やっとみつけた

あらすじ
私は定年退職をした。61歳のぶゆき
時間にはゆとりがあるので毎朝大きなガラス窓の
ある席に座ってコーヒーを飲みながら外の様子を
人間観察をするのが楽しみかつ日課である。そんな日常が恐怖にかわる。恐怖のクライマックス
のぶゆきはどうなってしまうのか…


一人息子も成人して独り立ちしているし
妻も自由にガーデニングやら習い事のお友達とランチなどお互い干渉もしないし、仲は良いほうだと思う。
そして朝起きて顔を洗いシャツに手を伸ばし
いつもの喫茶店に行ってくるよと妻と会話をする
これが毎日の私の日課だ。
喫茶店に向かう車内でいつも今日はガラス窓から
どんな人の日常が見えるのか楽しみだ。

喫茶店に着くと、いらっしゃいませ
いつもの席ですねぇ空いてますよ。
と声をかけてくれる。もうかれこれ一年ぐらい毎日通ってるから顔馴染みになっている。席に座り灰皿を受け取りお気に入りのジッポで煙草に火をつける。ふぅ~と一口吸ったあと、いつものお願いねと店員に言う。店員は笑顔でいつものですねとうなずく。
私はブレンドを頼む
ブレンドをまず角砂糖4つ入れて1/3飲む
そのあとにミルクを少しいれて飲むのが
ちょっとしたこだわりだ。

お待たせしました。
注文した珈琲が届く。
珈琲を飲みながらガラス窓を眺める。
ガラス窓からはいろんな日常がかいわみえる。
出勤途中であろう40代ぐらいの男性
営業先に向かうであろうサラリーマン
おそらく夜勤あけのアフター中の女性
など勝手に想像を膨らましている。
これが私の楽しみだ。

さて…
ここから少し君だけに私の秘密を教えるとしよう

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