デイもナイトもイナっ子ボイルが必釣の道標
水温が徐々に下がり、シーバスの活性は右肩上がりになる10月。東京湾奥河川で20年超のキャリアを持つチャリ駒形が秋のシーバス攻略でもっとも重視している要素が“ベイトフィッシュ”の存在だ。
年間通してシーバスを釣る上でベイトの存在は欠かせない要素だが、秋は魚食性がより色濃くなるということだ。
ナイトゲームは9月同様、橋の明暗?
ではデイゲーム、ナイトゲームそれぞれの攻め方は?
10月の東京湾奥河川 推奨ルアー
スーパーサミー126
スーパーサミー198
ワンダー80
ソルティビーツ85
イワシパターン:5~10月
春から秋にかけて漁港や河口などに接岸し、バチ抜けやイカパターンが終わる7月、8月が一番効果的。
サヨリパターン:9~12月
基本はナイトゲーム。夜になると浅場に15~30cmのサヨリが群れで集まり表層を回遊する。
イカナゴパターン:
サーフや河口などの砂地に生息している。夜は砂に潜り、日の出とともに砂から出てくる。全国どこでも。
落ちアユパターン:9~12月
落ちアユはアオリイカなどと同様に産卵後にその生涯を終える。産卵後弱った15cm前後のアユが川の流れに逆らえず徐々に川の下流へ流されていく。
エギング:春イカ5~7月、秋イカ9~11月
オカッパリエギングはアオリイカがメイン。アオリイカは1年でその生命を終える年魚(年魚)。春に岸から近い海藻帯に産卵・孵化、夏から秋にエサであるイワシやアジ、エビやカニを求めて沿岸部全域を回遊し100g以上に成長。冬に大型化し、また春の産卵シーズンを迎える。春は産卵をする大型イカが狙え、秋はその年に生まれた小型のイカが数釣れる。基本釣り方はシャクって待つだけ。シャクって誘い、フォールで抱かす。
アジング:7~11月
沿岸部周辺でアミなどのプランクトン、イソメやゴカイなどの多毛類、小型のエビやカニなどの甲殻類、またイワシの幼魚といった小魚を捕食している。夕方から夜にかけての漁港常夜灯回り、また早朝沿岸部周辺で活発にルアーを追いかけます。冬~初夏に産卵し、夏~秋は生まれたばかりの小さいアジの数釣りが楽しめ、晩秋~冬に大型アジが釣れるチャンスがあります。