ホテル立山
標高2,400mに立つ、日本が誇る山岳リゾート。
立山の室堂平にそれはある。
立山室堂バスターミナルまでは電車とケーブルカーとバスで行くことでき、登山客以外でも観光客が訪れることができる。
とりわけ最近はコロナの規制緩和でインバウンド殺到している。
東南アジアから来る人達はこの雪景色を異次元に感じていることだろう。
雪の大谷はあまりに有名になってしまった。
立山には過去5回ぐらい来たことがあるが、いつもテント泊か山小屋泊。どちらも快適に過ごせるいい場所なのだが、今回初めてホテル立山に泊まることになった。
会社の取引先のオーナー様をお連れする、言い方あんまりよくないけど接待登山なる感じでアテンド要員として私もホテル立山に泊まらせてもらった。
正直泊まりたくても泊まれなかった憧れの建物に宿泊できるということで、仕事を忘れテンション上がりまくってた。
建物は創業50年ということで、それなりに古いのだが、いいエイジング具合がその歴史の表れとなり益々格式が高くなるような、そんな雰囲気である。
この標高でほぼ下界のホテルと同じサービスを受けられることが信じられない。
この歳で一つ憧れていた夢が叶って感慨深いものがあった。
立山ガイド達はこのホテルをホテタテと呼ぶ。
早速取り入れよう。
言わずもがな、食事もめちゃくちゃ美味しい。朝食ブュッフェはシェフがオムレツをその場で焼いてくれる、下界のそこそこのホテルでないとやってないものがこの高さで味わえる。
そして、行ったことはないけれどスイスにあるリゾートホテルのようなソファラウンジ。
非日常を味わうには十分過ぎる環境。
つくづく日本の自然は世界に誇れるなぁと実感。
そして、それを体験するのに必要なホテルが50年続いていることに感謝と、これからも末長くあり続けて欲しいと願うのであった。