【みやまる】通ぶれる野球バナシ 35球目

ーグッバイ、ジャパンー

先週このコーナーで「かっこいい引退の言葉」を紹介したが今日はその逆。外国人選手の「こんなのアリ?という退団の言葉」。病気の息子のために帰国した阪神、ランディ・バースや大リーグの新球団(フロリダ・マーリンズ。現在イチロー所属のマイアミ球団前身)に参加するため日本を離れた西武オレステス・デストラーデといった伝説のホームラン王達とは対照的な男たちだ。

阪神に97年所属したマイク・グリーンウェル。3億という大契約、さらに日本のマンションが狭いと球団にワガママを言ってリフォームしてもらったという異例の厚遇も、蓋を開ければ大不調。5月の巨人戦にケガをすると衝撃の発言で引退!

「これは引退しろという神様のお告げだと思った」

外国人に関して「引きが悪い」阪神であるがこの件は「最大の失敗」と言われることもしばしば。

2005年その阪神のライバル巨人にはダン・ミセリというリリーフを獲得。しかし次々とホームランを打ち込まれ4月にはあっさり解雇。

「私はもう行かなければならない」

と報道陣に言い残す。しかし翌日ある場所で彼の姿が見つかる。

「行かなければならない」場所は浅草だった。ちなみに翌年のWBCにはイタリア代表に選出されている。

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