1996.9/14 オープン初日
オープンの初日
それはもう、静かな一日でした。
先輩から、
「オープン3日間は大忙し。昼ご飯なんか食べてる暇ないよ!
あと、花だけ取りに来るご近所さんもみえるけど、愛想良くね!
(※愛知独自?の風習です)
ご近所中に触れ渡るからね!」と、何度も念を押されました。
口べたな方なので、
大丈夫かな、
ちゃんと挨拶できるかな…と心配でした。
そしていよいよ、
9時のオープンを迎えました。
ドキドキして、膝がガクガク震えるのを感じました。
で、
蓋を開けたら、
誰一人、ずーーーっと来ませんでした。
予約の電話も鳴らず、
お昼過ぎまで一人、お店でじっと座ってました。
※もちろん膝の震えも、その頃にはスッカリ止まってた(笑
閑散とした、静かな店内。
BGMの音楽だけが、ずっと鳴り響いていました。
で、まあ、お昼ごはんも食べ、
誰も取りに来ない[お祝い花]を、母に新聞紙で小分けしてもらい、近所に配りに出掛けました。
そして夕方頃、お隣さんがお祝いとしてご来店(=シャンプーブロー)。
頭を洗いに来てくれて、その日の営業が終わりました。
思った以上に、静かな一日でした。
でも、ゼロじゃなかった!
なんだか不思議な一日でした。
そんな初日でした。
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