指示を辞める勇気
子どもたちに
自主的で能動的なひとに
育って欲しい!と思ったとき
はじめて私は
指示的な自分に
気が付いた訳だけど、
どうやって
転換して行ったかを
お伝えしてみようと思います!
保育士時代のジレンマ
保育士時代、
担任をしている時の私は
年齢だけは重ねていたけれど
中々自分が出せませんでした。
実は…私は
保育士としての経験が
浅いことで
先輩保育士さんに
意見を言う資格がないと
思って居ました↓
実際、
自分より10歳くらい歳下でも
保育歴は10年超でしたし…ね。
国家試験を受けてからの
後発保育士の私は、
研修経験も無かったし、
勿論、
各種記録を書いたことも
ありませんでしたし。
どう書類を作れば良いのかさえ
解らないまま
正規職員になってしまった訳です。
だからこそ、
若い新人保育士さん達と
仲良くして貰ってました。
随分と…
歳下中堅保育士さんたちには
散々言われてることも
知っていましたし、
元々強い性格でも無かったので
意見をねじ伏せられたことも
沢山ありました。
だからこそ!
私は保育士をしながら
放送大学で学ぶ選択をしました。
めちゃくちゃ
悔しかったから!
「臥薪嘗胆」
高校時代に学んだ
この言葉を
胸に抱き続けて居ました。
その中で感じて居たのは、
案外保育者は
保護者目線ではないのかも?
ということでした。
保育士を含め
教育の現場の中と話していると
時折、
一般社会の中とは
考え方の行き違いが
かなりあるなと感じます。
企業側が求めている人材を
今の保育システムで育むことは
難しいんじゃなかろうか?
…と、
私の中で
様々な感情が
渦巻いていました。
そして私自身も
染まり始めて居て
ちょっぴり怖かったのです。
・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚
静と動のバランス
子育てに
苦痛が生じて来る理由として
自分の時間が取れない
ことが
ひょっとしたら
大きいのではないか?
そう思いはじめた私。
実際、保育園時代の私も、
仕事が忙しくなってしまって
我が子と話す時間も無くなり
帰るとヘトヘトでしたから
息子と話すことすら
億劫になっていました。
そうすると
息子と私の心の距離も
離れてしまい↓
彼は遂には
中学3年の後半に
不登校になりました。
私が指導する立場の
保育士であるのに
何で自分の息子が…と。
自分のことを
責め立てる日々。
職場では
私が自分勝手に
大学生をしているのに!
と、
言われたことも
実際…ありましたしね。
(なのに成果出せないじゃ…ね。)
実家に居るくせにって
思われてるんじゃないかって
何時も思っていて。
だから当時の私は
毎日悔しくって
同時に苦しくって。
それでも
子どもたちが居てくれたから
踏ん張って来られたと思うし、
その大学での学びが
私と息子の関係性を
改める結果となった訳です。
(そんな息子もN高卒業しましたしね♪)
その経験から私は
自分の態度を
改めることにしました。
労働環境を変え、
子どもたちの人生での
先を見据えて
自主的で能動的に
やりたいことをやれる空間を
目指してみることにしました。
子どもたち自身の
一日のバイオリズムを考え、
静と動のバランスを作ること。
そして、
おうちの方々が帰ってからも
ゆっくりと子どもたちと
向き合える時間が作れるよう
様々な仕掛けを
するようになりました。
例えば
お手伝いの仕方を
学ぶ機会を作ってみたり、
おうちの方々が
ホッと出来るような
言葉掛けの仕方を
子どもたちに伝えてみたり、
保育園の中で
十分に身体を動かす時間を
確保出来るように
お散歩を増やして
日光に当たることで
成長ホルモンに働きかけ、
子どもたちの心と身体を
満たしつつ、
おうちの方々の
導眠への負担を少しでも減らそうと
様々な試みをしていました。
そうして出来る限り
親子双方が
スッキリと過ごせる様に!と
クラス担任になった私は
子どもたちもおうちの方々も
静と動が満たされるような
お手伝いが出来ればいいなぁ↑
…と。
おうちの方々には
どんなに小さなことでも
エピソードや出来た!を
連絡帳や口頭で伝え、
逆におうちの方々の要望、
例えば、
寝入りが遅ければ
午睡時間を出来る限り
早目に設定してみたり、
食事に関しても
苦手なものに挑戦する時は
ゲーム性を取り入れ、
子どもたちに
おうちの方々の「食べてほしい」を
叶えられるようにしてみたり…とか。
おうちの方々には
お子さん方の
子どもたちには
おうちの方々の
愛情表現や気持ちを
出来る限りそれぞれが
理解しやすいように
伝えて行くように心掛けました。
そうして行って
おうちの方々自身の時間が
ちょっとずつでも確保できれば
それぞれが
自分自身のことを
大切に感じられるから
より
相手のことも
受け入れやすくなるんじゃないかな?
って。
そうすれば
もしかしたら
双方が
ストレス無く
素敵な時間が過ごせる可能性が
上がってくるんじゃないか
って
思っているからなのでした。
・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚
先生じゃなくてMayumiです
わたしは、
シッティング先や
今度始める絵画教室では
first nameで呼んで貰うように
お願いしていますし、
しようと思っています。
何故なら、
子どもたちとも
おうちの方々とも
人と人としての
お付き合いがしたいし、
実は
教えてる訳じゃないからです。
わたしは基本的に
アシストはしても
アドバイスはなるべくしないように
…と思っています
何故なら
どんなに幼くても、
決定権はいつも本人であるべき
だと思っているから。
絵の描き方は教えず、
使い方だけを伝えます。
少しずつ色数を増やすやり方は
教えるのでは無くて
自分で発見したり
気が付く機会を増やします
子どもたちの方から逆に
私の知らないことを
教えて貰えることも多くて、
筆を振ってできる水玉や、
水を溢して生まれる
マーブル模様や滲み、
手型を沢山押して出来る
動物や植物や感情表現
遊びの中の
無限の広がりを
共に喜び合う♪
何しても良き!
な、空間が
ARTの中にはある
と思っていて、
子どもたちの中にある
無限の可能性が
お絵描き遊びの中で見つかる♡
そんな風に
感じているからです!
子どもたちが楽しみながら
主体的で能動的に動くことに
喜びを見出してくれたのなら↑
おうちの方々にも
それが伝わって行くんだと
思います。
どうしても危険が伴うときなどは
指示することもありますが
(手の洗い方などは細かいです)
あくまでも
やり方を覚えるまでの間で
それが出来るようになったら
次は自分でやって貰って
子どもたちだけで創り上げる
それが癖付いてくれば
自然とおうちでも
自主的に動くことが
出来るようになるかもしれない↑
って思ってまして。
そういう姿勢で
現場に入る様になってから
「Mayumiさん、今日ね…」
と、
子どもたちが主体的に
お話をしてくれることが増えたし、
お手紙を貰う機会が増えたり、
何より私自身が
より仕事を好きになりました♪
・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚
考える時間を与える訓練
私は実は
とーーーっても
せっかちなので、
ついつい
「で、結論は?」
と、
言ってしまいがち…(汗)。
でしたが、
お絵描き遊びを通じて
ホントはコレが
実に勿体ないことを知りました。
答えは一つである必要は無く、
ある程度の軸があるのならば
型にはまる必要もなくて。
それは
身体のニュートラルポジションと
似ている気がします。
求めるべきは
1つの答えではなくても良い!
結果的に
出来上がったときに
どんな感情が湧き上がってくるか
の方が
ずーっと大事だなぁ〜って
思うことも多いし。
何より
偏った自分の思考を
ニュートラルポジションに
戻してあげるキッカケになる!
更に↑
自分が思っている以上に
面白い答えが
出て来ることもある↑♪
更には!
いくつかの考えが合わさって
より
素敵なアイデアが浮かぶことも★
考える時間を作ると
それが
あそび(余白)になって
より
クリエイティビティだと
思えるようになりました!
それは、
自分自身にも
与えることが出来る訳です♪
それって
実際やってみると
めちゃくちゃ面白いから驚きました!
・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚
自分にも指示をしない勇気
だからといって
全く何も言わずに我慢するのも
違う気がしていて
問いや思いを
1度は投げ掛けておくことも
大切な気がします
(見本を見せることとして)
ただそれを
強要や強制せず
聞くこちら側の姿勢も
思い込みも捨てる為にも
放って忘れておく
時には
何年も
掛かることもあるけれども、
信じているなら
手放せるな〜って
思ったんです!
この手放しって
相手だけではなく
自分を信頼することだなぁ〜と。
子育てを楽しいと思えるには、
心の余裕(遊び)が必要!
だったら、
先ずわたし自身にも
指示をしたり
規律や常識に縛られることなく
遊ぼ♪って♡
そうして笑顔で居たら
素敵な子どもたちや
おとなの人たちが
ザクザク集まって来て
めちゃくちゃ楽しいやないか〜い!
ってなって来ましたし、
「先駆者のエビデンスは後付け」
って事業家の友人のことばを胸に↑
ホントはめちゃくちゃ怖いけど、
もう走り出そうって決めたから
やっちゃう訳です♪
自分にも
思い込みっていう指示はせず、
「素敵な勘違い」
をしながら
楽しんで行こうと思います♪
今日も読んでくださり
Mahalo nui loa♡
・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚
感謝を込めて♪
noteから
ALOHA DESINGさんに
オファー頂きまして、
Stay Saltyという
web magazineにて
というタイトルで
書かせて頂きました♪
読んで頂けると
嬉しいです★
木下さん、
有難うございます♪
・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚・*:..。o○☼*゚
お知らせ
既存の定期のご家庭が
集団保育に進学される為、
(3歳以上児には集団保育を勧めてます)
週1〜2件になりますが、
3歳未満児さんの
定期シッティング募集中です♪
(木曜日は長期休暇も朝早くから入れます!)
シッティングのお問い合わせ先は
↑コチラにお願い致します。
更に!
2021年4月から
日曜日の午前中
未就学児と小学生向け
描画遊び教室を
月4回で行っています♪
募集は8名(兄弟なら5組)程度で
行おうかと思って居ます。
時間は9時半〜10時半までの
1時間程度
場所は
大分市にある
大道6丁目公民館です!
6,000円/1ヶ月(材料、画材費別途)
(1回1,500円)で
考えてます♪
材料は基本的に
100円均一でと思って居て、
絵具は5色のみしか
使いません!
準備物も
最小限で!と思って居ます。
問い合わせは
↑こちらから
よろしくお願いします(*˘︶˘*)