遠い過去の記憶が一枚一枚と剥がれ落ちて行く
はじまりのひとひら
あの時のあの一枚の絵
あの日に出逢いし人が、場所が、それからの織りなすストーリーが余りに劇的に展開し、正に遊園地の如し地球の今までを感じて眺める
たまたま?いや必然的にそうであるが如くその力は備わりてその力に自分自身が翻弄され続けて来た
その自ら全てを否定し続けて来た今までが更なる修羅を歩み、阿修羅の如く己れを悪者、忌まわしき存在と蔑み生きたのかも知れない
世界に風穴が開き始めその穴からわたしがその暗闇のジメジメし閉ざされた意識の中に居るのを確かに認識した
そしてその暗闇の部屋に扉が姿を表し始めた
ゆっくりと扉が現れ出しもしかしたらそれは、始めからあったのかも知れないその扉の外側に意識は動き出した
その扉にはそう鍵は無かったのだ
ずっと開かないものとした自らの選択があったのだと、今ゆっくり気付き始め、牢獄の中己れの罪穢れに鎖りを巻き、いばらとし身動きすら出来ぬと思い込みひたすらじっと待つだけの刻をどれほどわたしは過ごして来たのだろうか
様々な人間がわたしを訪ねては逃げる様に去って行った
まだその時では無い
己れの心さえ赦さず生きた長い年月
常にわたしを見張り周りから遠ざけ暗闇へと葬りし者たちを裏切り者と
そう、裏切る者達として心を閉ざしひっそりと居たのだ
全てから閉ざし目を開く事を辞めた
諦めた其の歳月を眺めて居る
時は来たのだろうそろりそろりと
ゆっくりと扉が開かれ、それを皮だと思いし己れの魂の一部がわたしと重なり合わさり、今ゆっくりと外にと動き出した
始まるのだ待ちに待ち続けたこの時を、、
ある時ふと光が漏れ思わず外に飛び出そうとする我が魂があった
何故まだ外に未練があるのやも
わからぬまま光りが漏れた外側
そこに、果たして飛び出して己れをそのまま表しでもよかろうか
不安は僅かながらまだ湧いているようだ
やがて、少しその扉を覗き見てその外の光りに心が踊り、飛び出したくなるその己れの心を知った
外に在るものが呼んでいる
何かが呼んでおると感じ
私の外側の意識だけを外に出してみた
その外側のわたしの皮は、何かを探し始めた
この世界で唯一の全てを持つ者を探す旅に出たのだ
やがてその皮は人となりて番いを見つけた
人間界での契りを交わした
その番いが更なる人としての人産みを体験し、生死を分ける波乱をこれでもかと転がされ、死に損のうては、生かされるを繰り返した
その皮が人としての体験、経験を染み込ませ、更なる地球の変化と共にその全てがそれ全てが見守り、愛、我が魂を護りし者たちの命懸けの閉ざしだと、、、知ったのだ
何故かひっそりと
何故か、存在をひたすら隠して
摘み穢れ等あろう事かと
我が身を叩き諌め咎めて来たが
どうやらそれは
囚われるように
捕らわれぬようにと
息を潜め生き続けて来た我とは
我とは何ぞ?
1カ月前に無意識のうちに書いたもの也て、、🙏
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