見出し画像

【生パスタ屋さん夫婦経営】旦那が入院する日


「では、入院の日は16日からにしましょうか。」


先生の声に、思わず笑顔がこぼれたわたし。
きっとまわりには、不謹慎にすら見えたでしょう。


3月16日。
旦那は右ひじに出来た腫瘍の、
検査入院をします。


そして、3月15日の今日は
彼のお誕生日なのです。


「お誕生日に入院じゃなくて、良かった!」
入院の日を先生が決めたとき。
わたしのこころの声が、
思わず笑顔になってあふれてしまったんです。


生パスタのお店、マリオパスタを
夫婦経営しているわたしたち。
ふだん、べったり一緒にいて‥。
「今度のお休みは別行動!」
なんて、
お互い宣言しあう日もあるくらい、
一緒にいることには飽き飽きしているのです。


それなのに。


4日も離ればなれか、
となると。
それはそれで寂しいものです。


しかもコロナの影響で、面会はいっさいなしです。
手術事態に心配はしていませんが、
やっぱり側にいたいものですね。


それにしても、不思議なものです。
夫婦ケンカしているときは、あんなに、あんなに憎たらしいのに!w(お互いさまですね。)
いざ、離ればなれで入院となると、こうも気持ちが落ち着かないものでしょうか。


わたしと娘がいなくて、大丈夫かなあ?
さみしがりやの旦那のことです。
ちかくで、「大丈夫?」と言ってあげられないなんて、何だか、すこし、かわいそう。


いや、まてよ!
もしかして、うるさいわたしと娘がいなくて
「静かだぜ!」なんて思うかもしれない‥。

はい。妄想は、ここまでにします。

まだ入院もしてないのに、
勘ぐる自分に閉口しました。


ともあれ、今日、3月15日。
旦那のお誕生日を家族で過ごせてよかった!


入院の四日間は別々ですが、
ひさしぶりに会ったその日には
お互いたくさんの報告があるのでしょう!


わたしの予定はといえば、
店の仕込みや買い出し、掃除。
ひさしぶりの友人との約束と、

やることをパンパンに詰め込んでいます!


だって、そっちの方が時間がはやく感じられるでしょう?

もしかして、旦那の四日間の入院で、
本当にさみしがっているのはわたしかもしれませんね。


最後まで読んで頂き、ありがとうございます!





いいなと思ったら応援しよう!