2022.9.30
フラフラのまま朝に帰宅した。
昨日の夜はライブハウスの鍋イベントでたくさんお酒を飲んだ。半分以上はもう覚えておらず、友達の家で目が覚めた。
タクシーでライブハウスから家に向かったことだけ覚えている。
初めて来た駅からいつもの駅までの道のりを検索する。
朝の仕事には間に合いそうだ。
なんでこんなにも誰かといるとお酒を飲んでしまうのだろう。家で一人でいると寂しいから、誰かといると楽しくて飲んでしまうのかもしれない。
通勤ラッシュに巻き込まれ、二日酔いの俺を乗せて電車が走る。
世の中の人はこれから真面目に働きに行くために乗っているであろう電車に、自分のような飲んだくれが酒気を帯びながら同乗することに非常に罪悪感と後ろめたさを感じている。
吐き気を堪えながらなんとか駅につく。帰宅。
3日ほど玄関先に居座っている燃えないゴミにもういいかげん出ていってくれと沢田研二の「勝手にしやがれ」を彷彿とさせるようなセリフを吐き、なだれ込むように部屋にもどる。
なんとかこの気持ち悪さをかなぐり捨てようと台所の下にあるカップ麺をたべる。
もうお腹が「これ以上モノいれんの勘弁してくださいよ…」と言っているけど、何か糖質のあるものを食べないとアルコールが分解されないと思った。
結果、それまでの二日酔いの吐き気に食べ過ぎの吐き気がプラスされて状況が悪化した。
前日の鍋とアルコールと道中で買ったポカリ、それとカップ麺が胃の中で戦争している。腹の中が白亜紀。
ここでギターをライブハウスに忘れていることに気がつく。俺ってやつはどこまでもしょうもないやつだ…。
そこから仕事、帰宅、爆睡。またしても意味のわからない夜中の時間に目が覚めてしまう。
今日で9月が終わる。「9月は曲たくさん作っちゃうぞ〜」と意気込んでいた夏の日の俺はどこに行ってしまったのだろう。できていない、何一つとして…。
やる気、あります!時間、あります!
ないのは集中力だ。
寂しさに、打ち勝つ。
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