作詞家になりたい人へ~作詞家に必要なもの(物理)~
今回は、いままでの既存曲を研究するのではなく、作詞家に必要な物(物理)について簡単に話します。まああくまでこれは 自分が思う になりますので。作詞家になりたい人、作詞やってみたいけど何が必要か分からない方は参考にしてみてください。
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①パソコン、もしくはスマホ
今の世の中、これでのやり取りが基本になります。今でも一部の作家事務所(作曲家や作詞家、編曲家などが契約を交わす事務所)では郵送で必要書類を送ってくださいというところもありますが、オーディションも、所属後の情報のやり取りも、大半がこれで行われることになります。それから作詞作業に関しても、パソコンやスマホがあればある程度完結します。プロもアマも関係なく、やりとりやファイルの送信などが必要となりますので、ある程度要領も必要になるかと思います。
②word
パソコンもしくはスマホに内蔵されていることもありますが、このソフトウェアは情報共有から作詞作業、提出までにおいて必要なものになります。おそらく提出はwordファイルもしくはpdfデータになるかとおもいます。私はオーディション時、パソコンのテキストドキュメント機能を使って送りましたが、wordファイルかpdfで送るように言われました。ないよりもあった方がいいと思いますので、officeのなかでもword、あればexcelは欲しいかなと思います。
③音楽制作ソフト
作詞家として活動していくうえでも、この手のソフトは必要になります。MIDIデータでのやりとりや仮歌用のボーカル録音などを行うことになるためです。おススメはCubase、Studio One、protoolsあたり。windowsを使っているならCubaseをおススメします。私も使っていますが、分かりやすく、作業しやすいです。なお無料版はおすすめしません。やれることが限られてしまいますので。
それから、作曲ができるようならできるに越したことはありません。オーディションなどでもそうですが、自分が作詞できますよ と言ったところで、それを形にできなければ意味がありません。勿論、作詞だけを送っても大丈夫な作家事務所などもありますが、楽曲があって、なおかつボーカルが入っていた方がいいです。聞き手は歌詞の内容だけではなく、メロディに対してどういう歌詞のはめ方をしているのかなども見ています。必要書類だけではなく、これもあった方が向こうは分かりやすかな みたいなことを考えて、用意しましょう。
④作譜ソフトもしくはスキャナー機能のあるプリンター
これは必要になれば、の話になりますが、作詞家の仕事は作詞をして終わりではありません。譜面に歌詞のはめ方を書いて、提出しなくてはならない場合があります。その時に必要になるのがこれになります。手書きにするのか、パソコン一台でなんとかするのか。それは場合によりますが、相手から言われたときに対応できるようにしておきましょう。
⑤音源(作詞ができることをアピールする作品を作る)
音楽がなければ作詞は成り立ちません。自分でできる人、自分だとできない人がいると思います。できる人はいいのですが、できない場合でもあきらめる必要はありません。例えばpiaproなどで作詞を募集していたりします。作曲ができても作詞ができない、もしくはその逆という人のためのマッチングができるサイトがいくつもありますので、それに参加するという手があります。もしそれをどこかに送りたい場合は、作曲者の許可が必要になりますので、注意しましょう。若しくは、作詞してきたものをどこかしらで公表する。これは音源関係なく、作った作品を公表して、こういう詞が書けますとアピールすること。目に留まるかは運しだいになってしまいますが、可能性が全くないわけではないと思います。また、近くに音楽をやっている人がいるのなら頼ってみるのもいいかもしれません。
以上。勿論これ以外にも、音楽制作ソフトがいるならオーディオインターフェースも欲しい、ボーカル入れるならマイクが欲しい・・・・・・とあれが必要これが必要といっぱい出てくると思いますが、参考までに。
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