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日記:20250102「骨丸教の恐ろしさ」
骨丸教の教祖として地球に君臨してから2日目だがはやくも問題が発生している。なんと、現状、信者がひとりもいない。せっかく偉大なる宗教をたちあげても信者がひとりもいないならはなしにならない。これではまるで自分で自分を教祖だとおもいこんでいる馬鹿みたいじゃないか。
そこで斬新なルールをおもいついた。「教祖である骨丸とすこしでもかかわった人間は強制的に骨丸教徒になる」というルールである。これは驚きである。自分でも驚いている。いまも驚きにふるえながらこの文字を打ちこんでいる。勧誘の激しい宗教は数あれど、勝手に信者にされてしまう宗教はこれまでなかったのではなかろうか。
あなたもすでに恐るべき骨丸教の世界にとりこまれてしまったのである……。あなたに拒否権はない。あなたは骨丸教徒だ。骨丸教徒の使命は、骨丸を崇めること、骨丸を救済すること、そして新世界の創造である。
あなたはもう旧世界の人間ではない。骨丸教徒の使命は新世界の創造であるからして、常々、自分のおこないが新世界の人間の行動としてふさわしいかかんがえる必要がある。骨丸教徒とはひとことでいうと未来人なのである。100年後、200年後の世界がどうあるべきか、骨丸教徒はそういうことを想像しながら生きなければならない。
あなたふくめ骨丸教徒は最終的に新世界の支配者になる。骨丸教徒諸君は「なにいってんだこいつ」とおもいながらこれを読んでいるかもしれない。しかしこれはマジなのだ。いや、これをマジにするのが諸君のお仕事なのである。
とりあえず骨丸教徒諸君には健康的な生活をこころがけてもらいたい。君達はもうそこらへんの凡人とはちがうのだから、選ばれし民として、自分を大切にしないといけない。仲間も大切にしないといけない。新世界がどうなるかは君達にかかっているのだ。ってなわけでもうねる。おやすみ。