そもそも大変な宣伝やプロモーション活動をしない販促方法こそが、大事。

先日、おもしろい記事を見掛けました。
◆一体なぜここに自動販売機を置いたのか、果たしてこの場所で儲かるのか
～月に50万円売る｢魚の自販機｣大ヒットの舞台裏～
https://x.gd/2ajwT

人口50人に満たない小さな集落に「魚の自動販売機」を置いた…って話なんですが、なぜここに？？って問いの答えが書かれてます。

で、「なぜここに？」の答えは、ようは「うちの養殖場と加工場の裏にあって、自社の土地だから」って答え。
その中でも僕は、「自販機の補充もすぐできるので便利（＝裏にあるから）」って答えがツボ、そして首がもげるほど頷けました！（笑

ちなみに、マーケティングの４Ｐって言葉、ありますよね。
①Product(プロダクト)＝製品：なにを売る？
②Price(プライス)＝値段：いくらで売る？
③Promotion(プロモーション)＝宣伝：どうやって知ってもらう？
④Place(プレイス)＝場所：どこで売る？

で、もちろん「そのバランスが大切」ってことなんですが、ざっと見でみなさん、どこが響く？もしくは、どこが足らない？自分には欠けてる？と思われます？

ちなみに今回、僕はこの記事を読み、そして④のプレイス：場所＝どこで売る？？がとっても響き、また深く考えさせられました。

あとこの４つの中で、一番大変、且つお金も手間ひまも掛けるものって、みなさん、どれと感じます？

僕は、③の宣伝/プロモーションかなと感じていて、みなさんそれなりに苦労＆工夫されてるように感じますし、僕もどう告知/宣伝PRしていくか？を、よく考えています。

またお店の方にも、「AIツールを活用した宣伝方法、やりませんか？（しかかも導入費が、けっこう高い）」みたいな販促営業電話も掛かってきます。

で、この記事の「なぜこの場所に、自販機？？」って話を読み、いや…、そもそもの③の大変な宣伝やプロモーション活動をしない販促方法こそが、大事なんだよな・・と改めて感じました。

もちろん宣伝PRがゼロじゃ難しいとも思うのですが、僕も自宅の倉庫でお店を始めた時、（こんな場所でも）意外とお客さまって、来て下さるものだな…としみじみ感じたことがあります。

◆暇ながらも、まあまあ上手くスタートできました。

単に実家の倉庫だったんですが、『閑静な住宅街の中にある、一本路地裏の隠れ家サロン』と打ち出したのも良かったし、「ほんと静かで落ち着く、駐車場が止めやすい（対向車とか来なくて）」などのお声も頂いてました。
ま、住宅地だから、そりゃそうなるでしょって感じでしたが。

ちなみに「隠れ家サロン」って響き、なんか魅力的ですよね。

で、なんで魅力的な響きなんだろ？って考えてみたところ、やっぱり固定費（家賃・人件費・店舗改装費）などが圧倒的に掛かっていない分、その分、家主が本職（美容師ならサロンワーク、料理人なら料理）に集中できるんですよね！

美容室でもたまに聞くのですが、変に駅前とかだったり、でっかくて立派な店舗だったりすると、客単価を上げるために、無理に店販商品を勧められたり、不必要なトリートメントを押し付けされたりするお店もあるそうです。

また回転率を上げるために、美容師さんの方が((もうちょっと、ここに手を入れたいな…))と思っていても、店主側にセカセカ回転をせかされることも往々にしてあることです。

また飲食店などだと、隠れ家的だと固定費などが掛かっていない分、その分を食材費に回せられ、「この値段で、この高級食材を食べさせてくれるのか～、しかも旨い！」と、以前友人と雑談しながら、その収支・収益話に盛り上がりました。

固定費を減らすことと、売上げを上げること、事業主収入にとっては、ようは同じなんですよね。

で、③の宣伝PRに費用や労力を注ぐ前に、そもそもその④場所をどこでやるか？どこで売るか？？が自分の経験からしても、そしてこの記事からしても、改めて大事だよなと思いました。

また本業と並行しながら副業で行う場合や、それこそワーママさんのように子育てと並行して行っていく場合には、よけいにこのプレイス（どこでやるか？）の場所も重要ですよね。

利便性は、なににも変えられない重要な柱ですものね。

起業の仕方は、人それぞれ。
自分主体で、自分に無理なく、フィットしたものを選びたいものですよね。

改めて僕もあれこれ考えながら試してみようと思います。

記事のご提供者さん、ありがとうございました。
◆一体なぜここに自動販売機を置いたのか、果たしてこの場所で儲かるのか
～月に50万円売る｢魚の自販機｣大ヒットの舞台裏～
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