長年の痛みは脳が原因??
痛み(慢性痛)について書いていきます。
痛みは100%脳からのアウトプットである。
ここでの“痛み”は主観的な感覚・感情であり,患者が痛いといえば痛みが存在すると考えられている.
痛みは脳を変え、脳は痛みを変える。
明確に分類するものはないが痛みの発症からの時間で区別されることが多い 僕は痛みがある場所が明確か明確じゃないかで判断したりもします。
痛みは急性痛と慢性痛に分かれておりここでは慢性痛について書いていく
痛みは身体に起きている危険を知らせる重要な感覚です。一方で、身体が危険な状態になくても持続して感じる痛みがあります。
痛みが長期間続くと、痛みに対する否定的な「感情」や自分自身を否定するような「思考」現れます。
「感情・思考」がいかに痛みに影響しているかを知ることが、「慢性疼痛のサイクル」を断ち切るために非常に重要となります。
脳の可塑性:痛みを保有する期間が長ければ長いほど痛みを感じるのが上手くなる。
ここでは体性感覚からアプローチしていく
まず体性感覚は皮膚,粘膜,筋,腱,靭帯,骨膜,関節,嚢などの身体を構成する組織にある受容器の興奮(交感神経)により生じる感覚のことで
受容器のある部位により表在 (皮膚) 感覚と深部感覚に分けられる表在感覚には,触覚,圧覚,温度覚,痛覚がある.深部感覚には,位置覚や運動感覚がある。
これらの感覚入力から介入していく。
適切な感覚情報が不足(=求心性刺激量の低下)することで中枢神経による統合機能が低下する→姿勢・動作・痛み・思考などのアウトプットに問題が出現する。
感覚の低下から慢性痛が起きてくるかも?という話です。
長年の痛みでほぐしたりしても一時的でまた痛みは戻ってくる。
こういった場合はそもそも脳の問題の可能性がある。
そこにも何回も何回ほぐしをし、口で言いくるめ永遠と患者様を通わせる。
いわゆる口だけ上手くなる。思い当たりませんか?
慢性痛
では、そもそも慢性痛とは
慢性痛=C繊維(ポリモーダル受容器)が感じる。
この受容器、慢性痛に対してのアプローチは PMRF(Pontomedullary reticular formation:橋延髄網様形成)から介入していく方法をお伝えします。
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