見出し画像

-成約率100%-【体験レッスン】で必ず聞く質問

こんにちは
Jessicaです


今日は私が毎回
体験レッスンで
必ず生徒さんに質問していること
について
ご紹介したいと思います


はじめに



成約率100%は言い過ぎなんじゃ?
あやしい…
と思うかもしれませんが



私の場合
今のところ
体験レッスンを受けていただいた
全ての学生さんが
定期レッスンに
申し込んでくださっています



実際これらの質問をする前と
するようになった後で
正式レッスンへの購買率は
ぐぐぐっと伸びました


講師として
3年半たった今でも
体験レッスンを行う際は
これからご紹介する質問をベースに
授業内容を進めています

(ちなみに今回の質問はフリートークをしたいという、中級者以上の学生さん向けの質問になります)





オンライン日本語講師に
なりたての方や

これからオンライン講師を
目指される方

スランプにハマって
中々抜け出せない方の

参考に少しでもなれたら
うれしいです





体験レッスンの準備してますか?


まず
これを読んでくださる皆さんに質問です


体験レッスンで話す内容の準備って
されてますか?


「もちろんしてる!」

という方もいらっしゃれば

「特に準備はせずに、その場の雰囲気でなんとなくやってる」

という方もいらっしゃるでしょう



「その場の雰囲気でなんとなくやってる」方で
体験レッスンから定期レッスンに中々結びつかない場合は
是非この先の内容を読んでください


また
既に準備をしているという方にとっても
以下の内容では生徒さんとコミュニケーションを取る際に
大事なことをお伝えしています


もしかしたら
今後授業を進めていくうえで
なにかヒントが隠されているかもしれません





ちなみにですが
オンラインレッスンを始めたての当初
私は特に準備もせず



フリートークなんだから
楽しく会話をすればいんでしょ?
その場のノリでなんとかいけるでしょ~



なんとなくやっているタイプでした




しかし、何度体験レッスンをしても
なかなか定期レッスンに
つなげることができず



さすがにまずいぞ。。。
と思い体験レッスンの内容を見直し
質問内容を準備してから
それに沿って行うようになりました



すると
会話内容にまとまりが出てきて


こちらが主導権を握りながら
授業を進めることが
できるようになりました



結果として
学生さんに「また受けたい」
と思ってもらえる
体験レッスンを
提供することが出来ています



なので
事前準備というものはとても大事なのです



(事前準備そこまでしてなかったかも)
という方がいらっしゃれば
少し時間を使って
準備することをお勧めします





じゃあ、いったい具体的に
どんな質問を準備をすればいいのか


以下で私が実際に使っている
質問内容をそのままご紹介します


加えて
なぜ私がこのような質問をするのか

あるいは質問しないのか

その質問をすることで
どういった効果があるのか

について理由も含めて
お伝えします




【時間をかける質問】と【時間をかけない質問】


こちらが
実際に今
私が使っているものになります

質問テンプレート

- 今なにしてる?/学生or社会人

- 今どんな勉強/仕事をしている?

日本語について

能力
- どれくらい日本語を勉強したか
- JLPTは受けたか?受けた場合結果は?
- 受けてみてどうだったか?難しかった?そうでもない?
- 難しい場合は何が難しく感じた?

普段の勉強
- 普段日本語を聞いたり話したりする機会はあるか
- アニメやドラマなどの会話はどれくらいわかる?何割くらい

【リスニングは問題なくて、スピーキングが苦手な学生向けの質問】
-全く思い出せないのか、思い出すのに時間がかかるか
会話が終った後に思い出すのか?
- 今までに試してみた会話の練習方法について

きっかけ

- 日本語を勉強しようと思ったきっかけ
- 日本はきたことあるか?
- いつだれとどこに行ったか
- 実際に来てみてどうだったか
- どこが一番好きか
- 次日本に来るとしたらどこに行きたいか?したいことはあるか?


【これから留学・ワーホリを考えている学生向けの質問】
- 日本に来る時期もう決まったのか

【もうすでに日本に来ている学生向けの質問】
- いつから日本で暮らしているのか
- 日本での暮らしは慣れたか
- 最初慣れないことはなにかあったか
- 日本に来たきっかけ
- 住んでみて感じたギャップはあったか(日本のいいところ悪いところ)
- 自分の故郷について、そこはどんな場所で日本とどう違うか?
- 今後の予定


趣味
- 趣味とかなにかあるか??
- 何故それが好きなのか


事前の生徒さんとの
やり取りで
部分的に質問内容は
変えたりしますが
ベースはこれです




地雷は避けろ:さらっと済ませる質問


最初はアイスブレイクとして
Yes/Noで答えれる質問や
事実ベースとして
生徒さんが答えやすい内容
を聞くことにしています


そこから少しだけ話を膨らませて
少し突っ込んで質問しますが
そこに時間はかけ過ぎないよう
意識しています


また、趣味などについても
時間があれば程度にしています



というのも
その趣味について、自分が全く知らない
あるいは興味がない場合


【話が全く広がらないリスク】


があるからです



そうです



話が全く広がらないリスク】




があるのです



大事なことなので
2回言わせてもらいました




話が盛り上がらないとどうなると思いますか?









それは学生さん自身が

(あれ?
もしかして、この先生と相性あんまりよくないかも?)


と学生さんが思い込んでしまう
危険性があるのです



実際のところ
学生さんと相性が合う合わないは
1回や2回では分かりません


何度もレッスンを重ねることで
最初はイマイチ合わないかも?
と思っていた生徒さんと
共通の話題や考えがあるということが
分かってくることもあります


なので、最初の段階で
生徒さんにそのような
ジャッジをされるのを
避ける必要があります



そのため
あえて地雷を踏まないためにも
体験レッスンでは
趣味の部分は
ほんのおまけ程度で済ませています





学生さんの心を掴め:がっつり深堀していく質問


体験レッスンは
25分ないしは30分程度です

そんな短い時間で
相手を理解しながら
かつ
相手の心を掴まなくてはなりません


それが可能な質問というのが

日本語学習状況や
日本語に興味をもったきっかけの部分です

ここの部分にしっかりと
時間をかける必要があります



まず、日本語学習状況について

これは
学習者が今どれくらいの日本語レベルなのか
課題はなんなのか
判断して
学習計画を立てるために
聞いていきます



前回の記事で
ご紹介した通り

フィードバックの際に
おおまかでもいいので
学習計画を示してあげると
安心して次のレッスンを
申し込んでもらいやすくなる



というのがあるので
学習計画を立てるため
現状のレベルや勉強状況は
必ずチェックしています


また、この質問なら
生徒さんのレベルがどれくらいなのか
といった判断がまだできない
経験が浅い先生でも

生徒さんから直接レベルを聞くこと
現在のレベル、抱えている課題が
はっきとわかりますよね




また
日本/日本語に興味を持つようになったきっかけ
日本にまつわるエピソード
必ずあるわけですから
(しかもわざわざレッスンを受けてまで
上達したい背景には
それなりのストーリーがあることが多いです)



その部分を深堀することで

伝えたいことを伝えられている自分(自信)



それを聞いてくれる先生(理解者)

という

小さな信頼が生まれてきます



定期レッスンを受けるか受けないかは

先生を信頼できるかできないか

で決まります




なので
できるだけ信頼してもらえるように
生徒さんの日本語にまつわるエピソードを
しっかり聞いてあげましょう






ここで注意したいのが
質問の仕方


一方的に上から順番に質問すると
まるで面接のような
味気のない会話で終わってしまいます

ちゃんと相手が話しやすいように
自然なコミュニケーションになる流れを
作ってあげることがポイントです


とはいえ
これには少し慣れが必要ですので
初めのうちはテンプレ通りになっても
良いと思います

何度か繰り返していくうちに
コツがつかめるようになります


コツがつかめるようになれば
おのずと
体験レッスンから定期レッスンへの申し込みの
確率が上がってきます

だから初めのうちは
テンプレ通りの流れで質問して
慣れていくことを
目指しましょう



まとめ


体験レッスンから定期レッスンを
申し込んでもらうためには


1.質問の内容を準備しておく

2.盛り上がらない可能性のある話題は出来るだけ避け
学習者の現在のレベル、抱えている課題について質問する

3.日本語/日本にまつわる個人的なエピソードをたくさん話してもらう
それによって、学習者との信頼関係を築く



以上が私なりに考えた
学生がリピートしたくなる
体験レッスンのポイントになります


なにか
少しでも参考になったらうれしいです


色々と伝えたくて
ついつい長い文章になってしまいました

最後まで読んで下さり
ありがとうございます


では、また

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?