暇を潰して三千里
宿泊先のホステルから少し眠いままにMoran駅へと向かった。
というのも、昨日はホステルで韓国のビールを少し飲み過ぎてしまったからだ。
500mlのクラフトビールが4本で12000ウォン(1200円ほど)、これがどこのコンビニでも買えてしまうのだ。
酒、飲まずにはいられない。つまみはチキン。揚げチキン。これを食わずに韓国に来たとは言えない。
当然のように美味かった、物価が安いわけではないとはいえ、日本よりも高いクオリティで美味いものが食えるならば食わない理由はない。
結果、軽い二日酔い。コンビニでたまたま目に入ったタバコを吸っていたのもデカいと思う。
普段は全く吸わないけど、汚い肺の画像がプリントされてて、マジックザギャザリング(有名なカードゲーム)のカードに見えてしまったので、思わず買ってしまった。
味はよくわからなかった。普段もタバコなんて吸わないんだから当然だ。
向かったMoran駅は、外人向けの店があるわけでもなく、特に有名な観光施設があるわけでもない駅だ。
昼頃に到着し、周囲を散策する。
駅の南北には住宅や公園が多くあり、東西は繁華街となっていた。
その中央を貫くメインストリートは、10階建ほどのビルが軒を連ねて、その前の道路にあらゆる屋台やキムチ屋が立ち並んでいた。
道路は片側4車線ほどあり、道路がめちゃくちゃ広い三軒茶屋みたいな感じだった。
全く下調べもせずに行ったが、「たい焼きは日本よりも格段に美味い」という情報があったので、
ごめん、ここまで書いて書くのがめんどくさくなった。
たい焼きは3個で200円だったしめっちゃ美味かった。
そのあとサウナ入った後に売店で燻製卵買おうとしたら韓国語がわからなさすぎてソーリーアイムジャパニーズって言ったら売店のジジイが卵を1個おまけしてくれた。
卵食ってたらオージャパニーズボーイって叫んで笑いながら引き出しから取り出したみかんをジジイがくれた。
サウナ出て3万歩くらい散歩した。
近くに高速道路があって、みんながどこかしらへ向かって走っててその人たちの人生を想像してたら1日が終わった。
三千里くらい歩いたんじゃないか?と思ってGoogleで三千里の距離を調べたんだけど、三千里って1万キロくらいあるらしいと知った。
全然俺歩いてないやん、と思った。
東京からソウルまで直線距離で1000キロらしい。
三千里も歩くなんてバカのすることだな、と感じた。
おしまい
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