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【シティベスト8】ぐんシェパルキア

初めまして。鹿児島でポケカをやっております、レゴという者です。シティリーグS5での優勝が最高実績です。
今回シティリーグに向けて調整する過程でなかなか納得のいくパルキアのデッキが作れたので、今回初めてnoteを作成することにいたしました。
結果としてはベスト8止まりになってしまいましたが、環境に合わせてうまくチューニングできたかなと自分では感じております。けっこう強いと思うので、試してみてもらえると嬉しいです。

◎デッキリスト
最初に調整していたデッキがこちらです。環境トップとして特に多いと予想したパルキアのミラーを意識した構築にしました。



先攻が圧倒的に有利とされるミラーにおいて、後攻のときVIPパスの使用やメッソンのどんどんよぶからスタートしても相手の打点に変わってしまうためあまり強くないと感じていました。
そこでぐんぐんシェイクを採用することでカイやVIPパスと合わせて使用し、パルキアを進化させることによって、相手のパルキアに倒されるリスクを負うことなくベンチを十分に展開することが可能になりました。たとえば先攻2ターン目に進化させたパルキアを攻撃されたとして、それに合わせてモミまで打つことができれば、先攻後攻の差は完全にひっくり返ると考えています。
先攻をとれる確率がじゃんけんの五分、加えて従来のパルキアにはなかった、後攻での解答があることを加味してトータルで考えるとミラーは有利かなというデッキです。

この方向性で調整を進めようと思っていたのですが、開幕したシティリーグS6の結果を見たところ想像以上にパルキアに対する風当たりが強く、根本的な調整を余儀なくされました。
具体的には、
・パルキアに弱点をつける雷デッキが出てきたこと
・パルキアにはくばが入っている形
・ジュラルドンに勝てないこと
が気になり、とりあえずはくばを入れてみればある程度解消されそうなところだったので、それでレッツゴーすることにしました。

◎最終的なデッキリスト
はくばバドレックスを採用したことでミラーに対する強さはある程度担保されており、ぐんぐんシェイクの強みは減るのかなと思っていましたが、使ってみると案外いろんな場面で役に立つので入れたままにしてみました。



以下、細かい採用内容について触れていきます。

・パルキア(3-3)
メインアタッカー。雷相手などはくばメインで戦うときにはスターポータルによる補助もできるのが優秀。この場合も基本的にはパルキアから戦い始め、サイドを2-2-3のプランなどで進めることが多い。

・はくばバドレックス(1-1)
基本的にどうしても苦手な相手に対して使う。ヒスイのヘビーボールで進化元のサイド落ちはケアできるためVMAXが落ちなければ基本的には使える。先述した通り最初はパルキアで戦うため最終的には拾える可能性もあるため十分かなと。

・メッソンライン(4-3-1-1)
できればインテレオンはもう1枚ずつ欲しいところ。

・マナフィ
カイが多い構築なので、月光手裏剣でメッソンジメレオンを狩り尽くされても案外なんとかなる説。ただ不採用によって作れる枠にどうしても入れたいほどのカードがないため採用のままに。

・かがやくゲッコウガ
技も優秀だし最初にベンチに置いてカイを探しに行く役割も。トラッシュに水エネを貯めたりもできて優秀。

・クイックボール(4)
・レベルボール(3)
・しんかのおこう(3)
触った感じこのくらいがいいかなと感じた。

・ヒスイのヘビーボール
はくばバドレックス、かがやくゲッコウガを拾ったり初手のベンチを並べる役目。最低限サイドを確認できるのも連戦のときは助かる。とはいえ山を確認しないまま使うのは手札を1枚捨ててるということなので無駄遣いは禁物。

・バトルVIPパス(2)
先攻でも使える確率を上げるために3枚ほど採用したいが、カイやぐんぐんシェイクの枚数との兼ね合いもありこの枚数に。序盤にメッソンを並べるのにレベルボールを使う必要を抑えられ、ツツジに対する耐性をあげられるという考えを聞いて強いなと感じるようになった。

・たっぷりバケツ(2)
1枚でもサイド落ちしたときがしんどいため、できればもう1枚欲しい。枠の都合上2枚に。

・回収ネット(2)
クイックシューターや裏工作、かくしふだを使い直すのに使う。終盤に使いたいことが多いので序盤にジメレオンを回収して使う展開になったときは枚数に注意。

・あなぬけのヒモ(1)
相手のベンチによっては実質ボスになるときもあるので強い。カイからつないで化学変化ガスを解除したりもできて便利。

・こだわりベルト(2)
あくうのうねりやダイランスを強化するのが非常に強力。大きなおまもりの採用も考えたがどうしてもベルトをつけたときの強さには及ばず、ベルトのみの採用に。

・ぐんぐんシェイク(1)
ミラーの後攻の勝率を高めるための1枚。大会中は後攻ではくばでスタートしたとき、アルセウスのベルトトリニティノヴァを耐えるために使ったりもした。意外と強いからこれだけでもぜひ試してみてほしい。

・ふつうのつりざお(1)
水エネが足りなくなったり、はくばを2回使いたいときのために採用。博士も多いのでいろいろ無理が利くようになってよかった。

・やまびこホーン(1)
あくうのうねりの打点補助用。アルジュラのような倒せるポケモンが限られている相手のときに引っ張り出して倒す用途も。

・博士の研究(2)
最強ドローソース。手札が足りないことが多いので、7枚もひけるこのカードを採用できた裏工作デッキは強いなと感じる。

・カイ(3)
VIPパスと合わせて4枚、ぐんぐんシェイクと合わせて3枚でいいかなということで2枚でもためしてみたが、足りなかったので3枚に。後攻1ターン目のVIPパスやぐんぐんシェイクをはじめ、序盤はこれから入りたい。
終盤はクロススイッチャーのような分かりやすい強さがないとはいえ、実はツツジを打たれたときに返しやすい山作りに貢献しているのではないかと考えている。序盤の展開にボール系を温存できたり、カイを直接引いても次のターンにフィニッシュを狙えたり終盤も十分な強さがあると思う。

・メロン(1)
2回使いたいことも多いがドロー枚数が少なすぎるため1枚に。スターポータルとメロンの使いどころが非常に大事。

・ツツジ(1)
後攻のときの最大の捲り札。ツツジを打つ、打たせないの駆け引きがミラーを制する1番のポイントかなと。

・ボスの指令(2)
2回打つ試合があまりないので2枚。

・頂きへの雪道(1)
捲り札その2。自分のスターポータルやかくしふだも止まるのには注意。

・シンオウ神殿(1)
ミュウにクイックシューターを通すのが主な役目。トレーニングコートは釣り竿でカバーできると考え、こちらを採用。ダブルターボを止めたりできて意外と相手が困ることも多い。

・基本水エネルギー(7)
使い回す手段も多いのでこれで足りないと感じたことは特にない。とはいえこれが最低限かなと。

以上、今回採用したカードについてです。泣く泣く不採用にしたカードや試せていないカードも多いので、これが最適かはわかりませんが、けっこう強い構築にできたかなと。はくばバドレックスの採用によって対応力が上がったこともトーナメントまで勝ち上がれた要因だったりするので、いまの環境に適したなかなかいいデッキだと思います。

最後にぐんぐんシェイクだけは一度試してみてほしいことを、改めてお伝えしておきます。ぜひ。

長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。

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