【みやまる】電車映画のようなもの その23 -あげまん-
親世代は「伊丹監督の奥さん」、俺は世代には「『あまちゃん』の夏ばっば」というイメージの強い宮本信子演じる芸者・ナヨコが一緒になった男がガンガン出世する映画。タイトルはその芸者の世界で、そうした男の強運を引き寄せる女性を指す。
大好きな映画にハッキリと「スーパーの男(バイトしてるだけだけど)」であるみやまるは言うぞ!
そんなウマイ話があるかっ!
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映画とはマッタク罪作りである!女のお陰で出世なんてそんな素敵な話を映画にしちゃったら、ついつい「もしかして俺にも……」って勘違いしちゃうじゃない!この前書いた『アイデン&ティティ』や『時代屋の女房』もそうだけど、1人くらいはどっかに理想を超えた理想の女性がいるんじゃね、と思わせちゃうファンタジーである。
ま、現実はそうはいきません。まず電車内でボタンと毛糸が引っかかった男女が恋愛関係になることからしてほぼないし。この文章も満員の小田急線で書いてますが、とても俺のイヤホンにボタンが引っかかりそうにないですよ。
いや、でも、明日あたりには……もしかしたら……。
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