日記：20250203「貧乏と孤立」

　貧乏だからこそ気付けることもある。お金がないと人間関係が乏しくなる。まず遊びにいけない。新しい交友関係をひろげることもできない。一般の社会人は交際費に月数万円程度はさいているものだが、貧乏になると最初にこの交際費が削られる。そうなるとおのずと人間関係も希薄になる。そして孤立する。

　社会人としてばりばり働いているひとたちは、単に働いているだけでなく、金を使っておもいきり遊んでいる。こういうひとたちはいわゆる《人間関係にたいする投資》を惜しまない。そして遊んでいるなかで新しい知見をえたり交友関係をひろげる。自然と仕事の幅もひろがる。そうすることでさらにたくさん稼げるようになる。

　お金のないひとは交際費を節約せざるをえなくなり結果的に孤立してますます貧しくなる。一方でお金のあるひとは交際費にお金をつかえるので交友関係をひろげてなおさら豊かになる。こういう現象がある。

　しかしこれもいいわけなのかもしれない。子供なんてお金なくてもずっと遊んでいるし。お金がないからうんたらかんたら、みたいないいわけはできるだけしないようにしよう。