ヤギさん郵便No.61「エネルギーが大きくなると、今まで蓋をしていた部分が暴れだすお話し」
氣功って何?と思われる方もいらっしゃると思いますが、今日はその話は置いておきます。
一年ちょいかけて「陰の氣」が終わり、今週から「陽の氣」の2番チャクラに突入したの。「陰の氣」に比べると「陽の氣」はだいたい8倍〜16倍の氣を扱うようになれるらしい。
それだけを聞くと「すげー」と思うかもしれないけど、私達がやっていることは、まだ基礎中の基礎。
チャクラに水を貯める「陰の氣」の時もそうだったけれど、基礎中は大掃除がはじまる。つまり毒だし。先生は膿み出しと仰っていた。過去に蓋をしていたものが見事に開く。「陽の氣」ではその膿出しのレベルが違うらしい。
ちなみに「陰の氣」の時には、4番チャクラには不良少女が住んでいて、5番チャクラでは、「今まで無視しやがって殺すぞ」と言われた。
目には見えないけどそれぞれのチャクラに応じて未解決の部分が氣功を通して浮かび上がり、膿出しが進むにつれて私の現実世界もそうだし、見えない世界も変わりはじめている。
今回はそんな膿出しのお話し。
お時間があればどうぞお付き合い下さい。
もう解決したと思っていた問題がまた浮上した。
それは、お父さんのこと。
お父さんとは小学生の時から会っていない。お父さんに会いたくなって数年前に住民票を遡って探したけど、住民票に書いてある住所にはもう住んでいないみたいで連絡がつかなかった。
その父は嫌な事があるとアルコールに逃げていた。
そんな父親が怖かった。嫌だった。
優しい時の父親と怖い父親。どちらが本当の父親かがわからなくて当時は混乱していたと思う。
大人になってアルコール依存症の人のドキュメンタリー番組を観て、アルコールにしか逃げ場がないようで辛そうだった。好きでアルコールを飲んでいるというより、嫌な事を忘れるために飲まずにはいられない、そんな感じ。
アルコールを飲んで周りに迷惑をかけていたお父さんも、辛いことが山のようにあって、アルコールにしか逃げ場がなかったんだろうな。私達だけじゃなくてお父さんも辛かったんだろうな。と推測した私は、もう、しょうがない。そんな父親も私の父親だ。うん。そんな父親でもしょうがない。と少し許せたような気持ちになっていたの。
それが陽の氣に入ったとたん、やっぱり許せなくなった。
だって、私はアルコールに逃げたりしない。
私だって辛いことは山程あった。そして逃げたこともあったけれど、子どもの事だけに関しては決して逃げなかった。
お父さんも苦しかったんだと思う。思うけどね、思うけど、それでもお父さん。苦しんでいたのはお父さんだけじゃないよ。
何で自分ひとりだけが苦しいと思ってるの??
腹が立つ。
わかってるよ。
お父さんもギリギリだったこと。
でもね、チャンスは何度もあったはずでしょ?そのチャンスに甘えていたのはお父さんでしょ?頑張らなくちゃいけない時に、守らないといけない時に守らなかったのはお父さんでしょ?
自業自得なのよ。お父さん。
そんな父を今は許せない。
たぶんね。
私はお父さんが大好きなんだ。
クソジジイ。
お父さんが知らない間に息子は大きくなったんだよ。
今、高校受験でイライラしている息子は私にそのイライラをぶつけてくる。イライラを誰にもぶつける事が出来なかった私からしたら息子を時々羨ましく思うよ。
ねぇ、お父さん、
今までも、これからも、苦しいのはお父さんだけじゃないからね。