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予防とケアができる施設を作りたいと思ったわたしのきっかけ
初めまして!
『将来は予防とケアができる看護施設を北海道につくりたい!!』
という想いをひっそりと抱いている看護師のsakiと申します。
”わたしがどうしてこんな夢を思い描くようになったのか??”
について初めての投稿ではお伝えしていこうと思います。
とっても長いのでご興味のある方は読み進めていただけたらと思います(笑)
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今のライフスタイルを選んだのには2つ大きな理由があります。
1つ目は、結婚してからパートナーとの生活がうまくいかなくなったことが きっかけでした。
お互いに原因はあったのですが、当時のわたしは自分が悪いというよりは相手が悪いと思ってたくさんパートナーを責めたり追い詰めてしまいました。
結婚したばかりなのになんでこんなことになるんだ…と、ネガティブな感情でいっぱいな状態になり、どんどん状況は悪くなって全くコミュニケーションが取れなくなる…。
色んな人に相談したり、アドバイスもたくさんいただきました。だけど、なかなか自分が納得する答えにはたどり着けませんでした。
お話を聞いてくれて、アドバイスをしてくれた方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ずっと、同じ話をしていてもみんなほんとうに真剣に話を聞いてくれたので…。
だけど、なかなか自分自身が納得できる答えは見つからなかった。
「このままの自分じゃダメだな…。」
同じことを繰り返していても絶対に答えは見つからない。
そう思ってわたしが選んだことは
“今までの自分を全く知らない人に会いに行く”
という決断でした。
そこで、たまたま見つけたのが今もお世話になっている
“未来デザイン読書会”という場所でした。
そこには、松尾さんという主催者の方がいました。
松尾さんは一部上場の企業で働きながら、この読書会を一人で作り上げて運営されている方でした。
読書の習慣もなかったわたしがこの読書会を選んだのは
松尾さんのHPの文章を見て
“ここに行けば絶対変われる気がする”
と、直感的に感じたからです。
そこでもわたしはパートナーの話を松尾さんをはじめ、会に来ているたくさんの人に話しました。みんな真剣に話を聞いてくれました。
わたしはただ話しをしたかったし、別にこうしたら? というような具体的なアドバイスをもらったわけでもなかった。
別にこうしたら?というアドバイスが欲しかった
わけじゃなかったんだと思う。
むしろ、アドバイスなんかいらなくて
ただ、溜まっているものを吐き出したかった。
そして、アドバイスの代わりに
そこではいつもオススメの本を紹介してくれました。
わたしは、この読書会がきっかけで本当にたくさんの本を読むように なったと思う。
本から学べること、感じることがその時の自分にとっては大きな気づきとなり、自分が知りたいことを知るきっかけとなって今までの自分を振り返ることに繋がっていきました。
▶︎▶︎▶︎未来デザイン読書会でやったワークは自分の深掘りを助けてくれました
そして、その環境にいることで今まで自分が出会うはずのなかった たくさんの人に出会うことができました。
“相手が“という自分から”自分“という人間をすごく見つめ直す時間が生まれたことで、パートナーとの関係も自分目線だけではなくて相手から見てどうか??ということを以前より考えられるようになってきたように感じます。
わたしは、本当に鈍感なところがあって自分というものを 認識できていないことが本当に多い。
振り返ると、パートナーに対して
「顔から火が出るくらい恥ずかしいことを言ってしまった…(笑)。」 という気づきもたくさんあったけど、その小さな気づきの連続のなかで自分自身の言葉や行動が変化したように思います。
自分が変わることで、パートナーとの関係も変化はしました。
ただ、この過程のなかでパートナーの特性についても深く知ることになります。
その特性を知ったことで、わたしは2つ目の今の自分になるきっかけである
“自分の働き方”
について深く考えるようになりました。
今までの働き方を続けることは、自分の未来にとって
ほんとういいことなのかな??やりたいことなのかな??
っていうこと。
わたしは、学生の頃から看護師になるために勉強をして 無事病院で働く看護師になることができました。
学生時代からほんとうに人に恵まれて、たくさんの学びと経験を重ねることができました。病院の看護師として働くことになんのためらいもなかった。
看護学生3年生のときの実習で出会った一人の末期癌の患者さんとの出会いで、わたしは緩和ケアというものに興味を持ちました。
新人時代は、看護師としての基本的なスキルを身に付けたいという気持ちで脳神経外科で経験を積もうと4年間千葉県の旭中央病院で様々なことを学びました。
ここでは尊敬するプリセプターや医師に出会えたり、看護師という仕事の面白さや病院で働くことのやりがいや楽しさを強く感じることができたと思います。
とても大好きな病院だったのですが、今のパートナーとの結婚も考えて5年目になるときに東京に行くことを決めます。
東京に行くにあたって、わたしはどの病院・分野に行こうかとても 悩んでいました。
緩和ケアをやってみたいけど、まだ5年目のわたしが行く場所ではない…。
そう思っていました。
そんな悩みを抱えているときに、当時同じ病棟にいて大好きだった脳外科の医師にこの話を相談したところ一つのアドバイスと本を紹介してくれました。
「多分、君が思っているよりやりたいことのハードルって高くないよ。やりたいことがあるならまずそのやりたいことをやってみて、違うなって思ったら違う道を行ったらいいんだよ。案外行ってみたら違うなって思ったり、そしたら次はこの道を行ってみようって思うものだから。僕が学生時代に読んだ本でとてもいい本があるから読んでみたらいいいよ。」と。
その話をした後に紹介してくれた本は、山崎章郎さんの
“病院で死ぬということ”という本でした。
わたしはその本を読み、東京に行って緩和ケアの病院に行くことを決めました。
ただ、そこから東京の病院で働くなかで感じたことはその分野を極めたい…という気持ちとは違いました。
東京に来て働くなかで感じたことは、患者さんのケアをする以前に働く人たちが疲弊しきっている人が多いという現実でした。
とにかく働いている側、ケアを提供する側の体と心の疲労が強すぎる。
志を持って一生懸命働いている人が心を病んだり体を壊したり、そんな現実に遭遇することがほんとうに多かった。
自分自身、そのような環境のなかにいるうちに患者さんのケアに対して頑張ろうという気持ちが減っていくのを痛感していてずっとモヤモヤしていた。
”なんのためにわたしはここにいるんだっけ??”
一生懸命頑張る新人看護師が、業務が忙しすぎてプレッシャーに押しつぶされて病棟に来ると泣いてしまって仕事ができなくなる。
産休・育休明けのベテラン看護師さんが、業務が忙しすぎて時短なのにハードな仕事と家庭の両立ができなくて気持ちを病んでしまい仕事ができなくなる。
心を病んてしまうことで、働くことだけではなく日々の生活を過ごすことにも支障をきたしてしまう。
わたしのパートナーも同業者ではあるのですが、仕事の話を聞くたびに疲れきっているなぁ…と思うこともほんとうに多い。
そんな人たちをたくさんみてきて、もちろん患者さんのケアを直接的にすることも大事だけどそれ以前に働く人をケアすることが大切なのではないか??
そんな思いがわたしのなかで生まれてきました。
そして、その思いに気づいたタイミングでわたしはその疑問に対して今自分ができることや提供できる手段に出会いました。
それが、腸から健康をサポートすること。
腸は、心とカラダに深く影響を与える臓器です。
自分自身も腸のケアを受けたときの体感と気持ちの変化がとても大きかったことから、腸について深く学び始めてもうすぐ1年半くらいになります。
わたしは、働く人たちがもっと元気に生き生きと働ける手助けがしたいし、 そんな人たちをサポートしたいと思っています。
結果的にその人たちが元気になることで、
元気になった人たちがさらに人に素敵なサービスやケアを
提供できるようになると思うのです。
なのでわたしは今、看護師としては訪問看護師や企業の看護アドバイザーの仕事をしながら、個人で新しい事業として病気予防や健康増進のために小さなサロンを開きました。
そして、女性であればさらにキレイも手に入れられたら素敵だなぁ…と思ったからこそ健康だけではなく、キレイになるサポートもプラスして活動しています。
そして、同じように色々チャレンジしていきたい人たちの新しい働き方の モデルケースにもゆくゆくはなっていけたらいいな…って。
まだまだ思い描いたばかりで遠い未来です。
だからこそ、その過程を皆さんと共有していきたい!と思いまして この度ながーい文章を綴らせていただきました。(笑)
これからの時代、ほんとうに様々な変化があると思います。
だからこそ、働き方や生き方を今一度振り返り新しい変化に対応していくことは とても大切なことだと自分自身が強く感じています。
どんな職業や立場であっても、明日にはどうなっているかほんとにわからない。
だからこそ、自分がやりたいと思うことに嘘はつかずに誠実でありたいです。 色々なことにチャレンジしてみたらいいと思うんです。
働き方も、いくつものパターンがあっていいと思う。
わたしは色んなことをしながら生きていきたいし、いろんな方とのご縁を大事に日々ちょっとずつでも行動していけたらいいなぁ〜と思っています。
”同じような想いを抱いている方”
”なんだかモヤモヤして先に進みたいのにどうしたらいいかわからない”
そんな人たちの背中をそっと押せるような記録になれたら嬉しいです。 最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございました。
ーsakiー
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