世間は狭い

昨日、働いてる飲食店に若い男女のお客さんが来ました。入ってきて顔を見た瞬間、僕は高校の後輩だと思い声を掛けようとしました。

ただ…相手のリアクションが全然知らない感じだったので、とりあえず他のお客さんと同じように対応しました。

注文を取ったり配膳をしたり、関わる機会はあるものの、相変わらずリアクションがないまま。でも…ドッペルゲンガー並に似てる。声も同じ。

確信が欲しかったので、他の後輩に連絡を取り確認すると、たぶん沖縄にいるはずだから札幌にいる可能性は低いと。

結局確信が得られないままお会計になり、外まで見送りに出る際に我慢できずに

「ご兄弟いらっしゃいますか？」
「野球やってらっしゃいますか？」
「ひょっとして名字は◯◯ですか？」

と聞きました。結論から言うと、後輩のお兄さんでした。北海道内でも離れた場所に住んでらして、僕の存在も全く知らずにたまたま来たらしいです。

その方は何度か似たような経験があるらしく慣れた様子でしたが、僕はとても驚き、どこか嬉しく、久々に後輩にも会いたくなる、なんとも不思議な経験でした。