チャリ駒形の東京湾奥河川シーバスパターン - 1月編
1月 シャローエリアでバチ&ハゼパターン
東京湾奥、旧江戸川の目と鼻の先に居を構え、シーバス歴20年超のチャリ駒形が過去の経験と実績に基づく月毎の東京湾奥河川シーバスの攻略法を解説。連載の口火を切るのは1月だ。
”産卵後は失われた体力を回復するために多くの栄養分を必要とする次期。しかし体力の消耗が激しく、水温も低くエサを上手く捕食出来ずに喰い渋る傾向にあります。”
ベイトが居るところが狙うスポットの絶対条件だ。
大きめのバチやハゼをシャローエリアで捕食するシーバス。その攻略法とは?
1月は河川のシャローエリアでバチやハゼパターンが有効。ただ注意点もあるという。
次回は厳寒期の2月。1月のシーズナルパターンからの推移に注目してほしい。
1月の東京湾奥河川 推奨ルアー
ワンダースリム135ライト
ワンダー80
ビーフリーズ78S
記事 双木直行
写真 チャリ駒形
チャリ駒形さんのいろんなYouTube動画はこちらからチェックです。
アミパターン:12~6月
アミとは1cmにも満たないヨコエビやイサザアミなどのプランクトンの事。汽水域の河川や河口付近で多く発生する。
バチ抜けパターン:12~6月
バチとはゴカイやイソメの総称で、満月の大潮の夜に地中から抜け出し産卵のため水中をただよう。
東京湾
2~3月 河川のバチ抜け
4~5月 港湾部のバチ抜け
ヒイラギパターン:12~1月
冬といえばヒイラギ、砂地や沼地に生息している魚。特に冬はほとんどのベイトフィッシュが沖に出ているため、ヒイラギがメインになりやすい。
ハゼパターン:12~3月
冬になると表層にベイトがいなくなると始まるのがハゼパターン。主に沼地に生息し、2月、3月は河川や港湾などでパターンになる。
ハタハタパターン:12~1月
本来は深海に生息している20cm前後のハタハタが、冬の深夜から朝マズメに産卵の為浅場へ接岸してくるパターン。基本は日本海のみ。
イカナゴパターン:
サーフや河口などの砂地に生息している。夜は砂に潜り、日の出とともに砂から出てくる。全国どこでも。
コノシロパターン:10~3月
冬から春にかけて、20~30cmのコノシロが港湾や河口などで群れを作って泳ぐ。
メバルプラッギング:12~5月
ライトプラッガーの真骨頂!!冬から春先にかけて、表層を意識して上を見上げて漂うメバルを、足場の良い漁港・河口、常夜灯周辺でプラグルアーで楽しむ釣り。