あんた何かライブ参戦記44 〜新生プラKのレンガフェス〜

あんた何か44本目のライブは
吉祥寺Planet-Kでの
「レンガフェス」でした!

2023年の大晦日に開催された
新生「プラケー」でのこのフェス。
この一年が
自分にとって良い一年だったと振り返れない人がいたとしても

「この日のライブで逆転すればいい!」

FUNKISTの西郷さんが
言い得て妙な喩えをしていましたが
まさしく
逆転を可能にするバンドが集結。

あんた何か
Vanityyy
銀幕一楼とTIME CAFE
FUNKIST
THE GOD LIKE CHORD
ALLiCA
ロンドンタナカ
サナダヒデトバンド

逆転の逆転の逆転で
もう何が何だか分からなくなってきそうなくらい、攻撃型布陣の集まった
「プラK」

そんな一日のトッパーを仰せつかったのが

あんた何か】です‼︎‼︎

「あんた」にとっては
2023年の締めくくりでもあり
周年ライブを終えて
二年目一発目のライブでもあり。
そして
初めてとなるPlanet-Kのステージと、
色々と重なる事のあったこの日。

記憶に新しい
周年ライブでひしひしと伝わってきた
もんてろの覚悟。
Zakuの告白からの二年目への決意。

その告白を心に刻んだもんてろ

「楽しいだけじゃない!」

その言葉の重みに押しつぶされためにも
思いの共有、信頼、絆・・・
活動の礎になる部分を
改めて二人の間で深めて臨む二年目。

平坦よりも負荷のある登り坂を敢えて選んで進んでいく!

そう決めた二人の
強い意思を宿した瞳に映ったこの日の景色。

イベント被り
好きなバンドの分散
早い開演時間の長丁場フェス

多くのハードルが重なって
フロアの半分ほどを埋めるにとどまったものの
逆を返せば
"ど頭"からこの場所を選んでくれたという事は
このフェスをとことん楽しもうという人と
「あんた何か」が目当てという
フェスでありながら「ワンマン」のような
限りなく「あんた」純度100%に近いフロア。

メンバーにとって
嬉しく
心強かったに違いない
この日の景色。

そんな景色の「嬉しさ」補足をしておくと

他現場回しを調整して
「あんた何か」だけを見て次の現場へ移動して行った
I RabBits界隈の「N氏」

この行動は
たまらなく嬉しかったし、有り難かったなぁ。

そして、
熊本、新潟、福島・・・
遠征組の面々など

そんなみんなへ
最大限の感謝の表れとして
究極のぶちかましセトリを用意した
「あんた何か」

純度100%なだけに
燃焼効率が著しく
トッパーとは思えないほどに
高温度に達した「プラK」

【レンガ】フェスと銘打つにふさわしい
熱のこもり具合で
スチームサウナの如き蒸し暑さを作り出した
あんた何か

熱波の如き灼熱ライブの模様を、いざ!

先ずはセトリから。

初でも
あんたらしく
30
パーティーナイト
alcohol ROCK
THIS IS MY LIFE
キャスト

多くの「初」が重なったこの日のトップに
持ってきたのは

【初でも】

セトリはその火のライブに臨む
もんてろとZakuの
心の縮図

もんてろが「初めて」作った曲ってのも
この日の「初づくし」に
かけられている側面。

「盛り上げるだけの歌!」

もんてろの台詞で始まるこの曲は
文字通り
初めての人でも
あんた何かを知っても知らずとも
出会ったその場、その瞬間から
一つになって楽しめるようにと
作られ楽曲。
まさしく「楽しい曲」です。

先ずは身体を動かすこと。

体があたたかくなれば
心もあたたまり
いつしか
心の扉が開きます。

この曲はサビの最後に
もう一度冒頭のセリフ
(敢えて歌詞と言わずにセリフと言ってます)
「盛り上げるだけの歌!」に合わせて
ジャンプをする場面が三回あるのですが

一度目より二度目
そして三度目と
みんなのジャンプの跳躍力がどんどん強くなっていき
心の扉の開閉具合を如実に表し
「楽しい」をだだ漏れにしていく力があります!

そんなこの日の「初でも」は
新生・プラKが天井が低いという事もあって
手が天井についてしまうのはもとより
頭まで天井に届きそうな勢いに!

「楽しい」が蔓延したフロアは早くも汗だくです!

そこへ畳み掛ける
【あんたらしく】です!

「どうだっていいんだよ」から始まるこの曲。

いきなり耳に飛び込んでくる
一見、投げやりとも取れるそのセリフが
実はとてもやさしく
感謝の意味が込められている事を
その後の歌詞が教えてくれます。

あんたらしくは
自分らしくということ。
そして、自分らしくいられるのは
「あんた」がいるから!

まさしくこの曲のように
2023年は本当に
「あんた」がいればいい!

そう心から思えた一年です。
ですからボクには逆転は必要ありません!
このまま逃げ切りです!

圧倒的な幸せを持って逃げ切りです!

本当にこんなに自分らしく
自己肯定感いっぱいで新しい年を迎えられるなんて「初めて」かもしれません。

これほどまでにまっすぐ
真摯に推せる存在のいる幸せ。

もんてろ(あんた)がいればいい!!

【30】

ジャンプ!ジャンプ!で始まるこの曲。
いや、始まるというより
終始ジャンプジャンプで
乳酸地獄に誘われるのがこの「30」です。

そしてこの日は
2023年ラストでしたから

「ウサギのように!ウサギのように!」

photo:はせがわかすみ(瞬撮仕事人)

もんてろに倣(なら)って
うさジャンプを繰り返し
いつにも増して「幸せ」という名の
乳酸が溜まったのでした。

【パーティーナイト】

まりなちゃんの刻むビートに合わせながら
もんてろが改めて
トッパーからここを選んでくれた感謝をみんなに伝えます。

どっかから回してきてくれた人へ
遠征してくれた人へ
大事な大晦日にここを選んでくれた人たちへ

そして
いつもよりさらに熱いメンバー紹介をしたのち
最後に痺れるひと言を叫ぶのです!

『そして、
吉祥寺プラネットケーのお前らぁあーっ!』

「お前」

この二人称を待っていたんです!
やはりね、
「みんな」よりも「あなた」よりも
ライブ中は【お前】の方が
ガッと魂に火がついて断然アガりますもんね!
この熱波の如き熱い言葉で
既に熱かった空間をさらに熱くなります。

またこの辺りから
現場まわし組が一人二人と
フロアに駆け込んで来て
めざとく見つけたもんてろが

「始まってんぞぉー!」と

曲に合わせながら
もんてろ流、ウェルカム挨拶を浴びせます。

「パーティーナイト」と言えば
コール&レスポンスですが、
この日はその合間に「裏話」をぶっ込んできた
もんてろ。

もんてろ自身はメンバーに先立って
9月22日に新生プラKで行われた
よっくん(ザ・マスミサイル)
ロンタナ(アラウンドザ天竺)
魁ちゃん(ALLiCA)

とのソロイベントに出演していて
その時に元相方の魁が
真新しい楽屋の壁にステージパスを貼りつけ
次回来た時に残っているかなぁ・・・。
そんな話しをしたのだと言います。

一人だけだとお叱りの矛先が自分だけになってしまうから「よっくん」師匠を巻き込んで隣によっくんのステージパスを貼ったとのこと

で、そのステージパスがこの日
どうなっていたか・・・。

「どうなっていたと思います?」

フロアに投げかけたもんてろ。

「剥がされていたと思いまーす!」と
答えるフロア。

「そう!剥がされていました。」ともんてろ。

その事実を告げた後
もんてろが「こう」続けたのです!

魁の言葉を借りるなら

『私はあなたたちの心にステージパスを貼りたいと思います!』

上手い!(フロアはうぉおおおーっ!の大歓声)

あまりにも上手く
そして
言ったそばから恥ずかしくなってしまったのか
(そーいうところがまたもんてろらしくてたまらないのです)

『是非、貼らせてく・だ・さ・い‼︎お願いしまあぁぁーす!』

照れ隠しで語気を強めた言葉を被せてきたのが
たまらなくキュートで
フロアのおじさんたちの拳がより強く握られることとなったのです。

【alcohol ROCK】

周年ワンマンで初披露された
出来立てほやほやの新曲、
いや・・・【神曲】です!

この曲は「あんた」待望の
タオル曲であり
さらに
オイ!あり
ジャンプあり
PPPH(パンパパン、ヒュー!)ありで
めちゃめちゃ楽しく酔える曲です。

そして何と言っても
Aメロ、Bメロで見せる
もんてろのフリフリダンスがね、
もう
かわいいオブかわいいで
思わず一緒にフリフリせずにはいられないのです!

もんてろだけでなく
Zakuさんもゆーみさんもフリフリしてるのが
また
たまりません!

【THIS IS MY LIFE】

7月2日の「何フェス」で【30】が初披露されてからずっとセットで演(や)られ続け
灼熱コンボを展開していたこの曲。

さしずめ
「絶」時代の
smsh+絶対零度ファンク、
インディペ+タイトロープのように
絶対的な相性を誇っていた
「THIS ISと30」
その流れを絶ったこの日のセトリ。
新たに生まれた2曲
(prayer、alcohol ROCK)の存在が
構成に幅を持たせていますし、
新たな流れが生まれてとても良かったですね!

「ウーオイ!ウーオイ!」

みんなで声を合わせながらの
全力ヘドバン、折りたたみ。

さらに「ウーオイ!ウーオイ!」で
突き上げる拳!
まさしくそれは
WE ARE "ANTANANKA"
シュプヒコール!

photo:はせがわかすみ

これが私たちの人生!

あんた何かの世界観
ここに極まれり‼︎

【キャスト】

そしてもちろんラストは「キャスト」です!

「あんた何か」宣言たる
「THIS IS MY LIFE」で昂まりに昂まってからの「キャスト」は至極!

突き上げる右手の「何」のリストバンド
背負った「何」の文字が
この上なく誇らしい!
なぜなら
最高のもんてろが目の前におり、
最高のもんてろが
「あんただって!」
「あんただって!」と
力強い瞳を注いでくれて
自己肯定感が爆上がりするのですから!

2023年を締めくくるべく
そして、二年目の第一歩を刻むべく
30分に7曲を詰め込んだ
【あんた何か】の渾身!

最高の締めくくり。
そして
2024年へ最強の力をもらった30分でした!

photo:はせがわかすみ

『もんてろばかり行ってぇ』

久しぶりのALLiCA
魁ちゃんとの物販で魁ちゃんが開口一番。

半分はもっとALLiCAに来て!で
違いないんだろうけれども、
もう半分は
それでもいいよ!
それが嬉しいよ!
(もんてろを支えてあげてね)
そんな瞳をしていた魁ちゃん。

この日は魁ちゃんのみならず
ハッサン界隈の人とも久しぶりの対面でした。
なかなかライブに行けずに申し訳ない・・・
そんな部分がいつも心にあったけれど
会った瞬間に打ち解け分かり合える世界線。

それぞれが
それぞれの場所で全力で
ガチに「濃い」推し活をしている。
そんな人たちと会話をして
「これでいいんだ!」と
さらに自己肯定してもらえました。

このバラを配っている時に帰ってしまっていたボクへ貰っておいてくれた「ガチ濃い」仲間のいる幸せ

良き仲間
良き世界線

いつだって想いは繋がっている。

そんな仲間のいるしあわせ。
そんな仲間と出会わせてくれた
もんてろをはじめ
愛すべきアーティストたちへ改めて
ありがとう!


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