沖縄旅行の思い出
沖縄の夏は猛暑です。
しかし、南国を思わせるスコールや
からっとした空気は悪くありません。
沖縄空港での照り返しの強さは尋常ではなく
目眩をしそうになりますが
風の道を考慮した建物等は意外と涼しさを感じます。
コマカ島の白い珊瑚の砂、
ガラスの船で覗く海底には
エスニックな魚の群れ、
紺碧の空にエメラルドグリーンの海は
凪の日が多く、波も静か
琉球王朝を偲ぶ首里城の
剃り上がった屋根のカーブはちょっと中国風
鏑塚が山を覆い、
祖先の霊が子孫を守る。
自宅を建てる前に鏑塚と言う立派なお墓を先ず造る
沖縄はアミニズムに近い祖霊感を独自に継承している。
泡盛は独特の風味を持ち、
黒豚はパーフェクト食品とも言われ
沖縄の黒豚料理は逸品である。
ロブスターは伊勢海老ほどに大きく
沖縄ならではの贅沢品でもある。
沖縄人は皆明るく親切です。
家はコンクリートか煉瓦造りなので
台風にも強く、建築家の仕事は沢山あるので
建築家天国だろう。
屋根の上にはシーサーが守り神として睨みを利かす。
鬼か獅子の顔に似ている。
沖縄は此れから国際学園都市として
日本の中では異色な発展を遂げるだろう。
米軍基地が移転したら、その跡地には
世界から人材を誘致する施設を造り
独自の開発をすべきだろう。
私は沖縄が好きで
気に入っています。
老後は常夏の島でのんびり余生を過ごせたら幸せです。