「意識高い系」ってやつ
「実力がないくせに、歯の浮くようなことを言いやがって」という表現の変化球なのだが、それを発した人間がまるで常識人であるかのように、その意見がマジョリティのものであるかのように思わせることが出来る。特に、外国語系の話をすると、言われがちである。
しかし、この表現は諸刃の剣なのだ。
その理由として、「この人は自分の居ないところで悪口を言っていて、それに同調する仲間が居るんだな」と相手にわからせてしまうということが挙げられる。
さらに、その言葉を発した人が、日常からひとを(妬んで)悪く言っていることや、それを周りに注意する人間が居ないこともわかってしまう。
そして何より、自分のことかどうかはさておいて、その言葉を聞いた人は決していい気持ちにはならないだろう。
一時のスッキリしたい感情のために、未来に制限をかけてしまうことは、非常にもったいないことだと思う。