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長男はマイペースなナイスガイ

タイトルのまんま、高校二年生になる我が家の長男はつかみどころがないフワフワ野郎。

中学校まで頑張っていたサッカーもスパッと辞めてマイペースな高校生活を送っている。
とは言え私立の進学校に入学してしまっため、朝早く学校に行き土曜日も授業を受けるというスパルタ学校。
そうでもしないた勉強しないからちょうどいいのかもしれないが。

彼には独特の間と感性があり、私はその感覚がとても好きだ。
何となく美的センスを備えている感じ。

例えば絵を描かせても独特の切り取り方で描き、写真を撮ればすごく綺麗でバランスのいい画角を自然と作る。ステッカーチューンも絶妙に上手い。

そして、何よりのセールスポイントは友達がとても多いこと。引き寄せられる感じでいろんな人から慕われている。自分で言っているが女子にもモテているらしい。

勉強は一切しないし、遅刻も多いし、忘れ物も多いし、ダラダラ過ごすのが好きな長男に母親は呆れている。

社会人として生きていけるのか。

それは正直わからない。

でも欲しくてもなかなか手に入らないものを彼は持っていて、もうそれだけで十分なんじゃないかとさえ思う今日この頃。

とある日、妹がポテトチップスを長男と食べると言って長男の風呂上がりを待っていた。
風呂から出てきてポテトチップスを食べようと妹が誘ったら、歯磨きしてしまったと言い、待っていた妹は悲しそうな顔をした。
それを見た長男はまあでもまた磨けばいいから一緒に食べよう!と言って、一緒に食べてくれた。

この何気ない優しさが彼の本領なのだ。

この先の人生も何気ない優しさで身近な人達を救うことだろう。

これから彼がどんな人生を歩むのか、目一杯長生きして見続けていきたいな。

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