【旅行記】オーロラ&カリフォルニアディズニー【4日目/カレイドロッジ】
ホワイトホースで過ごした3日目の記録です。
この日については「宿泊先でダラダラ過ごしていただけだな…」と思い返しながら今これを書いています。
日記寄りの旅行記。
○起床〜朝食
前日と同じように希望する朝食の種類と提供時間をホワイトボードへ記入して前日のうちに部屋の入り口に下げていました。
時間は一番遅い10時の提供を希望。とは言ってもこの日は洋服の洗濯をしたり鑑賞会(詳細後述)をしたりする予定があったので、9時くらいには起きて、ゆっくり支度を始めるくらいのつもりでした。
つもりでしたが……目が覚めた時にはすでに11時を回っていました。4人揃って大寝坊。
2日連続の深夜まで及ぶオーロラ鑑賞のツケがきていたようで気絶するようにベッドに入ったことだけ覚えていましたが、全員アラームもかけずに寝落ちてしまったようです。
とりあえず顔を洗って着替えて部屋を出ると、入り口のホワイトボードが書き換えられていました。
お心遣いがありがたい…。
こういう人きっと多いんだよ、などと自分たちを正当化しつつ食堂で朝食を済ませます。
写真を撮り忘れてしまったのですがこの日は確かパンケーキを選択しました。パブリックキッチンの電子レンジで温め直して頂きましたがふわふわで美味しかったです。
○ロッジの中で過ごす
衣類洗濯
服を行程日数分より少なく持っていって現地で洗濯するというのは、旅行の荷物を減らす手段の一つとして実践している方も多いかと思います。
私たちも今回はオーロラ鑑賞のために服よりも防寒グッズを多めに持参して、衣類自体は着回す前提で少なめに持ってきていました。
また、この日は9日間の旅程の半分にあたる日なので洗えるものはまとめて洗濯してしまおうと、もともと旅程計画の段階から決めていたのでした。
共有のコインランドリーがあればいいなと思っていましたが、カレイドロッジの場合はスタッフの方に預けて洗濯から乾燥までお願いできるスタイルでした。
洗濯カゴ1つにつき30ドル+税なので決して安いわけではないですが、自分たちで洗濯する手間や洗濯しない代わりに日数分の服を持ってくることを考えたら妥当かなと。
4人分の衣類なのでカゴ2ついっぱいに。
サプライズ誕生日祝い
今回の旅行で来ている4人の内1人がちょうど2月生まれだったため、他の2人と共謀してサプライズでお祝いすることを企画していました。
旅行先、しかもロケーションは自然に囲まれたロッジという事もあり大がかりな事はできませんが、持参したお菓子や食品でちょっとしたバースデープレートを作ることに。
仕事のメールを返すと言って運良く食堂で作業してくれた友人をさり気なく食堂に引き止めてみたり、外に連れ出して写真撮影に付き合ってもらったり、本人に作業風景を見られないようにどうにかこうにか時間を稼ぎながらもひとまずバースデープレートっぽいものが完成。
ケーキっぽい素材が見当たらず、パックご飯を利用しているのが何とも言えないグダグダ感だったことを表しています。
ですが誕生日を迎える当の本人はとても驚いたうえにとても喜んでくれたので、無計画ながらも強行したサプライズはひとまず無事“大成功”という形で(多分)着地しました。
お祝いっていうのはね、気持ちが大事ですからね。
映画鑑賞会
自分が好きなコンテンツを誰かに布教したいのはオタクの性。うまく行けば一緒にハマってくれるかもしれないしね。
そんなわけで(?)神木隆之介ファンの友人に激推しされて彼が声優で出演している『100日間生きたワニ』をみんなで観ました。
オススメしていた当の友人曰く「邦画の良いところが詰まってるいい映画」だそうです。
ロッジの部屋には残念ながらテレビは付いていなかったので、iPadの画面を囲んで鑑賞。
率直な感想としては、誰かと一緒にやいのやいの言いながら観る分にはちょうどいい作品かなという感じです。漫画で繰り広げられている会話のテンポをそのまま映画にしているので、個人的に間の取り方がちょっと合わなかったかも。
ともあれ、1人では観なかったであろう映画を観られたのでいい機会にはなりました。
このあと友人が「観てくれてありがとう」と言って入場者特典としてラコステのハンカチを用意していたのがもはや一番のサビでした。
もう立派な100ワニ親善大使だよ。愉快な友人。
○ロッジの外で遊ぶ
この日は雲一つないくらいの晴天だったこともあり、防寒ジャケットを着ないで外に出てもそこまで寒さを感じませんでした。
ホワイトホースに来る前、氷点下の中で熱湯を空中に撒き散らすと一瞬にして氷の粒となって花火のように広がっていく「ムペンバ効果」の動画を見て、是非やってみたい!と思っていました。
動画の人のような豪快な量や顔に熱湯を浴びる可能性のある振り撒き方は流石に危険を感じたので、ケトルで沸かしたお湯をコップに1杯程度で挑戦しました。
が、結果としては失敗。
お湯が氷となって霧散することもなく液体のままバシャ…と雪の中に落ちていって終わりました。残念。
気温が高すぎたのかお湯の量が少なすぎたのかお湯の温度が低すぎたのか…自由研究だったら考察が必要なところ。
気を取り直して散策再開。
ロッジの周りには観光スポットや飲食店などは何もありませんが、誰もいない雪景色の中を歩くだけでもなかなか貴重な体験です。しかも散策するにも寒すぎないという好条件。
カメラを片手に各々が好きなペースで好きなように歩き回りました。
昨日のタキーニ動物保護地区にいた時は16時で結構暗くなってきたな、と感じましたがこの日は晴れているせいか陽が傾いてもしばらく空が明るかったです。
自分が雪を踏み締める音だけが聞こえる静けさやのんびりした時間の流れ方が、何とも贅沢な気持ちにさせてくれました。
○夕食〜オーロラ鑑賞
足先の冷えを感じ始めたあたりでロッジへ戻ることに。どっさり預けていた洗濯物も返ってきていました。
翌日にはバンクーバーへ戻るため、長いようであっという間だったホワイトホース滞在もこの日が実質最終日。出発は早朝なので今のうちに荷物整理も進めておきます。
この日のメニューはグラタンでした。
エビやジャガイモなど具材たっぷりでボリューミー。
オーロラ鑑賞もこの日の夜が最後のチャンスとなります。
これまでの2日間と同様、天候や太陽活動の活発さなどオーロラが発生するための条件は揃っているはず。
3日目ともなると慣れたもので、夕飯を食べ終えた後はオーロラ鑑賞のための準備に取り掛かります。順番にシャワーを済ませて防寒具一式を着込んでラストチャレンジへ。
この日はロッジでのイベントも特に開催されていなかったので、宿泊している人のほぼ全員が庭でオーロラの出現を待っていました。
この日は0時過ぎくらいからカメラに写り始めてきました。
肉眼ではまだ観測できていないものの、いつもより早い時間からの出現に期待が高まります。
この日はせっかく最後だからとオーロラと一緒に記念撮影も。
暗いところでの撮影となるので、シャッターが開いている間はじっと止まっていないといけません。もし撮影する場合は15〜20秒程度キープできるポーズをオススメします。
1時ごろは薄くなったり濃くなったりを繰り返していました。
2時ごろには遠くの方でカーテン状になっているのが見えていましたが、3時前に限界を迎えて離脱。
この日は早い時間からの出現だったこともあり一番長い時間楽しめました。
また、雲のない晴天が夜まで続いていたので満点の星空とオーロラを一緒に堪能できたのも良かったです。
ホワイトホース滞在期間に3回のオーロラ鑑賞チャンスがありましたが、肉眼で観測できるほどの爆発的な発生には最後まで出会うことはできませんでした。
残念ではありましたが、是非またリベンジしたい!
天候や太陽活動に発生条件が左右されてしまうからこそ、自分たちのペースで自由に鑑賞できるカレイドロッジはとてもオススメできます。
ホワイトホースでの滞在はこの記事で最後となります。
旅行記はまだしばらく続きますがよろしければお付き合いください。
それでは。