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イヤイヤ期の子どもたち

イヤイヤ期って何?

2歳前後で起きることが多い、
何を言われても
「イヤ!」と返事されてしまう
何を言っても

「イヤ!イヤ!」

で、

挙げ句の果てには
ショッピング中に
人前で大泣きされたりして

おうちの方としては
どうして良いか
わからなくなるし

周りからの冷たい視線や、

近しい方の
「そんなに泣かせるなよ」
に傷ついたりもしますよね?

どうしてそんな時期があるのか?

わたしなりの
この時期の子どもたちとの接し方を
紐解いて行こうと思います

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「イヤ!」と言ってみる時期

2歳前後は
言語の発達が
活発になります

単語が少しずつ出始め
早い子は2語文〜3語文が
出てくることもあります

名詞だけで無く
動詞も少しずつ学んで行きます

その中で

ついに子どもたちは
知ってしまうのです!

「イヤ!」

という単語を!

おうちの方は優しく語りかけます

どうしたのかな?
嬉しいのかな?
イヤなのかな?

以前ココに
書いたかも知れませんが

子どもたちは
「快」か「不快」か
に正直に生きています

つまり

「イヤ」という単語が
「不快」を表す言葉なのかどうか
最初は使ってみようとする訳です

そして子どもたちは
「イヤ!」という言葉が
「不快」を表すことを学ぶと

全ての「不快」を
「イヤ!」
という短い単語で表現し始めます

そしてこの「イヤ!」が
何処まで通じるものなのか

実際の経験から
学んで行くのです

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子どもたちのいまの気持ち

言語の発達には
子どもでも、おとなでも順番があり、

インプット→アウトプット

この順番は変わりません

つまり、
「イヤイヤ期」を例えるなら

言語の解らない
海外で暮らし始めて
1ヶ月くらいの感じ

そうお伝えしています

現地で暮らし始めて1ヶ月

何となく生活の様子から
相手の言っていることは
解るようになって来たけれど

未だ、
何と伝えて良いのか
言葉が出て来ない

とりあえず「不快」なことは
NO!とだけ言って
伝えてみよう

この状況が
イヤイヤ期の子どもたちの
心の状態なのです

ましてや伝える相手は
一番解って欲しい
大切なおうちの方々なのですから

なんとしてでも
伝えようと
必死になります

なので
「イヤ」つまり「NO」は
いっそう激しくなってしまうのです

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イヤの効力を学ぶ

そうして

「イヤ」=「不快」

と学んでしまった
子どもたちは

次の段階では
「イヤ」が
何処まで通用するのかを
試しはじめます

とにかく
「不快」=「イヤ」
なのですから、

少しでも
「不快」に感じたことは
全て「イヤ!」と言ってみます

ここでおうちの方に
気が付いて頂きたいのは

「イヤ」=「不快」
なだけで、
「イヤ」=「否定」ではない

という事実です

ここが日本語の表現が
多彩で複雑であるところ
でもあると思うのですが、

「イヤ」という表現は
元が「嫌」という
ことばから出来て来たこともあり

ついつい
否定されてしまったと
取りがちになります

ですが、

イヤイヤ期の子どもたちは
言語獲得の
途中段階なので

まだその
「不快」と「否定」の区別は
付いていません

だからこそ

この「イヤ」という言葉が
どういう状況を
伝えるものなのかを

確かめて行く必要があるのです

なので
対応する大人は
その状況を
見極める必要があります

それが出来れば
その後の
噛みつき問題の回避にも
繋がって行くように思います

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表現の違いを伝えるチャンス

この時期に
どれだけ
おとなが寄り添えたかで

その子どもの
自己肯定感や関係性が
変わって行くように
わたしは感じています

先ず
「不快」の「イヤ」なのであれば
その前の状況を確認します

大抵の場合
その理由はその場にあります

目に見えて無ければ
オムツの状況を確認したり

さっきまで何をしていたか?
を考えると解ったりします

ドアを自分で開けてみたかった
とか

オムツが濡れて居た
とか

目に見える現象が多いです

なので、
その部分を改善出来れば
解決します。

一方、
「否定」の「イヤ」であれば
こんくらべが始まります

AではなくてBが良かった場合
Aのものを投げたり
その場に捨てようとしたりします

「これは欲しくない」
とは未だ言えないので
行動で示すしかないのです

そこを理解しながら
可能であるのであれば
最初から選択肢を与えます

同じものを2つ渡し、
「コレかコレなら渡せるけど、
 どっちが良い?」
と聞きます

大抵子どもは
どちらかを選びますし

そこには
「自分で選択した」=「自己責任」
が伴いますので

子どもたちも
自分で決めたことによる
自信に繋がります

それでも賢い子は
どっちもイヤ!Cが良い!
という場合があります。

どうしても
叶えられない場合

必ず理由を伝え
決して
妥協しない姿勢を取ります

ここで初めて子どもたちは
我慢を
学ぶことになるのです

ちゃんと理由がある訳で
いつも否定している
訳ではないのだからこそ

信頼関係は深まります

いつも
恐怖を与えたりしない人が言うから
この効力は有効になると思います

だからこそ
日頃のこまめな
温かい言葉掛けを大切にしよう

そう心掛けているのです

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相談窓口とレスパイトケア

私が子どもの頃は
団塊ジュニア世代なので
周りに子どもが沢山居ましたし

専業主婦の方も多かったのですが

今は圧倒的に
お仕事をされてる
おうちの方々が多いですし

子どもの絶対数も
減っています

安全に遊べる場所も
少数派ゆえに
段々と少なくはなって居ますが

保育士不足という事態

おうちの方の居場所が
どんどん無くなりつつあります

が、
自治体には
相談窓口もありますし

わたしのように
ベビーシッターも居ます

切羽詰まる前に
相談したり
預けてお休みを作ることに
罪の意識を感じる必要は
全くありません

迷ったら
近くの保育園でも
話を聞いてくれたりもします

保育士も
子育てに熱心な方に対しては
好感度も高くなりますので

相談されたら
嬉しいと思います

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「レスパイトケア」って
ことばがあるのですが、

おうちの方々も
思い詰める必要はなく

偶にはお子さんを預けて
お出掛けしたり
お休みすることで

よりお子さんが
可愛らしく見えることも
あると思います

ですから、
適度にお休みしたって
良いと思います

保健所の保健師さんたちも
育児相談に乗ってくださいますし

悩んだら
休みかたの相談にも
乗ってくれると思います

ひとりで思い悩む前に
是非利用を検討して欲しいなと
思います

今回はイヤイヤ期について
わたしなりの考察と対応を
書き出してみましたが

これが少しでも
誰かの参考にでもなったのなら
とっても嬉しいです!

Mahalo nui loa♡





「日本にクリエイターを増やしたい!!」 ★保育士しながら認定心理士資格取得★ パート→非正規→正規(無認可)→正規(認可) →フリーランス保育士・児童指導員 保育士時代に学んだ心理学を 子育てや保育、描画コンテンツに 生かし実践! 主体的で能動的な日本人を増やし続けてます♪