしてて。これまでオールバックだったマルフォイが前髪を下ろしているのが新鮮。
・「ディメンター」が怖すぎるって〜!アズカバンの看守で、人の幸福を吸う奴らです。シリウスが脱獄したのでホグワーツの周りをうろうろしています。
わたし、後々出てくる「死喰い人」と混同してた。
・ルーピン先生格好いい!オタクみんな好きでしょ!!??
持ち物がボロボロなのは、人狼だから定職につけずお金に困っている為だそうです。法律のせいでお仕事ができないのですって。
ダンブルドア先生のおかけで、ホグワーツの「闇の魔術に対する防衛術」の先生になることができて、生徒からの評判はすごく良かった。
原作者は人狼を、エイズのメタファーとしているそうです。正しく投薬していれば問題はないけど、いまだに偏見が残っており迫害されている共通点があります。
ルーピン先生の動きが少し特徴的で気になったので調べてみたら、監督から指導を受けた俳優んさんが「ルーピンは同性愛者だ」と解釈していたからだそうです。その後ルーピンは女性と結婚するので、軌道修正したそう。
・ヒッポグリフのシーン好き!
大体の魔法動物に好かれるハリー。
・今回、マルフォイのヘタレっぷりが顕著ですごく良かった。
本当にただの男の子なんだよマルフォイは…。家がお金持ちというだけなんだよ…。1番可哀想な子なのかもしれない…。
・ルーピン先生がすごいのは13歳の子供達にも常に対等に話すところ。上からな態度や馬鹿にした態度を取りません。
てか身長デケー!と思って調べたら、俳優さんの身長が190センチ!ひぇー!
・出ました「忍びの地図」!これ、超欲しかった!USJに行く度に買いそうになる。
ウィーズリーの双子が持っていて、ハリーに渡すところも良い。作ったのはハリーのパパたちで、学校の悪ガキに代々伝わる魔法道具って感じ。
・ホグズミード(ホグワーツ近くの村。楽しいお店がたくさん)に行きたいハリーですが、保護者のサインが貰えずに置いてけぼりに。可哀想すぎる。
その間、ルーピン先生がディメンターから自分を守る為の呪文を教えてくれます。先生が終始優男すぎて私なら恋に落ちてる。
(先生は人狼だから人に嫌われたくないという思いが強すぎで、自分に好意を持っている人に対して優しくし過ぎてしまう的な記事を読みました。なるほどな〜)
現時点でハリーが1番怖がっているものはディメンターで、ヴォではないことを褒めるルーピン先生。
「君がもっとも恐れているのは恐怖そのものだということ。とても賢明なことだよ」と伝えます。そんなこと中々言えないよ〜先生〜😭
・ハーマイオニーが、先生にキレるわマルフォイを殴るわ暴れヤナギと戦うわで1番フィジカルでやっててめちゃくちゃ良い。ハーマイオニーがいなければハリーもロンも何にもできないよ。
・行方不明になっていたスキャバーズ(ロンのペットのネズミ)を見つけて追いかけて行った先で、犬に変身したシリウス・ブラックに会う3人。
たしか、ハーマイオニーの飼い猫のクルックシャンクスがものすごく頭が良くて、スキャバーズの正体に気付いてたんだよね。だからずっと追いかけ回してた。
・まさかスキャバーズがピーター・ペティグリューだとは思いませんやん。こんな汚いおじさんをずっと可愛がっていたと思うと、ロンが可哀想すぎですやん。
シリウス、ルーピン先生、ペティグリューはかつてハリーのパパ、ジェームスと親友四人組でした。人狼のルーピン先生の為に3人は「動物もどき」となり、各々動物に変身できるようになったそう。
シリウスがアズカバンから脱獄できたのは、犬に変身できたからみたいです。看守のディメンターは人間を追うので、犬になったシリウスに気付かなかった。
・ヴォに寝返ったペティグリューは、ハリーの両親の居場所をヴォに伝え、シリウスにその罪を被せて自分は殺されたように見せかけて逃亡。ずっとネズミの姿で隠れていたわけです。
最悪過ぎる…。親友だったのに…。
ルーピン先生も騙されていて、裏切ったのはシリウスだと思い込んでいた。しかし、ハリーが持っていた「忍びの地図」でペティグリューの名前を見つけて、彼がまだ生きていることに気付き真相を知ります。
・やっと解決できると思ったタイミングで、まさかのルーピン先生が人狼に変身してしまいます。なんで今日の薬飲んでないんだよ!!!
もう、何も絶対に上手くいかないんだから!
・最悪の事態になったところで、ダンブルドア先生がハーマイオニーに「逆転時計」を使うようにアドバイス。
マクゴナガル先生から貰った道具で、時間を元に戻して多くの授業を取っていたハーマイオニーのお陰で、一連の騒ぎをやり直して処刑されてしまうヒッポグリフと死にかけるハリーとシリウスを助けます。
もうハーマイオニーが主人公だよ。お前がいなきゃ俺たち、俺たち、何もできねぇよ…!
・ペティグリューを逃してしまったのでシリウスの潔白を証明できず、彼は逃亡することに。
落ち着いたら、ハリーに一緒に住もうと提案します。一緒に住んでくれ😭幸せになってくれよ😭
・ルーピン先生が人狼だとバレてしまい
(学生時代に彼らにいじめられていたスネイプ先生が秘密を漏らしたから。これは、スネイプをいじめていた親友4人組の罪なので仕方ないと思う)
先生は学校を去ることに。良くない噂が立って、保護者からの苦情が殺到してしまうという点では、今の学校となんら変わらないんだな…。
総括
ハーマイオニーのフィジカルのお陰で全部上手くいってる
次回、「炎のゴブレット」に続きます。