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#7【サラリーマン向け資産運用】オフショア投資 最終回!!
オフショア投資は海外のうち特に、税率が低い地域で直接投資をすることとされています。富裕層が行う投資手法だと思われがちですが、そんなことはありません。ただ、内容や仕組みがわかりにくく、一般投資家の中ではやってみようと思う人がなかなかいないのが現状です。この機会にとっつきにくい印象のオフショア投資について学んでいただけたら嬉しいです!!!!
全部で7回に分けて記載していこうと思います!!!!!!
1、オフショア投資ってなに?
2、タックスヘイブンの仕組みは?
3、オフショア投資のメリット
4、オフショア投資のデメリット
5、オフショア投資を始めるなら
6、オフショア投資の利益は課税対象になる
7、オフショア投資は事前に仕組みを理解することが大切
今回はオフショア投資についての記事7つ目ということで「オフショア投資は事前に仕組みを理解することが大切」について書いていきます!!!
オフショア投資は事前に仕組みを理解することが大切
オフショア投資は長期的な視野で行い、将来大きなリターンが得られる可能性がある魅力的な運用手法ですが、投資を始めるのは簡単ではありません。仕組みや内容を理解するのはもちろんですが、仲介会社やIFAなどに関しても自ら情報収集していかなければなりません。興味がある人は、実際にオフショア投資をしている人から直接話を聞いたり、セミナーに参加したりして知識を得ることから始めてみましょう。
日本人が契約できる保険(信託)会社一覧
・インベスタートラスト(ITA)
・プレミアトラスト(PA)
・ロイヤルロンドン(RL360)
・メティス(Metis)
・コンヒル(Cornhill)
「手数料の安さ」ならITA、「歴史」ならRL 360といったところでしょうか!
インベスタートラスト(ITA)
通称ITAはケイマン諸島に籍をおく保険会社です。
設立は2002年とまだ19年ですが、すでに世界40ヵ国で事業を展開し、非常に順調に成長を続けている会社です。
ITAの正式名称はInvestors Trust Assurance SPCで、
SPCとはSegregated Portfolio Companyの略です。
これは「分離された資産管理の会社」という意味でケイマン諸島においてSPCとして登記されています。
つまり、資産は分別管理されているので、経営の影響を基本的には受けないということになります。
ITAの場合は、顧客から預かった資産をバンク・オブ・アメリカというアメリカ最大の金融機関の口座で資産を管理しています。そのため、どの国の席になったとしても資産の安全度は非常に高いと言えるでしょう。
監査には世界4大会計事務所の一つであるKPMGがついています。
ITAの商品の特徴は、手数料の安さでしょう。積立型で運用タイプの商品では、手数料が一番安いです。
資産運用において無駄なコストをかけたくないのであれば、現状はITA一択だと思います。
プレミアトラスト(PA)
Premier Trustは、イギリス領ヴァージン諸島に籍をおく信託会社です。
なぜPremier TrustなのにPAと呼ばれるのかというと、
Premier Trustの属しているのがPremier Assurance Group(フロリダ州マイアミ)だからで、ここからPAと呼ばれているわけです。
なので、保険グループであるPA(Premier Assurance Group)の中の信託会社であるPT(Premier Trust)と契約を交わすことになります。
設立はPremier Assurance Groupの設立は2005年、Premier Trustは2007年とまだ15年程度ですが、すでに世界100ヵ国以上で顧客を抱えています。
PAは元々ゼネラル・エレクトリック(General Electric Company、通称:GE)のエンジニア2名が設立した会社で、非常にIT化が進んだ会社です。
かなりの工程がデジタル化されているため、顧客管理に人材がさほど必要ではなく、従業員は66名ほどのコンパクトな会社です。そのため手数料も比較的抑えられています。
コンパクトでありながらその信頼度は高く、PAグループは300年以上も保険業界でリーダー的立場にあるロイズ(Lloyd’s)保険市場のカバーホルダー認可を受けています。
カバーホルダーとは、保険を請け負うことができるライセンスのことです。
こうした名門企業と連携することで世界的に有名で信頼のあるグローバルカストディアン(資産保管機関)やアセット・マネージャー(資産運用会社)を最大限に活用できるのが強みです。
PAは特に、セイブルトラストという第三者機関を立てて投資家の資産資金は一切預からないというように徹底していて非常に透明性が高いと言えるでしょう。
また、カストディアン(信託保全口座)は世界最大級のプライベートバンクであるUBSの信託口座であるため信頼性も高いと言えます。
PAの魅力はなんといっても元本確保型の商品です。
15年後や20年後、25年後などの特定のタイミングで確実に資金を回収したい場合などは安心して運用を行うことができます。
RL360°(旧名:ロイヤルロンドン)
RL360°の特徴は他社に比べて圧倒的に歴史が長いことです。
RL360°はマン島に籍をおく保険会社です。
ロイヤルロンドン・グループは、1861年に設立され150年近くの歴史があるグループです。
2013年にロイヤルろんどん 360は「RL 360°」として、ロイヤルロンドングループ傘下からMBOにより独立し現在に至ります(独立といってもロイヤルロンドングループはいまだに20%以上の株式を保有しています)。
現在では、保険契約者は6万人以上、160ヵ国に顧客がいる世界的に有名な会社です。ITAやPAと比べると歴史面では圧倒的な差があります。
メティス(Metis)
メティスは正式名称メティスグローバルリミテッド(Metis Global Limited)という香港に籍をおく信託会社です。主にアジア地域の顧客への金融・信託サービスを提供しています。
設立は2013年と非常に若い会社です。
Metisはクレジットカードの手数料がかかるという問題点があります。しかも香港ドルにしか対応していません。
ですが、一方で日本の銀行からの引き落としが可能で、手数料も0.5%とクレジットカードの場合に比べて低いという特徴があります。
コンヒル(Cornhill)
コンヒルは正式名称コンヒルマネジメント(Cornhill Mnagement)という信託会社で、現在はルクセンブルクに籍をおいており、1997年にスロバキアで創業、2012年に現在の社名に変更されたようです。
コンヒルに関しては、現時点で運用会社が1つしか存在せず、手数料も高いため「日本人が契約できるものの選択肢にすら入らない」といった状況になります。
まとめ
今回で最終回でした!!!
いかがだったでしょうか!!!!!!
私はRL360°でオフショア投資を始める予定です!!!!!!
もちろん仲介会社との出会いも大事ですから色々考えながら初めてみては!!!!!