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顔面痙攣を振り返る:空白の2年間

さて2016年秋に顔面痙攣の診断を受けた私であったが、なんとその後2年半近く私は何もせずに過ごしてしまった。体を若返らせるでもなく鍼治療をするでもなく。。(そしてこれが2019年以降の後悔を生み出すことになる。)

一体私は何をしていたのか、そしてなぜ何もしなかったのか。診断を受けた年、私はあることを巡って思い悩んでいた。このことについてはまた別の記事にするが、人生の意味を問いただし大きな決断をしようとしていた。そしてその決断に向けて動きはじめようとしていた。本来ゆっくりと進めるはずのその出来事は、目の前にきた電車に飛び乗るしかなくて乗ってみたら新幹線だった、そんな感じで猛スピードで進んで行ったのであった。

とにかく日常を回すことに精一杯で半年間は痙攣も起きなかった、というか起きていても気づかないぐらい忙しかったのかもしれない。そんなわけで半年近く痙攣がない状態が続いたため“このまま治ってしまうのかも”などと希望を持ってしまったのだが、痙攣は私を放っておかなかった。約半年後痙攣は再び私の前に現れ、私はがっかりしたはずではあるのだが、何しろ半年も痙攣がなかったため、変に自信を持ってしまった。やはり何か心理的なものが影響するのでは、痙攣がない時期があるということは何か私にできることがあるはず、と。

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