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インターハイの中止を受けて何を感じたか

今日、全国高校体育大会が史上初の中止となる発表を耳にした。

コロナの感染拡大の防止と、練習不足による怪我の恐れを考慮した判断だと偉い人は言っていた。


誰のせいでもないし、どうにかできるものではないことはわかっている。
でも、だからこそ、この感情をどこにぶつけたらいいのか分からなくなる。



別に私は現役の高校生ではない。
でも、4年前には今の高校3年生みたいにインターハイに出るために毎日もがいていた。

結果的に、私の代はインターハイの切符は手にすることはできなかった。
でも、最後の試合に負けたことで、


・うまくいかないときに人間は創られる
・1年間結果を出せなかったのは上級生が根っこで繋がっていなかったから
・困難を乗り越える力の大切さ
・スキルよりも大切なものがある
・人の繋がりが人生を充実させる



などなど、スポーツを超えて人間としての生き方や考え方に気づかせてくれた試合だった。


今でもあの空気感とか
感情が溢れ出る感じとか
先生が最後を振り絞って全てをこの瞬間に残そうとしている姿とか
負けが決まってる中で大切なものに気づく感覚とか
試合が終わって頭下げながら3年生の親の全員を握手をする先生の姿とか
その日の全試合が終わって自分たちだけが残った体育館の空気とか
そこで最後の全体練習をしたこととか
申し訳なさと後悔でいっぱいになった感情とか

なんかそういうその日のその一瞬にしか味わえない感覚にたくさん出会ってて
これって多分一生忘れないものだなっていうのを
心の底から感じている。


インターハイの大切さって、試合結果だけではなく
そういう節目の中で、人生を生きる上での何か大切なことに気づく瞬間でもあると私は思う。



それが、今年はない、と考えると、何も言えなくなる
同情もできないし、だからといって何かしてあげることも多分自分はしないし

ただ、何年後かに
今年のインターハイが経験できなかった子に出会ったときに
何かを伝えたりとか共有することで、お互いの人生に深みができたらいいなと。




それが「人の繋がりが人生を豊かにする」ことなんじゃないかな。






ここまでインターハイのことについてだったけど、
実際問題、大学のリーグ戦の開催も怪しくなっているわけで。

人ゴトにはできない状況が目の前に迫っている感じがあって
もしそうなったときに、自分は何を残せるのか
何を未来につなげることができるのか。




素直に自分の感情を表に出してみました。

ただの自分一人の感情ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。


少しでも皆さんにとって大切なことが残りますように。

今は大変な時期ですが、頑張りましょう!




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