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11/1の惜別

こんにちは。こんばんは。



2024年10月31日。
umeda TRADが閉店しました。

近々でライブに行く予定はなかったのですが、閉店の翌日3時間ほどは無料でフロアを開放してくださるということを知り、少しだけ遊びに行ってきました。
今回は少し思い出もまじえつつそのレポです!


ここから前置きの文章なので飛ばしてもいいよ。





TRADは梅田の東側、堂山町にあるライブハウス。

居酒屋とか風俗とかそういうお店が軒を連ねる中に、かつてはumeda AKASO、さらにかつては同じ場所にバナナホールが存在していました。

私はTRADになってからしか行ったことがないんだけど、AKASO時代も名前はよく聞いたことがあります。


私がここでライブを観たアーティストはSAKANAMON、ヘルシンキ、あと我らが橋本薫が出てたKALMAゆづきくん企画の弾き語りライブ、かな。そんな感じ。
回数としても決して多くはない。

個人的には正直あまりこのハコは好きの部類ではなかったんだけど、観たライブに対する思い出がわりかし濃いので、このお別れには寂しさを感じます。





↓↓ここからレポ↓↓


2024年11月1日、時刻は午後7時を少しすぎた頃。

この日は結構な雨が降っていました。

夜の街にたたずむTRAD
このへんでいつも入場待ちをしていた。
おなじみの看板
この幕みたいなのは何なんだろうね?
ラストライブの状態が残るドア


しかし、同じく別れを惜しむ人たちがたくさん遊びにきています。

ちょうど来た時も帰る人とすれ違ったりした。

もぎりをしてもらう場所。わくわくする。
いつもならステージ沿いにお客さんが立ってた。


チケットのもぎりもない。
ドリンク代も払わない。
目当ても聞かれない。
スタッフさんも立ってない。

でも入るとすぐにライブの時の高揚感を思い出しました。



ライブの時に見てた景色を反芻すべく、まずはステージへ。

ライブの時ならそのバンドのさまざまな機材が所狭しと置かれてるけど、今日は静かにアンプとドラムだけがそっと並んでいた。


こんなに広かったんだ。



ライブが終演してまずステージの写真を撮って、さてドリンク交換するかーと後ろを向いたそんな瞬間の風景。

今日もその終演後みたいに、みなさんお酒を飲みながらそれぞれで楽しんでいます。
ライブの時はテーブルないけど。

最近必要以上に飲まないようにしてるけど、せっかくだし飲むことにした。

バーカンの雰囲気は好きだった。
ハイボールは罪悪感がないよね。
いつもストーリーとかに載せるやつ。


このハコをあまり好きじゃなかった理由の一つ、缶ビールがサントリーのやつでおいしくない。

好みじゃなかったとしても「まずい」缶ビールに出会ったことってないんだけど、あれはまずかった。

なのでハイボールを飲んだ。

てかそれ悪いのはサントリーでは?勘弁して。


ここのフロアは小さい段差が2段ほどついている。
これまでもライブの時はこの写真と同じ一番上の段のとこでお酒を飲んでた。


1人で行ったので誰としゃべるでもなくぼーっといろんなとこを眺めていた。

ここ特有のスロープ
あまり通ったことがないから歩いてみた。


ぼーっと見てたらステージの上に人がいたりなんかフロア以外にも人がうろうろしている…?

どうやら今日入れるのはフロアだけじゃないらしい!
行ってみる。



スロープの延長にトイレがあることは知ってたんだけど、なんとそのすぐ横が楽屋だった!

こんなに近かったのか。

トイレ通り過ぎたらすぐ楽屋、すぐ舞台袖
年季が入った楽屋
もうめくられることのないカレンダー

楽屋は狭い。
そしてかなり年季を感じる。

ライブハウスの規模からすると広さは納得なんだけど、お客さんが入るとこはかなりきれいにされてるんだなと思った。


トイレは新しいっぽい?
同じとこにシャワーもついてたけど、トイレとの区切りもカーテンも(たぶん)ないのでこれは使えんだろ。


男女混合バンドとか、対バンで人数多いとか、そういう時は大変そう。



楽屋を一通り見たのでそろそろ舞台へ。

楽屋を出てすぐ左に階段があり、階段を上がった左には機材庫、右には舞台がある。

めちゃくちゃ大学の部室の機材庫っぽい。
バンド公式垢でこういう風景よく見る。
上は照明さんのエリアかな?



舞台に上がるぞ…!!

きたーーー!!!これこれ!!!

カメラマンさんはライブ中この辺でも撮影したりしてるよな。


次は演者目線。

床が木なの気にしたことなかった。

これが橋本薫の見ている風景かー!!!


2021年6月、ヘルシンキラムダクラブのおかわりツアー大阪公演がこのTRADで行われた。

コロナ禍制限のキャパとはいえその公演はソールドしていて、お客さんでいっぱいだった。

このツアーの目玉は公演ごとに変わるご当地曲。
大阪では「シンセミア」が披露された。

お客さんでいっぱいのこの景色を見ながらシンセミアを歌っていたんだね。
どれだけ気持ちよかっただろう。


そして、

ベースもしくはギターが見ている風景。

PIZZASHAKEの時のタイキLadyとダンサー稲葉はこの風景を見ているのかな。


結構遠くまで見えるということがわかる。
みんな、ライブ中に気を抜いてはいけないね。



この大きさのライブハウスのステージに立つことはそうそうないので、とてもうれしかった。

こんなに裏まで見せてくれるなんて来た甲斐がありすぎる!



ステージも人がたくさんいたし、充分楽しんだのでそろそろ帰らんとす。

ライブ終わりと同じように帰ろう。

無駄にPA卓見がち。(何もわからん)
前にここで薫と写真を撮ってもらった。
いよいよ寂しくなる。


ライブが終わる時みたいに、でもそれ以上に、寂しくなるね。



今ここを出たらもうこのumeda TRADに遊びに来ることはない。

名残惜しさは大いにありつつも、去ることとした。







さようならumeda TRAD
ありがとうumeda TRAD

思い出はきっとずっと消えません。

もし帰ってくるならその時は
缶ビールをサントリー以外にして帰ってきてね。





またね。

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ねる白川くん
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