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123イグニッション

元々DSの点火系は、ポイント式ってやつだ。
シャフトが回転すると金属がくっついたり離れたり、くっつくと通電して、離れると遮断。これをぐるぐると回りながら繰り返し、一番から四番まで点火を行わせる。回転の上昇とともに、点火タイミングを速くするのはスプリングと錘によるものが一般的。

これらの欠点は、まず激しく接触する金属の摩耗、調整に手間がかかる。
進角もスプリングに錘では、アクセルのオンオフによる変動に弱そう。

MDI

DSを最初に買った時に、ポイント方式からMDI方式に変更されていた。
色々と配線も変更されていた。
15年以上使用していたけれど、パンクしてしまい、元のポイント式に戻されていた。

123イグニッション

10ヶ月も入院してる間にネットを見て回ると、123イグニッションという海外で作られたディストリビューターを発見。
いろいろなクラシックカーに専用品が多数用意されていて、なんとDSi.e用もあった。日本にも代理店もあった。歴史もすでに10年以上あった。

ディストリビューターの内部に、プログラムされた進角が既に用意されていて切り替えられるようになっている。配線も簡単で取り付けもオリジナルのディストリビューターと交換するだけ。プログラムもDS専用がセットされている。
早速購入して車屋さんに持ち込んで付けてもらった。車屋さんは、すでに知っていて、なかなか良いとの話。
DS専用はないけれど、最新のものはスマホで進角を変えることもできるようになっている。

  • 別に点火が強力になるわけではないけれど、正しい点火タイミングを取ってくれる。結果的に乗りやすくなる。

  • オリジナルのデスビは、シャフトを回すとスムースで無くなっているのが手に伝わってきていたので機能的にはかなり弱っていたと思う。

  • 車屋さんによると、エンジンの始動性が良くなる

  • ハイパワーチューニングをしたいわけじゃぁない人には、うってつけだと思う。

  • 車屋さんは、いつかDSをフルコン制御にしたいと話をしていて、できるならやりたいなぁって思っていたけど。クラン角センサーをDSで取るのは、かなり困難じゃないかと思うから、この製品は、とてもありがたい存在。

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