無題

ジョンが出会った読者たち【第103話】

『夏の魔物2017 in KAWASAKI』

フェスボルタ出演枠レポート!



★去る9/10に開催された、野外フェス『夏の魔物2017 in KAWASAKI』。そこにフェスボルタから2組の精鋭を送り込んできました! いや〜、想像以上に盛り上がり、夏の魔物が微笑んでくれたということで、今回はそのレポートをお届けします!

文/ジョン・ヒロボルタ

『夏の魔物』の会場で我々に用意されたステージは、正門入ってすぐ横という最高のポジション。さらにオープニングアクトという注目度の高い枠です。これはもう全力で夏の魔物の主催・成田大致さんの好意に報いなくてはなりません! そこで、岡村ちゃんの偽物こと「岡田靖幸」で通りすがりのお客さんの足を引き止め、そして下ネタ界の羽生結弦こと「酒井少年」で、じっくりと切なく爽やかな下ネタソングを聴かせ、そして名曲『オナニー ~それがすべてさ~』で大団円という作戦で行くことにしたのでした。

リハの音漏れが集客効果に?

 数日前の雨がウソのように晴れた川崎。絶好のフェス日和です。川崎駅近くのシャトルバス乗り場で出演者と待ち合わせるも、岡田靖幸大遅刻。酒井少年はここに来るまでの間、なんと2人から声をかけられたんだそうです。これはもう盛り上がる予感しかしません! 会場到着。とにかく広い敷地に「これがホンマもんのフェスや!」と圧倒されます。フェスボルタ10個分くらいの広さでしょうか。会場到着。とにかく広い敷地に「これがホンマもんのフェスや!」と圧倒されます。フェスボルタ10個分くらいの広さでしょうか。オープニングアクトを務める我々は早速セッティングに入ります。リハーサルで「おっぱいは~好きか~い♪」という酒井少年の美声が響けば、正門前で待機している人たちがこちらをチラ見。続いて、岡村靖幸の『愛はおしゃれじゃない』のイントロが鳴り響くと、待機列がざわついているのがわかります。え、岡村ちゃん(本物)が参加してるの?って思った人もきっといたことでしょう。

▲舞台裏で待機中の酒井少年と岡田靖幸。

 11時に開場になると、ステージ前にチラホラ人が集まってきました。やはりリハ攻撃が効いたようです。そして開始2分前の11時28分。僭越ながら、わたくしジョン・ヒロボルタが皆様にご挨拶のために登壇。すると、おお〜! 人だかりができています! いつものフェスボルタの開会宣言とは、わけが違います。そしてすぐさま、岡田靖幸スタート!


▲炎天下の中、スーツで登場した岡田靖幸。

 まずは『愛はおしゃれじゃない』で初見の観衆の度肝を抜きます。似ている、でも笑える、そして生粋のベイベたち(本物のほうのファンたち)は熱狂! 僕は本物のライブも見たことがあるので、これだけは間違いなく言えるのですが、「どの角度から見てもニセモノ」です。でも魅せられてしまうのは、きっと彼がモノマネの枠を超越した「岡田靖幸」だからなのでしょう。続いて『だいすき』がかかると、会場のボルテージは最高潮に。みんなで「ヘポタイヤ~♪」の大合唱です。

▲盛り上がる会場。来てくれた皆さん、ありがとう!

午前中の野外に響き渡るオナニー

 そしていよいよ、酒井少年の登場です。今回はなんと「夏しちゃってるバンド」を引き連れての特別バンド編成。晴天に鳴り響くバンドサウンドは豪華です。でも歌詞は相変わらずの下ネタです。まずは1曲目、おっぱいの魅力ついてひたすら力説する『パイ』で無駄に上手いギターテクを披露し、そして2曲目、卒アルのあの娘に想いを打ち明ける『今だから言える』を熱唱。めちゃくちゃエモいメロディに乗せて「オナニーをした~♪」「ヌケるぅ~♪」という歌詞が、正午前の川崎の空に響き渡ります。

▲くっそ美メロなのに、全部オナニー。

 そして、「物販したいところだけど、物販すると見たい人たちが見れなくなっちゃうから、今日は無料でCD配ります」と言った酒井少年が、無料CD約100枚の入ったダンボール箱を観客に渡すと……


 群衆が一斉に群がってパニック状態に!! ものの数秒で段ボール箱は空になりました。マジで酒井少年、売れるかもしれない! 続いて、“ゲスト”として岡田靖幸が再登場。そして酒井少年の名曲『ここ、そこ、あそこ』に合わせて、岡田靖幸が『ぶーしゃかLOOP』。本家フェスボルタでも目にしたことがない、夢のコラボです! ベース、ドラム、酒井少年のギター、そして岡田靖幸のシャウトがぐちゃぐちゃに入り乱れて妙なグルーヴを生み出してカオスな感じで終了…と思いきや、やはり締めはあの曲でしょう。

 「もしも今まで、オナニーに費やしてきた情熱を、仕事や恋に活かしてたら勝ち組だったかもしれないけど、これでいいのさ…」と歌う酒井少年。そう、アンセム『オナニー ~それがすべてさ~』です。こうして雲ひとつない青空の下で「オナニー」を大合唱、会場がひとつになりました。

▲酒井少年×岡田靖幸の夢のコラボ!

 その後、反応を見るためにツイッターでエゴサしてみたら、フェス初体験という2歳の女の子が、「オーナニー、オーナニー」と言いながら手を振ったというツイートを見つけました。ちょっとだけ申し訳ない気持ちになりましたが、やはりやってよかった、来年も参戦したい、そう思った『夏の魔物2017in KAWASAKI』でした。成田大致さん、そして駆けつけてくれた皆さん、本当にどうもありがとうございました!

▲お疲れビールで乾杯。この後、岡田靖幸は炎天下のスーツ姿で、色白の酒井少年は日焼けで大変なことになりました。


皆様からのお電話お待ちしております

 次回のフェスボルタ、まだ未定だけど秋頃にはちょっとおもしろいことを、そして1月にはまたでかいやつをやるかも!? フェスボルタ関連が活性化してきてるので、何かいいアイデアあったら教えて〜。雑談でも感想でもOK!090-6143-2407(ジョン・ヒロボルタ)

または、hirotakufr@aol.comまで!


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