東大受験記1 口だけで全く頑張らない編
3月15日に某T塾の無料相談に出向いた僕は
大方の参考書をAmazonで取り揃え、机に向かっていた。また東大志望の受験生がどれほど勉強しているか
分からないので、study plus 以後スタプラと呼ぶ をダウンロードし
東大受験生を5~6人フォローした。
そんなわけで勉強を始めた僕だったが、
スタディプラスをやって
気づいたことがある。それは東大志望のなかにも、ライト層とガチ勢が存在し
ガチ勢の頑張り様が凄まじすぎるということだ。
そんなガチ勢に分類される方の勉強時間は毎日11時間を超えていた。
かという自分は圧倒的ライト層で一日の勉強時間は5時間程度で集中力もまちまちだった。そんなどうにも全力を出し切れない状態を継続しながら
あっという間に春休みは終わってしまった。
記念すべき初登校日を遅刻で迎え、ぎこちない自己紹介を何人かにしながら
一日を過ごした。ご機嫌ななめだ、この頃の僕は第一志望に落ちておきながら、この環境に自分がいることを認められずにいた。
1ヶ月も経つと友達が出来ていた。
入学してから最初に撮った集合写真に
映る女子を見て、その女子の偏見を言って
誰のことを言っているか当てるゲームをして
盛り上がり、もさいメガネの奴と友達になった。
なかなかお互いに性格が悪いように思える。
次からここに書く時にはYと呼ぶことにする。
また、自称進学校御用達のスタディサポート
をやった。
マーク式の模試もどき、10位ぐらいを取ってやろうと意気込んでいた。
結果は1ヶ月経ったぐらいに返ってきた。
33位特進科の人数が111人のため悪くは無いが
想像したより悪かった。
この高校のボリュームゾーンは地方国公立
からMARCHぐらい、旧帝以上に行けるのは
10人前後去年の東大合格者は1名だ。
GTZととかいうくだらない指標もA2
こんなんで東大志望なのは恥ずかしい、
Yは38だった。周りの人間5人の平均が自分の実力というのはほんとうなのかもしれない
他の友達も似たようなものだった。
3ヶ月も経つ頃にはもう最初の定期テストだった。
うちの高校は指定校推薦が使えない、
また僕にはAO入試など評定を少しでも使う入試
を利用したくないという謎のプライドがあった。
高校入試の評定という制度に持っていた
不満に対する静かな抵抗だ。
そんなわけで、授業中は内職に励み、提出物は
一切出さず、定期テストも受験に使わないであろう
物理、地理は一切勉強しなかった。
うちの高校は、素点のみの成績を公開せず
評定を算出する際用いる評点で序列をつけていた。
その結果僕の結果は100位前後となり
クラスでは成績下位四天王として笑いものにされてしまった。
だがこの時の僕はまだ呑気だった、実力は模試で出してやろう
と考えていたからだ。しかしそんな思いなんて無視し模試は僕の実力をありのままに映し出す。
さて僕はどうなってしまうのだろう
続きはまた気が向けば書くことにする。
次回 Y覚醒 僕恥さらし の2本立てでお送りします。
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