あんた何か二周年ワンマン【Say your prayers】

『12月17日に2周年を迎えました
あんた何かです!』

photo by:はせがわかすみ

あんた何かのライブでの
お決まりな流れ
「THIS IS MY LIFE」「30」の
スタートナンバーを唄い上げると
とても"晴れやか"な表情で
挨拶をしたもんてろ

この一年
とにかく流れに任せて
飛ばしに飛ばした
もんてろ

形を変えた未来で
さらに
形を変えながらも
これまでに培ってきた経験
支えてくれたみんな
そのお陰で立てる3年目へのステージ

その感謝、幸せが
もんてろの内側から
やさしいオーラとなって溢れ
この日初披露した「新衣装」
より華やかに
私たちの目に映したのです!

もんてろInstagramより

12月22日 吉祥寺Planet-K

あんた何か二周年ライブ

【Say your prayers】

リアル周年日(12月17日)を避けた
開催に至ったのは
平日開催より週末に・・・
そんな思惑が働いた部分は確かにあるものの、その大半は
お世話になっている仲間たちの
ワンマンライブに被らないように・・・という
配慮から。

そしてそれは
集客を別けあう(分散する)
という懸念に基づいたものでもなく、
仲間の大切なワンマンの日に
自身のライブを被すなんて失礼!

そんな想いが強く働いたがゆえ。
(そーいう配慮、考え方が"らしい"んですよねぇ)

お世話になっている
「吉祥寺Planet-K」での開催ということもあって、当初
たくさんの人を集めて恩返ししたい!
そんな想いを強く抱いていた
もんてろ。

しかし、
チケットの売れ行きに
頭を抱えていた時期を経て
それこそ"プラケー"のゴウさんや
パンダリンダの濱田さんらと
会話する機会の中で
一番"大切なこと"が明確になると
そんな「力み」はスッと消え

来てくれた人に
とにかく楽しんでもらうだけ!

その一点にフォーカスし

『いつも通り楽しみましょう!』

『忘年会みたいな感じで』

といった言葉を添えて
周年ワンマンをスタートさせた
もんてろ

確かにフロアは
大盛況かと言われれぼ・・・な状況でしたが
決して寂しい・・・と
感じるものでもありませんでした。

むしろ、

自由に、何もかも忘れて
"清く正しくバカになって"
はしゃぐには
最適とも言える状況。

心からこの日を祝い、楽しみ
分かち合いたい!

そんな想いで集まった面々は
ほぼほぼ
顔と名前が(名前と言っても本名じゃありませんが)一致する間柄
まさしく
もんてろと共に歩んできた人ばかり!

そう、ほんと数じゃないんです!

想いの強さは
むしろ
数だけは揃った
パンパンのフロアを凌駕するものがありました

とは言え「数」

集客がバロメータである事から
目を背けるのも
それはそれで
アーティストとしては
また、違った話しですから

パンダリンダでの「前前夜祭」で
来場を呼びかけるなど
ギリギリまで「もがく」姿勢を貫いていた
もんてろ

そしてそのイベントで
集客「1」の成果を得てもいたのです!

たかが「1」かもしれません。
しかし、
その「1」こそ
計り知れない「1」

「0」では何も起こりませんが
その「1」を得たことの大きさたるや!!

しかも
その人がことさら楽しそうにしていましたからね!

まさしく計り知れない「1」になる
予感しかしません

そして
この日の一体感と言いましょうか
「あんた何か」の周年へ寄せる
想いと言いましょうか
まさしく
その想いの強さの指標たる
嬉しい出来事がありました!

それは、

【協賛の全員参加】

です!

スタフラや演出などで
かかった費用の協賛をお願いしたところ

何と!

来た人全員が快く協力してくれたのです!

全員ですよ、全員!!
(アーティスト繋がりの二名は除く)

その中には
面識がなく、さすがに協賛の声掛けは遠慮した
二名も含まれているのです!

その二人がそれぞれライブ後に

「ポストカードとステッカーを頂けませんか」

「とても楽しかったです!演出の足しにしてください!」

と声をかけてくれたのです。

これは、
たまらなく嬉しかったし
それこそ
もんてろがこの一年で
頑張ってきたことが届いた証し。

そんな二人の言葉にあった
"ポストカード"と"演出"の二点。
先ずは"ポストカード"ですが
使用したイラストは
岡山在住のライブ仲間
【おすぎ〜】さんに書いていただいたもの。

ホント、素晴らしきイラスト!


個人的に「おすぎ〜」さんの書くイラストが
本当に好きで
ALLiCAの"ダブダブ"でのワンマンの際に
「あんたのワンマンに向けて、もんちゃんのイラストなんて書いてもらったり出来ます?」と
軽〜くお伺いの"ジャブ"を
打ってみたところ

「私ももんてろファンの一人ですから喜んで!
当日参加できないから、こうした形で参加できるのが嬉しい!」と

めっちゃ心に効きまくる
"ストレート"を返してくれたのです!

そんな「おすぎ〜」さんから
完成したイラストが送られて来たのは
20日のこと。
その時のワタシの
歓喜っぷりたるや・・・もう!!
何せ、想像の一億倍ステキな出来だったんですもの!

もんてろも心から喜んでいましたし
改めてこの場を借りて
「おすぎ〜」さんのお陰!
本当にありがとうございました・・・と
言わせていただきます!

そしてもう一点の"演出"

これはワンマンだし
フロアのサプライズ的な演出で
もんてろを喜ばせたい(驚かせたい)
みんなでライブを盛り上げたい!

そんな思いを抱いていた時に
ALLiCAの「ダブダブ」でのツアファイで
対バンした【175R】のファンの人たちがやっていた
紙吹雪を桜吹雪に見立てた演出を見て

こーいうのいいじゃん!!

こーいうことをしたい!!

と、思い立ってのこと。

紙吹雪はその後の
片付けがたいへんそうに映ったから
散らからずに出来る演出は・・・と
調べていたら

「散らからないクラッカー🎉」ってのを
見つけて、

コレだ!! ・・・と。
(前ちか氏の賛同も得て)

しかも
あんた何かにはそんな演出をするに
うってつけの楽曲がありますからね!

【パーティーナイト】

ドンキやハンズでクラッカーを購入
自宅で一度試し撃ちをして
本当に散らからない事を確認
ただ、意外とショボいので
もう一段階
派手目なものを再度試打

そして何より
ハコのオッケーをもらうべく
ゴウさんに確認!

全然問題なし
全力でサポートしますの返事をいただき
レッツゴー!

周年ワンマンという"宴"だし
「くす玉ぱっかーん」なんて演出もあってもいいな!と思い
手づくりくす玉も作成。

祝の口の部分に注目してね!・・・気づきましたかw

フロアでみんなにクラッカーを配り
ただひと言
「パーティーナイト」で使いまーす!

それだけ伝えれば十分

分かり合えてるし
何より【もんてろに調教】されてきた
フロアの猛者の集まりですからね!

くす玉も
割り方だけレクチャーし
後は「くす玉役」を任せた
オーシャンに丸投げ

私の中では
くす玉を持ってフロアを練り歩いた
オーシャンが
ラスサビの良きところで
くす玉ぱっかーん!して
もんてろが「わぁ!」と歓喜する
そんなイメージでしたが

どうせなら・・・と
オーシャンがもんてろに割ってもらった方が!
と機転。
確かにその方が
断然、いい絵となりましたね!

photo by:はせがわかすみ

しかも
垂れ幕の文言を
ただ「祝 二周年」とせずに
もんてろが言いそうな言葉を選んで
【宴じゃ!】と仕込んでおいたら
まさにもんてろが
「宴しょうぜぇ〜!」と
歌始まりで叫んでいたというね!

それに歌順!

1、2曲目は「THIS IS」と「30」で決まっていますから
三曲目にやってくれたら・・・

そう思っていたので
MCで
「お祝いですからね、パーティーしようぜ」と
三曲目の歌きっかけを始めた時は

♪───O(≧∇≦)O────♪

ってなりましたよね!

クラッカー演出も大成功!

ビックリして歌詞が飛んじゃった!と
もんてろ

しかし、ナイスサプライズ!と
まさにパーティーナイトとなった演出に
大喜び!

そして
クラッカーでのお祝いに合わせて
「あなたが主役さ」の歌詞を
「私が主役さ」に変えていたの
・・・みなさん気付いてましたか!?

THIS IS MY LIFE
30
パーティーナイト
初でも
prayer
あの花
ミセス・アンチェイン(ワンダー久道、詞曲)
GAME(もんてろ作詞新曲)
alcohol ROCK
あんたなんか
キャスト
カウントダウン

フタを開けるまで
不安でしょうがなかったクラッカー演出だけど
さすがのフロアの協力もあって
大大大成功!

そんな演出効果もあり
そもそもが
この日に照準を合わせ
しっかり準備を整えステージに上がった
もんてろのパフォーマンスは
さらに
キレッキレのノリッノリに!

ワンマンならではな
普段はあまり聞けない(演らなあ)楽曲の
イントロに
「キャッ!」と歓喜の悲鳴が上がったり

・・・そう

この日は
いつものおっさんたちの野太い声に
女性陣の声が混ざって
「混声"オイ!"合唱団」が形成された
フロア
(女子率多めは嬉しいわね)

とは言え
「(序盤から)既にくせぇ〜」と
顔をしかめるほど(本当は大好物なくせに)
おっさんたちの滝汗は健在!
というか
この日はいつもの百倍増し

もんてろの満面の笑顔が
おっさんリミッターを解除!

「パーティーナイト」から「あの花」まで
一気に歌い上げると
その直後のMCで
あまりに楽しくて
置き忘れていた緊張を思い出したかのように
急にソワソワし始めた
もんてろ

それは
この日のために用意していた
新曲披露が待っていたから。

昨年の周年祭に
【prayer】と【alcohol ROCK】を発表して以来、1年ぶりの新曲

待望の新曲は
この一年の活動で見せた
変化、成長を表現するに
ドンズバ!な楽曲が用意されていたのです!

そのタイトルは

【ミセス・アンチェイン】

これまで
あんた何かの楽曲は
そのほとんどに於いて
もんてろが詞を手がけてきましたが
この「新曲」は
ワンダー久道氏の作詞作曲によって提供されたもの。

サポートでもお世話になり
「ちゃんてろもん」の名づけ親でもあり
そして何より
"もんてろガチ勢"でもある(笑)
ワンダー氏ならではな
"(もんてろを)良く分かってらっしゃる"と感じた
もんてろの心の中を代弁しているような
書き下ろし

以前から
シンパシーを感じ
ワンダーさんの描く詞が大好きだったという
もんてろ

新曲の作詞を全委任したのも
そんな想いがあったから。

そして
出来上がった歌が
まさにこれからのもんてろにとって
強い支えになるであろう
もんてろの生き方(生き様)の
レール(指針)となるような
意志の強い歌詞が綴られていたのです!

様々な経験を経たからこそ
迎合しない、自分軸!
そのものさしで生きていく
かたくなに!

求められる理想なんて
◯◯(自粛w)喰らえ!
理想は自身が求めるもの!

好かれよう・・・なんて思わない!
飾らずに
自分を全面に曝け出す!

しかし、
だからこそ
そんな自分を愛し
共に歩んでくれる人は
徹底的に大切にする!

そんなやさしさ
愛をも含んだ歌

【ミセス・アンチェイン】というタイトルも
まさに秀逸‼︎

もんてろにピッタリ!

型にはめて考える事
ステレオタイプな生き方へのアンチテーゼ

型にはめるというのは
言い換えれば「ラクに生きる」ということ

自分らしく生きるということ
実はそれが
自身に対していちばん厳しく
いちばん闘う生き方である事!

それを感じ取った時
今のワタシ自身の現在地に当てはめてみて
「ハッ」とさせられた
そんな新曲【ミセス・アンチェイン】

『育てていきましょう』

唄い終えると
そうひと言添えたもんてろ

楽曲ももちろんのこと
人として
自分自身「ガチ濃い」の看板を
掲げて応援するものとして
もっと成長しなければ!
そう思わされると共に
この曲は
あんた何かとボクらキャストの
生き方のユニゾンとなるような曲になっていく

そんな印象を受けた

【ミセス・アンチェイン】なのでした!

そして、
続けざまに新曲が
もう一曲‼︎

【GAME】

こちらは
prayer以来の
もんてろの作詞作曲によるもの

こちらも奇しくも
「ミセス・アンチェイン」と根底にあるものは
おんなじで
自分の人生(GAME)の
生き方【ルール】は自分で決める!
そして
一度決めたルールは曲げない!
貫く!

そんな意思を感じさせながら
転じて逆に
ルールに縛られがんじがらめになっては
いけない!

形を変えながらステージに立ち続けている
自身の「今」を投影しながら

柔軟に対応する気持ちの余裕も
忘れちゃならない!

そんなニュアンスが多分に含まれている
そんな自身へのメッセージたる楽曲のように
思えたのです!

そして
何より大切な「ルール」こそ
続けること!

迷い、悩み、立ち止まり
形を変えても

コンティニューさえし続ければ
「GAME OVER」は訪れない!

この【GAME】という曲は
途中で転調し
絶叫する60度の「才の雨に撃たれて」の
サビの三拍子のリズムを踏襲している構成を
見せるんだけど
その作り込みに
もんてろの「貫く魂」
そんな想いを感じた

【GAME】

そしてこの曲は
編曲にハシグチカナデリヤ氏が
絡んでいる(確認し忘れてしまった)と思われ

余談になりますが
そのハッサンと京橋アークで話した際に
「実は私の中で二曲ほど"もんち"に書き上げたい曲があって・・・てか、ほぼほぼ頭の中では出来上がってる」とですって!

さらに

「いつか、私とワンダー久道
ツインギターでサポートなんてあったりして」
・・・と
夢のような事まで仰っていたことを
添えさせていただくと共に
改めて
ハッサン、ワンダーさん
メロディーメーカー二人を仲間に持つ
もんてろを

改めて
すげぇ!
強えぇ!

そう思いながら聞いた
【ミセスアンチェイン】【GAME】の
新曲二曲だったのでした!

そんな新曲のターンが終わると
緊張から解放され
酔えや歌えやとばかりに
「alcohol ROCK」で祝杯の狼煙(のろし)を
再びぶち上げれば
この日最大級の渦となって
もんてろの眼前に
おっさんたちが狼煙を上がるのです!
(ここで言う「のろし」とはおっさんたちの汗と匂いを指しますw)

そんか"暑苦しい"の代表格たる
ワタクシは
久しぶりに【キャスト】でダイブ!

高まりに昂まった
極限でのテイクオフ
そして
支えてくれた土台の
"やさしさ"という安定感(安心感)

支えてくれた"みんな"の想いも重ねて
その高みから
もんてろへ送った熱視線!

もんてろの"微笑み返し"

これぞ心に焼きつく
忘れられない景色

そして今度は
お返しとばかりに
もんてろが飛んでくる!

世の中のどんなものよりも
美しく価値のある瞬間!

美しい!

『今年は何本ライブしたんだろう?』

ぶっ飛ばした一年の景色を
思い浮かべる、もんてろ。

※因みに今年は105本だよ

毎月のようにチャンスの場を与えてくれた
Planet-Kで周年ワンマンが出来た喜び
ファンのみんな
支えてくれるスタッフ
切磋琢磨し合う仲間

ラストの【カウントダウン】に
想いの全てを込めたもんてろ。

本当にいろんな事があった一年
楽しいだけじゃなかったよね・・・。

甘いだけじゃない
そんなほろ苦さを思い出しながら
一緒に口づさんだ
【カウントダウン】

最高な流れ
最高な締めくくり
決める時は決める!
これがもんてろ!
これぞもんてろ!

本当に色んな事があって
自分の中にまだ少し残っていた
心のノイズが
汗と共にきれいさっぱり流れた
間違いなく
これまででナンバーワンのライブ

アンコールにとっておいた
弾き語りの二曲
【僕とぼく】そして【ぬりえ】

今、目の前にある「しあわせ」

私が私らしくいられるのは
「ぼく」と共に生き
歩む道、これからの景色を「色づけ」してくれる「あなたたち」がいるから!

もんてろの表情、声からは
そんな心情が溢れ
心のコンディションと調和した
なんとも心地いいピアノの調べに
もんてろのやさしく強い
伸びやかなビブラート

この日の弾き語りも
やはり
今まででナンバーワン!

photo by:はせがわかすみ

そして
最後はやっぱり
汗をかいて終わるのが
あんた何かのライブとばかり

THIS IS MY LIFEで心を一つに!

来年以降も
今まで通り、変わらずに続けていく!
だから
特別感は持たずに臨んだという
二周年ワンマン

だからこそというか
終わってみれば
これまでのライブの中でも
何から何までもが特別に!

敢えて「オケ」で臨んだ
この周年ライブ

『来年には形が変わって「オケ」で出来るのは
今年だけかもしれない』

そんな思いとはまた別に
今年はメンバー脱退以降
「一人あんた何か」で活動を続ける中で
常に支えられてきたのが
みんなの存在

「一人なんかじゃない!(そもそも一人と感じた事がない)みんながいてくれる!
だから勇気を持ってオケで戦えた!」

そんな感謝のシルシとして
この日の周年に臨みたい!

そんな
もんてろの想いがあったから。

『来年からは
少しシフトをチェンジしながら
ペースも少しゆっくりになるかもしれない』

そんな言葉でライブをしめくくった
もんてろ

形を変えながら・・・

それはむしろ
どんなふうに形を変えていくのか
楽しみでもある2025年

不安など一切、ありません!

なぜなら
この日のもんてろの瞳に
あの頃と何にも変わらない光を見たのですから!

そして改めて感じたのです!
もんてろへの
揺るぎなき想いを!

やはり
「あんた」こそオンリーワンだと!!

2024年、あんた何か
二周年ワンマン
【Say your prayers】

大団円‼︎‼︎

素敵な表情!



本当に今年も頑張ったね!
おつかれさま、ありがとう!

来年も「ガチで濃く」いきますので
よろしくね‼︎

本当に
本当に素敵なライブでした!
楽しくて幸せであったかくて、
この日のフロア、この景色こそ
もんてろが歩んできた
もんてろが作ってきた
もんてろが大事にしてきた
カタチ
そのまんま。

さぁ、
ミセス・アンチェイン
来年もこの素晴らしきGAMEの続きを
楽しませておくれ!

photo by:はせがわかすみ

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