日々を彩るちょっとしたこと

最近、備忘録かのようにnoteを書いている。

何か過去を振り返るとか将来こうしたいとかではない。
「今」何を考えているのか？を残している。

最近は旅に出ることが多くなった。

住み慣れた街。見知った道。同じ時間に見る風景。
そんな当たり前を崩していくかのように旅に出る。
Googleマップを見ながら。検索ワードをかけて口コミから。直感で閃いて勘を頼りに。

同じような日々は安全で安心で変わらない毎日をくれる。
けどいざ死を目の前にしたときにそんな人生で終わりたいと想うのか？

答えは「No」だ。

この目で多彩な景色を見てみたい。
この耳でさまざまな音を聞いていきたい。
この鼻でいろいろな匂いを嗅いでいきたい。
この舌で美味しいものを味わっていきたい。
この身体で全てに触れていきたい。

自分の五感で世界と繋がりたい。
つながった自分が何を感じるのかを知っていきたい。
生きることに貪欲そうな選択をしている。

そんな日々に最近少し変わった変化も起きている。

大事な人や大切な場所のことを想うだけで幸せに感じている自分がいる。

不思議な暖かさだった。
穏やかで緩やかで。そしてじんわりとした暖かさ。
今までとは違った幸せだ。

今まで頭ではわかっていた幸せではあったが、
最近になってやっと感じることができてきた。

今までは「何かをする」という基準だけで幸せを測っていた。

しかし本当に見るべきは感動だと気づいた。

旅や人との出会い、交わした言葉に深く感動することが多くなった。
「この人と出会えたのは奇跡だな」
「この景色を見れるなんて運がいい」
「こんな美味しいもの食べたことない」
「この匂い好きだな」
「この音は心を和やかにさせてくれる」

きっと感動の器の広さと深さの分、幸せが入ってくるのだろうな。
そんな気づきを今、噛み締めている。
外にある幸せだけが全てではない。
そんな幸せを感じている自分にも感動しなよ。

そんな言葉を囁かれている気分だ。

どんなに忙しくても、同じような毎日だったとしても。
大事な人や大切な場所のことを想うだけで幸せなのだから
きっと人生は愛おしい感動と出会いの数だけ幸せになれる。