リズムを決定づけるもの・後編
皆様ご機嫌いかが?
前回はリズムを決定づける3つの要素についてお話ししました。
https://note.com/0822709/n/nbccfce4b0d26
今日は最後の一つ「精神的要素」についてです。
リズムは常に心に揺らされています。
例えば緊張している時、そわそわ落ち着かなくなりますよね?
心臓の鼓動が速くなる「身体的要素」に加えて
「やってやるぞ!」
なのか
「大丈夫かなー?」
なのか心境の変化からも落ち着かなくなります。
これが精神的要素の一つです。
他にも不安を抱えていたり、臆病になっているとのびのびとしたリズムは刻めません。
以前に僕も先輩バンドメンバーに色々と言われすぎて、イップスに近い症状になったことがありました。
様子を伺いながらリズムを出すと、ふとしたことでビクッ!と止まってしまったりぎこちなくなってしまいました。
正解のない芸術の世界で、これだけはハッキリ言い切れます。
素晴らしいミュージシャンは”堂々としてるか吹っ切れて”います。
気にしないポジティヴシンキングな性格の人もいれば
絶対的な自信を得るために途方もない道を歩んできた人もいます。
僕は楽器の練習に関しては
「失敗を恐れず、思い切り間違える」
のが大事だと思います。
練習だから。やりながら軌道修正すればいいじゃない。
あとは誰かに聴いてもらう時は
「失敗を恐れず、吹っ切る」
ことが大事だと考えています。
この"吹っ切る"のために本番まで練習をします。。
好きなら思い切りやった方がいい。
未熟な自分も愛して可能性を信じてあげないと、できるものもできません。
僕のレッスンはマンツーマンが多いので緊張される方もいます。
でも僕の側からすると、楽しそうに叩いていただけるのが一番嬉しい。
間違っててもできなくてもいい。
どこまでもお付き合いしますよ、と。
大丈夫なんです。
もちろん本番はミスはしない方がいいけど笑
たぶん大丈夫なんです。
気を大きくもってください。
ちょっとお調子者くらいがちょうどいい。
次回はまた動画と一緒にお届けできたらと思います。
神田直樹アメブロ
https://ameblo.jp/naokikanda/