公認会計士試験のつらさ
はじめに
皆様こんにちは、令和6年公認会計士試験に合格したサガミハラと申します
今回は、私が感じた公認会計士試験のつらさについて
お伝えできればと思います。
この記事は、これから挑戦しようと思っている方にぜひ目を通していただきたい記事となっています。
この試験は、正直軽い気持ちで挑むもんじゃありません。
それなりの覚悟をもって臨まなければ待っているのは悲惨な結果です。
ですがこの記事を読んでもなお、挑戦する決意が揺らがないのであれば
挑戦してみてもいいのではないでしょうか。
精神的なつらさ
将来に対する漠然とした不安、自分が何者でもない感覚
私が一番しんどかったのはこれかもしれません。
受験勉強に専念して、結果が残らなかった場合
「ちょっと会計に詳しい人」で終わってしまうことを
考え、焦りと不安を感じていました。
他の人からは、「結果が出なくてもしょうがないよ」
「頑張ってるだけで十分だよ」と
言われることもありましたが、正直な感想としては
「俺と同じ試験受けてから言え、結果出なかったら
人生どうしようもないんだよ」と思ってましたね。
実際、会計士試験を受けている人間の中には私のような
「人生をかけた大博打」みたいな人もいると思います。
そのような人間に対しての救いは合格以外ありません。
なので、日々つらかったことのほとんどは今言ったことに集約されると思ってます。
勉強の淡白さ
正直、この試験はやっている内容が難しいというよりも、試験範囲が膨大で
終わりが全く見えないところがしんどさに繋がっています。
実際やっている方は分かると思いますが、ひとつひとつの論点は時間をかければ十分に理解可能であり、自分の言葉で説明するのもそこまで苦にならないと思います。
ですが、違う範囲を学習しているうちに前やった範囲の知識が抜けてしまうんです。
これほど労力のかかるものはありません。
「 今日やった勉強量 > 忘却する知識 」
という感覚にならないと、中途半端な知識しか身につかず
本試験で使える知識にはなりません。
なので繰り返しが重要なのは皆様十分に理解されていると思いますが
この繰り返しが最悪なぐらい面白くないのです。
先ほどお話しした通り、内容自体はそこまで難解ではありません。
だからこそ、繰り返していくたびに
「もうわかったよ」となり、実際に問題を解くと
そこまでできていない。
つまり、知識の維持にかかる時間が多すぎて理解をじっくりしている時間が
ないのです。
このしんどさに耐えれる自信があればぜひこの試験をお勧めします。
身体的なつらさ
正直こっちは気にしない人はとことん気にしないと思いますので軽く。
「そこそこあるいはとんでもなく太ります」
日ごろから運動習慣のない人は要注意です。
勉強時間が長くなればなるほど椅子に座っている時間、家や自習室にいる時間が長くなり不健康になるのは避けられません。
まあ正直これ以上書くことはありませんが、スーツが入りにくくなります。
就活などで着る機会がある方はこの記事を見た後すぐに袖を通してみてください。
ちょっときつくなったなと感じたら
無理矢理にも運動してください。
今年の就活でスーツがきつすぎた人間からのお願いです。
おわりに
皆様いかがでしたでしょうか?
この試験は合格すれば多少は未来が明るくなるものの
できなければ不安と焦りとの戦いになってきます。
現在進行形で受験している方、これから受験しようと考えている方
辛いことが大半を占めるこの試験への合格を
心からお祈り申し上げます!!!