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サウジアラビア・ジェッダの菓子店デザイン_1
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(2024.07.30記)
奥さんが始めてミーティングした時の議事録見返してみると、
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2023年1月26日
イギリス在住インド系の方
とてもパッションを感じました。
最初の店はジェダ。
まだ物件は決めていない。いくつか土地の候補はあるがフレキシブルに決めたい。
2店目はリアド
3店目はロンドン!
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て書いてある。
何だか面白そうだけど雲を掴むような話で、この時はまだそこまで現実的には考えて無かったのですが、とにかく声掛けてくれてるから話を聞いていこうと、その後どんなブランドにしていきたいのかミーティングを重ねました。
ジェッダ着いて以来、寝てる以外はほとんどクライアントや関係者に会ってました。
外は昼間40度、夜でも35度下回らない上にものすごい高湿で、しかも現地の方のスタンダードなのかミーティングは毎夜晩御飯時から23時位まであって時差ボケなのか何なのか心身共にふわふわしたまま最後まで過ぎました。
日曜は昼から観光に連れてってくれる予定で、それまでは部屋で休憩と思ってたのだけど、ふと良さそうなアイディアが浮かんで来たので、待ち合わせまでの時間、絵にしてみようかなとムクリと起き上がってデザインを始めました。
これ以上無いくらい大切にもてなしてもらい期待もしてくれてるだろうし、そして飛び交う英会話は追い掛けるのに必死で会話の中で自分の力を発揮するのは難しくて、役に立ててるんだか申し訳無いような時間も過ごしてたので、期待に応える動き早く見せたい気持ちもあって、とにかくアイディアを絵にしてみました。
クライアントに見せると凄く喜んでくれて、これは投資家も気に入るはずだから彼にもプレゼンしようとなり、観光を終えた日曜23時、投資家にもプレゼンをしました。(ほんの2時間で作ったぽっと出のアイディアでラフな絵1枚と言う程度の、もちろんまだそんな大層なものでは無いですが)
投資家も凄く喜んでくれて、この方向でいこう!って言ってくれて、凄く嬉しかったです。
ようやく自分の本分でわざわざサウジアラビアまで呼んでもらえてる事に応えられた様な、スタートラインに立てたような安堵と興奮を感じました。
僕らの仕事は長丁場なので期待膨らむスタートがあっても最後まで余談全く許さないことは良く知っています。
この大切な機会をどうか最後まで無事に辿り着けるように働こうと思いながら、とりあえず超絶長旅で今から沖縄に帰ります。