ファッションと反骨精神の関係


ハイブランドから幅を広めてきたファストブランドまでニーズが混沌としてる。

仕事柄、アパレルに触れる機会が多く、
その都度いろんなブランドに目を通してきたが
その価値観の変化は非常にスピード感があった。

わたしがハイブランドの販売員をやっていた時が酷く昔のことのように感じるが、
ほんの4年ほど前の事実ということに
我ながら時の経過の早さを体感している。
今はファストファッション寄りのアパレルとの仕事が増え、彼等の方向性や商品開発力をリサーチすることが日々の日課だ。

さまざまなファッションブランドを通じて
独自で感じたことは


体型や性別、年齢からくる
コンプレックスを
いかに美しくカバーさせて
魅せるかというポイントを重視してる事だ。

それに本来の衣食住の生活に寄り添った機能性などがプラスされたハイブリッドなアパレルが非常に増加している。

靴においても、靴屋の靴とアパレルの靴の境界線が非常に浅く薄くなって行ってる。
アパレル業界へ靴業界の参入が珍しくないものとなった部分が大きい要因なのかもしれない。
クオリティ、品質、共に向上している。

ものの価値観が昔よりも全体的に格段に上がり、消費者の意識も高まった。

気付かぬうちにじんわりと人々の生活がグレードアップされているのも事実だ。

そこで反骨精神からくるデザインの変化への影響は性別や文化的な意識に留まらず、
美というものの表現をいかに違和感なく内蔵させるかと言う部分へ注力していくかになると思う。

今後求められるのは完成したファッションよりも、セレクトされたもので如何にバランスのとれたデザイン性を発揮できるか。
UNIQLOのアパレルの様に、幅広いブランドに対応できるものが最前線として求められてくるのではないだろうか?

知らんけど笑。

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