【買物の楽しさを伝えるためには】
あなたは最近、楽しい買物しましたか?
自分が買物を楽しんでいなければ
お客様に楽しい買物の空間やサービスを
提供することはできません。
最近はリモートが多くなり
家を出なくなり、
出かける機会が減り
人と会うことも減ってきました。
それは、オシャレをする機会が減ったということ。
自分に置き換えて考えてみても
少ない出勤時に合わせて買う洋服は
オフィス用で、必要に迫られて
買っているものばかり。
実は先日、初対面の方とお会いする機会があり
焦ったのが、「着ていく服がない」
ということ。
オフィス用の服ばかり買っていたから
どれを着ても普通すぎてつまらない。
なんの個性もなく、
自分の気持ちが上がるものもない。
ああ、最近
ワクワクする買物をしていないな。
そうやって私は気がつきました。
早速、化粧品を買いに百貨店へ。
アイシャドウは無くても生きていけるし
今すぐ必要か?と言われると
別に必要はない。
でも、色んなブランドが出している新色のパレットは
見ているだけで気持ちが上がる。
自分の目元がどんなふうに変わるのか
あれこれ想像しながら色を選ぶ
ひと際美しい店員さんに声をかけ
説明を聞くと、
その店員さんは一緒に私がどうしたら
綺麗になれるかを考えてくれる。
実際に見ているだけではわからないことや
綺麗な付け方も教えてくれる。
肌に乗せると、見ているより似合うかどうかもわかる。
当たり前だけど
この感じ。そう、この臨場感が
買物の醍醐味。
見ているより体験する。
それが想像力と創造力を掻き立てる。
買物って女の子(敢えて子をつける!)
に生まれて良かったと思える瞬間が味わえる
素晴らしいエンターテインメント
だとおもうのです。
経営者の方で
服装を考える時間を省くために
●●のTシャツと○○のパンツ
と決めて、何枚も同じものを持っている人もいるけど
そのブランディングの仕方を
もし自分がやったら
想像力と創造力が落ちていく気がしてしまう。
常に新しい刺激を自分の中に取り込む事で
新しい発想が生まれ、
気持ちもワクワクする。
その体験が、お店づくりの仕事にも
生きていると感じています。
おしゃれじゃない人に、
この服が素敵だよ。
と言われても全く説得力がないのと同じで
ワクワクする体験を普段からしていない人が
ワクワクする空間やサービスを
提供するのはとても難しいと思うのです。
あなたもぜひ、
自分がワクワクする楽しい買物を
体験してみてください。
忘れていた何かに
きっと気付けるはずです。
今、多くの人が買物に求めているのは
楽しさ、ワクワクであって、
決してモノを買いに来ているのではないのです。
ワクワク、楽しんでいるお客様の顔を
思い浮かべながら
お店の空間を演出する。
サービスを考える。
売るためではなく
ワクワクしてもらうため。
今は売上を作るのが厳しいかもしれないけど
こういうことを地道にやっていくことで
お客様が街に戻ってきたとき
本当に支持されるお店になれるんです。
一緒にお店作り
頑張りましょ。
今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました。
田島恭子
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