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【これが基本】体験レッスンから定期レッスンに結び付けるためのポイント

こんにちは
Jessicaです

今日は
オンラインレッスンで
体験レッスンを受けた生徒さんに
正式レッスン(サブスク購入)
を申し込んでもうための

「基本的な考え」

「そのやり方」

について
お伝えしようと思います


3年半オンラインの講師をやってきて
初めのうちは
なかなか「コツ」がつかめず
体験レッスンから定期レッスンに
つなげることができませんでした


行った授業数が多い割には
あんまり稼げない
そんな時期があり
しばらくもがいていました


今はというと
ほぼ100%の確率で
体験レッスンから定期レッスンを
申し込んでもらえます




しかも、こちらから
いつ受けますか?と相手を急かすこともせず
今ならキャンペーンで安く受けられますよ。
といった安売りも一切せずに
生徒さん自らの意志で
次の授業を申し込んでくださいます




いまからご紹介する
3つのポイントを少し意識するだけで

学生さんから

「この先生の授業を引き続き受けたい」

と思ってもらえる確率が
ぐんと上がりますよ





現在日本語講師になりたてで
なかなか次に繋がらない

あるいはこれから
オンライン講師を目指される方は

是非参考にしてみてください






1.必ず授業後にフィードバックをしてあげる


必ず授業終わりに少し時間を取って
学生に対して
「今日の授業のフィードバック」
をしましょう



このフィードバックの内容で
次回以降定期レッスンを
受けるか、受けないかを決める
と言っても過言ではありません




このフィードバックが
イマイチだったころは
体験レッスンから正式レッスンに
なかなか結び付けられませんでした


体験レッスンでは楽しそうに
フリートークしてたのに
授業が終わってから
生徒さんの正式レッスン申し込みがない。。。


そんな経験がある方は
この授業後のフィードバックを
見直してみるといいでしょう


では、フィードバックは
具体的に何を意識したらいいか
それを以下でさらに詳しくにお伝えします





2.「褒める」場合は「具体的」に


そもそも
学習だけなら
ネットや動画で無料でも
独学ができるのに

なぜ学生さんは
わざわざお金を払って
先生をつけて学習をしたいと思いますか?



それは

【客観的視点が欲しいから】

です


自分が今何ができていて
何ができていないのか

そのやり方で
果たして正しいのかを

第三者の専門家のあなたに
判断してもらいたいからです



例えばあなたが
ダイエットのため
今まで一人でジム行って
トレーニングしていたとします

中々理想の体型になれず
効果があるのかないのかもわからない中で
意を決して高いお金を払って
専属のトレーナーをつけました


その人が
あなたのトレーニングをみながら
横で
「いいですね!」「すごいですね!」
とだけ言われたらどうでしょう?


嫌な気分はしなけけど
なんか物足りない


いいのならなぜ痩せないのか?
本当にいいと思っているのだろうか??
適当に言っているだけじゃないだろうか?


そんな疑問が
湧いてこないでしょうか?



日本語学習者にとっても
これと同じで

ただ単に
「上手ですね」
「すごいですね」
とほめるだけでは
不十分です




もっと具体的に

何が上手なのか
どこが良いのか

をはっきりと
相手に伝えましょう



例えば

「さっきの会話で○○という難しい単語、上級者でもなかなか出てこないのにそれをさっと使えて凄い」

とか

「○○ということを説明する時、きっと難しい単語が分からなかったんだろうけど、その時に簡単な単語で説明できてとてもよかった」


など


できるだけ具体的
何がいいのかを
伝えることで
本人が「自信」を持てるようになれます

と同時に


「ちゃんと正しく評価してくれる先生だ!」


という
「信頼感」も抱いてもらいやすくなります




つまり

信頼できる先生だから
次も授業を受けてみよう
という流れを作り出すことができるのです




なので

褒めているけど
いまいち次につながらない

という方は
褒め方を少し工夫してみることを
お勧めします





3.「出来ていないポイント」もしっかり伝える


褒めることは
とても大事なことではありますが
全部褒めているだけでは
次に繋がりません


特に上級者であればあるほど
先生に対する評価はシビア
だと思います



学習者は
「出来ない事が出来るようになりたい」
わけですから

この先生から
学べることがなければ

お金を払ってまで
授業を受けることはありません




しっかりとこちらが
「学びを提供できる」
ということを
学習者に示す
必要があります






 

そこで
体験レッスンでは
現時点で学生さんが出来ている事

だけではなく

何が出来ていないのかも
しっかりと伝えることがとても重要です



ここでのポイントは

【出来ている事と、出来ていない事】

両方を伝えることです




出来ていない事だけ伝えると
生徒さんが
自信を無くしてしまう場合があります


「出来ていることもちゃんとある」
ということが
分かれば

出来ていないことを
伝えても
生徒さんは
自信をなくすことはありません




むしろより一層
先生に対して信頼感が増し

「この先生のもとで学んでみたい!」


という気持ちになります






なので
1.で紹介したように
相手のよかったところを
「具体的に褒め」つつ

一方で
2.のように
今はこの部分が弱い


例えば

「語彙が足りない」
とか
「話すときに時間がかかってしまう」
などを伝え
「だから今後は、そこを意識しながら一緒に練習していきましょう」
と持って行くといいでしょう






ここまでは
基本的に必ず押さえたほうがいい
ポイントです



もし+αで
さらにいいフィードバックを
目指すのであれば

具体的に

【ゴールまでの道のり】


を示してあげるといいでしょう


授業後学生さんにも
実際レッスンを受けてみて
どう感じたのかを聞いてみて

本人が感じている
苦手なところに対して

具体的にどれだけの期間授業で
どんなことをしていけば
弱点が克服できるのかについて
提案してあげるのです




例えば

基礎ゼロでN5合格を目指している
学生さんへのアドバイスとして


「週1回のペースで授業を受けるのであれば、1年位でN5の範囲は網羅できる。もしN5合格を目指すのであれば、授業以外の時間にN5の単語も自分で覚えると合格の可能性が上がる」


とか


会話が流暢に上手になりたい
学生さんへのアドバイスとして



「3か月~半年集中して会話の練習を週1,2回継続して受ければ
今より会話のスピードは上がっている。
加えて当日学んだ単語を次回の授業で使うことを意識することで
語彙力がついて表現の幅が広がる」


など

ここでもできるだけ具体的に


どれくらいの頻度で
どんなことをすれば
いつまでには
こんなことが
できるようになっている


とここまで伝えることができれば
生徒さんは安心して
定期レッスンを購入してくれるようになります







まとめ

体験レッスンから定期レッスンに
つなげるためには


1.授業後にフィードバックを必ずすること
2.褒めるときは具体的に
3.褒めるだけではなく出来ていない部分も相手にしっかりと伝える


が私なりにこの3年半通して
意識するといいなと感じたポイントです



最後の具体的なプランの提案が難しくても
しっかりと
出来ている部分、出来ていない部分を
明確にしてあげるだけで
正式レッスンの購入率は
ぐんと上がります




今までフィードバックをしてこなかった
あるいは
生徒さんに良いところしか伝えていなかった
という方は
少しだけ意識してみてはいかがでしょうか?





参考になれば嬉しいです



では、また

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