ビデオスイッチャーで迷ってる話
ビデオスイッチャーを買おうと思って早1年、カンファレンスの配信で使うという具体的な利用用途が出てきて、ようやく2つまで絞ったものの最後の一押しが決められない。
迷っているのは次の2つ
Roland V-8HD(¥209,000)
ATEM Mini Extream(¥160,800)
だいたいこういうものって高いほうが高機能で「じゃあそっち」となることが多いが実はこの2つはそうではなく、一長一短がそれぞれにある。
Roland V-8HDのいいところとイマイチなところ
いいところ
映像もAUXが出せる(配信をしながら現地のプロジェクタに投影する映像も出せる)
iPadとUSBで繋げばiPadもコントロールパネルとして使える
金属ボディで強そう
イマイチなところ
これ単体で配信ができない(キャプチャーなどでPCやWeb Presenterに突っ込んでIPに変換してやる必要がある)
重ねられるレイヤーがATEM Mini Extreamに比べて1つ少ない
メディアも8入力あるうちの1入力としてとられる
ATEM Mini Extreamのいいところとイマイチなところ
いいところ
小さい&軽い1.2kg(V-8HDは2kg)
これ単体にイーサーネットポートが付いておりRMTPサーバーへそのまま送れる
メディアは単体でメディアプレーヤーに割り振れられる(同時に最大2枚)
イマイチなところ
音声の入力が3.5mmジャックで心もとない
OUTが少なく、2系統 PVWかPGMのみでAUXがない
BMDのカメラコントロールボタンがいらん(BMDのカメラ使ってる人は重宝するんでしょうね)
ボタンのレイアウトが悪い(FTBボタンそこにおくなよ・・・)
iPadアプリはあるが、サードパーティ製かつ、ネットワークを構築しないと接続できない(ハブとかAPが必要)
僕が考えた最強のビデオスイッチャー
金属ボディと軽さはトレードオフなので重さはしょうがないとして、V-8HDに次のような機能が付けばもうV-8HDを買うのだが・・・
スイッチャー単体でRMTPサーバーに送る機能
メディアプレーヤーの分離
レイヤー+1(あれば尚良)
ちなみにRoland V-160HDだとレイヤーが1つ増えているが実売価格¥700,000、4kgなのでOut of Scope。
こうやって書き出して見ると、まぁV-8HDかなと思ったりもする。