はじめての〇〇! フォトスタイリング編
このコラムは、僕の初体験を文字と絵で説明し、皆さまの初体験ハードルを下げようという企画。今回は初めてフォトスタイリング教室に行った話。
僕はデザイン会社のディレクターで、一眼レフは普通に使える程度。仕事でも撮影(指示)は多いので、一度しっかり学んでみようと申し込んだ。
フォトスタイリングは総合デザイン
スタイリングされた写真は自然に見えるが、それは「自然を装った、作り込んだデザイン」だった。実物よりも綺麗に、カメラに収める。写真に写るすべてが重要。色、テイスト、構図、質感、流行、光、アングル……。細かいことを書くと怒られてしまうが、スタイリングにはコツがある。
主役と名脇役
まずは写真の中の主役を決める。ここにどんな「主役を目立たせる名脇役」を配置できるかが、スタイリストの腕の見せ所。
友だちをつくる
座学のあとに実践があった。小物を組み合わせて、自分なりに配置をする。う〜ん、案外、全然できない! モノトーンのキャンドルやカトラリーを組み合わせて、クリスマスのテーブル風…?と試行錯誤して時間切れ。
講評になり先生が組み直すと……、マジか!こんな簡単に、、!!画面はシンプルになったのに、情報量が増えている。おそるべし。。小物同士の関連性を見つける=友だちをつくることで、写真からストーリー性を感じられるようになったのだ。
上達するには
スタイリングのコツを知り、美しいものをたくさん見て、表現し続けることが大切。美しいものを見て感動したときに、なぜ感動したのか?を追求すること。好きなものをずーっと見ていることで、仕組みがわかってくる。そして、いっぱい失敗すること。失敗を「こうすると上手くいかないという貯金」にしてしまう。
「スタイリングは、オリジナリティーの追求にこそ意味がある。だから、他の人と比べない!互いに褒めあうことで、相乗効果が生まれる。」先生の言葉に感動。
初めての方は、スマホでも試してみてね。
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今回体験した講座
日本フォトスタイリングアソシエイション
「フォトスタイリスト2級 ベーシック認定講座」
https://photostyling.jp/