やっとメインを読み進めるドカメン感想メモ⑥(ネタバレ有)
いやあドカメンは楽しいなあ。
やっとS+だ!
颯といえば前noteにこう書いたけど
本当に“そう”じゃん!
・今までの感想メモ
その① 大はしゃぎ
その② 檀黎斗早口オタク
その③ 脱線しすぎてブチギレ戴天が登場した
その④ メインを読み進め、ウィズダムに怯える
その⑤ メイン読む前に小ネタではしゃいでたら埋まってた
・筆者情報
観た作品
ゼロワン(だいたい映像は一通り)
オーズ(映像は一通り)
エグゼイド(映画・Vシネ・小説版・関連ムックほぼ全て)
ビルド(なぜか終盤手前で止まってる。視聴再開に踏み出せないでいる)
元ネタのある作品なので「拾うネタの範囲提示」として記載。拾えてないネタも多いけど……。
※以下、メインストーリー1部のネタバレ、各カードエピソードのネタバレを含みます
メインの前に小ネタ消化
・こまごました話
メイン読む前にイベント走りながら出てきた小ネタを消化します。
ウィズダムイベ浄のエピソード良すぎるだろ。これこそフルボイスのレオンが聞きたい。
悪いね、エージェントがレオンを生贄に差し出したばかりに。
めちゃくちゃ声デカそうでおもろい。絶対いつか女性になりきったレオンのボイスくれ。
うちの執事が頑張ってなり切ってくれたんですけど?ちゃんと口説かなきゃ失礼ってモンだろが!
つか、ドカメンって……ガチャの天井低すぎる!!!!!!!!日頃FG〇なんてやってっから、天井があるだけでありがたや〜って言っちゃうのに、100!?!?低っ…低い!頭ぶつけちゃうよこんな天井!!10回10連回すだけでいいのかよ!?
常設のガチャがサービス開始時やミッションでもらった石・ガチャチケのおかげで天井近くだったから、もう回しました。
これは戴天でした。嬉しい!!!!!!!
コイツだけなんか違う……。泳いで?そんな必死な姿勢で女好きやってんのは知らなかったわ。季節ボイス実装も嬉しいねえ。ちまちま追加してほしい。
「あなた、神威為士よね」と声かけられただけでこの物言い。流石である。
やっっとメインを読む
読もう読もうと思ってたらイベントがドカドカ来て、タイミングを逃しまくっていた。
連休(※)も終えて予定も落ち着いたし、読むぜ!
※連休とは、7月の13~15日の連休。この後ガチャガチャめちゃめちゃに体調崩してCOVID-19の脅威を身に染みて体験することになり、この記事は描いてる間にかなりの間が空きました。リアクションの鮮度落ちまくり……。
あちいしマスクしてらんねえよ、とコロナ再流行にピンとこない方も多いかと思いますが、夏の行楽シーズン人込みにお出かけの際は感染対策も忘れずに……しんどかったマジ……。
レオンのボイス、全部めちゃくちゃ中村悠一で良い。フルパワー執事で良いんだけど、文字情報のみでは考えられないほどの苦しげな吐息が伝わってきたので困惑してしまった……。
エージェントはライダーステーションの故障から、はじめて財閥と高塔の繋がりを知るんだ。カードのストーリーだとどれもごく自然に高塔の技術として扱われてたから、知ってるもんだとばかり。
専務、ほんと弟の事となると声色変えるよなあ。たまたまライダーアカデミーに迷い込んで5期生のみんなを救ったような形になってて良かったぜ。
雨竜くんからお話を聞きつつ、その回想がはじまる……。
有無を言わせず自分の弟として運び込ませたってコトっスよね?
怖いよう、この人怖いよう……。うっすらわかってたけど……怖いよ〜〜〜〜。
この時点でもう、ドン引き。高塔戴天、マジ?思ってた以上に真っ当にヤバい男でめちゃくちゃ楽しみになってきた。
恐らく帰る家の無かったであろう雨竜くんを目聡く見つけ、入念に手回しをした上で囲い込み、自分の手元に置いて「自分の弟であり、共に高塔を背負うもの」として服従させる。いいの?こんなことして。兄を名乗る男がしていい事じゃないと思うけど!?
そもそも最初期からカード化されて主人公サイドに属しているキャラクターとして、同じく最初期からいるキャラに、こんなことしていいのかよ。
ライダーには変身しない!する理由を感じられないからです!と兄(を名乗り自分の身の上すべてを握ってる怖い男)に突っぱねたり、会社での立ち回りに正面から意見したりもする。若いのに凄いねえ。
……待ってね。私は、小4だかで四字熟語について教えられた瞬間から四字熟語について積極的に学習するのを諦めてきたレベルで漢字も熟語も苦手なんだ。調べてくるから。待ってて。
えー。面従腹背。「表面上は従いながら、内心で反発すること」らしいです。結構そのままだったわ。面で従い、腹の内では背く。
この、まだ勢力が確認されてない地区に、追加ライダーの余地を……可能性を……感じているんだけども、私が読んでないイベストで既に触れられてたらどうしよう。
・脱線 雨のクリスマス
ドカメンがゆうや脚本だって聞いたオタクみんな同じこと考えたはず、そう、「クリスマスイベントに雨が降ってたらどうしよう」「その上で為士絡みで展開したらどうしよう」、つまり「そこでレーザーモチーフの追加キャラ来たらどうするよ」問題。勝手に問題提起された事にする。同時多発的にこれに至ったオタクを沢山観測したもん!どうしよう?前世(ではない)が九条貴利矢の男。デザインもイメージも想像つかないけど、まあ「飄々とした」とか紹介されがちの人たらしだろうよ。キー!
関係ないけどドカメンきっかけでエグゼイド履修して九条貴利矢に惚れたオタクを二人くらい観測してガチで嬉しくて仕方なかった。あとドカメンからビルド通って絶句してる浄のオタク。ギャハハ!!
閑話休題。いつまで関係の無い事に文字数を費やしているのですか?
ヒ!ブチギレ戴天ふたたび。ごめんなさい。
私はメイン読んでなかったせいでイベストを全部解放した上で1文字も読んでないし、追加ライダーとかの可能性はまだ信じててもいいはずだ!早く読もうね。
・閑話休題
私を誰だと思っている 人心を掌握し、支配する その術を心得た支配の仮面 アルセブンが1人 ドミナ様だ! ……適当に書いたけどそれっぽく読めそうにまとまったな。
ドカメンで今石洋之作画が似合うのはマッドガイ。というか荒鬼狂介。でもTRIGGERっぽいアニメが似合うのはジャスラな気もするし、プロメアやサイバーパンクの方で言えばスラデだよね。脱線!
仮面ライダーのテクノロジーが解明されてて利用される世界観の作品でちらほらあるヤツ!正確にはライダーではないけど量産型ライダー、みたいなヤツじゃん。
なんか、社長になる気満々だし、支配や権力を堂々と語るのに、個人の欲は感じない。だから「野心家」という表現は多分似合わないし、余計に怖い……。もっと個人の野心、欲望でヤバいタイプの社長だとばかり思ってた。今まで見てきた仮面ライダーの「社長」像がおかしかっただけである。
戴天と政治の話したくねえなあ。ビジネストーク用に知識も情報も豊富で、現状への考えや意見もフラットな視点でまとめてるだろうけど……。
ビジネス関係なしでエージェントや雨竜くんが話振ったら、そもそも民主主義国家の制度の是非とか話し出して、相手の顔見て「やめましょうか。いえ、現状のこの国に大きな不満はありません。意見しがいのある部分は多々あれど……。」とか言って、話やめそう。
本人としちゃ物の例えなんだろうけど、組織の概念を拡張したものとして国家を捉えたときに、「治世」への視点がマジっぽくて怖い。と思う。
先代の情報自体は出てくるけど全く人柄を掴めないんだよな。個人としてのイメージがつかない。プレイヤーである私はエピソード0を読んで何となくわかるけど、エージェント自身にとってはぼんやりとしたままなんだろうか、と思う。
ちょうど私の母とその父(私の祖父)がそんな感じで、遠方での仕事で会う機会も少なく、「親と言うか、たまに会ったらオモチャ買ってくれる人だった」という。その上、母が小さいうちに病で亡くなってしまったので、よく知らないままなのだという。閑話休題。
と思うのは、私たちがコイツが弟(?)に「兄さん」呼びを強要したり、外堀全部埋めて企業のために働かせたりしてるのを知ってるからであり……。外から見れば、若くして大企業で重役を務め、(ついでに見目が良く)「会社を思う気持ちに溢れた熱い」男……なのだろう。
外面が良いとかじゃない、己の持つ全てでその器量と力を示すことで支配するためのポジションを獲ろうとしている言動。これは会見と言うより、扇動のための演説じゃ……とまで思う。だが、ここまでやるのに我欲は感じない歪さも感じる。
怖いっつーか、不気味!
なんか雨竜くんカッコいいし覚醒した感あるけど、これいいんすか?大丈夫?
タワーエンブレムが誓うのは「支配の契約」。
直接の兄弟ではないであろう年の離れた二人。企業の重役とその秘書。何かを知る兄と、何も思い出せず目覚めた弟。歪だし、得体がしれないが……エージェントは違和感感じれるほど詳しく知らんし、今は力が必要だし、間違っちゃいないよな!?戴天だって仮面ライダーだしな!?信じるからね!?怖くないコレ!!??
キャラデザ発表された時点で(とくに特撮勢には)明らかだった、「雨竜の実の兄、どう見ても宗雲じゃん」のやつ!髪色、髪質、目の色で明らかな上、元ネタ的裏付けまであった二人。流石にこれで血縁は確定だろうな。
エージェントがん?とならないのは、仮面カフェに来たら仮面一つで誰かわかんなくなる感じからしてもしょうがないんだろうな。
うちらはソシャゲプレイヤーとして立ち絵見てるけど、実際に虹顔市で暮らしてる彼らにしちゃ、日々話す人の目鼻立ちをはっきり記憶するほど見つめる事もないだろう。とうぜん関係ないとこで出会った二人を(染めてるかもしれない)髪色なんかで兄弟認定するのはかなりキモいムーブだし、当人たちにとってのリアリティがそのくらいなら、仮面一つ付ければすぐ誰かなんてわからないモンなんだ。と、解釈しております。決してエージェントが鈍いとかではないだろう、と思う。あのレオンでも一瞬でわかってる訳でもない様子だし。
怯えすぎ?だって怖いもんコイツ。切れない縁に「した」んじゃないのか?と邪推してしまう。今俺を見たか?これで縁ができた!!
・脱線 元ネタにおける関係性の影響
宗雲と雨竜の元ネタ的における関係が、ドカメン本編設定にもしっかり影響していそうなのを見ると、また考えてしまう。
「じゃあ颯とルーイはなんなのさ」。だ、だってさ。あのさ、親子みたいなもんなんだよ、でさ、あのさ。この件ばかりは、話したい事に口の追い付かない小3みたいになってしまう。ヒトに反旗を翻し、悪意の声に従った元父親型アンドロイド、彼のもとで育てられた無邪気だったアンドロイド。そうだわ滅って父親型だ。飛電或人の生い立ちと彼にとっての父を思うとまた、この、ギ―! ともかく、なんかあんでしょ!?いつまで怯えてればいいんだよ。楽しみだなあ!!ええ!?そもそも、これも個人的「そんなことしていいんだ」案件の一つだよ。
仮面ライダーの脚本を担当した脚本家が、自分の登場させたキャラクター二人を採り上げて別媒体でモチーフ匂わせすんのとか、いいんだ。
・クラスにとっての「契約」
既存のクラスの在り方を知るべく、聞きに行く。
「正しいか否かではなく、自分たちの自由を進む」、それでいて悪党って訳でもない感じ。かっこいいもん。
しかし、自由を謳いながらかなりおっかない契約だ。そも「自由の契約」という言葉の矛盾!群れない一時凌ぎの「仲間」、気にしていないようで硬い繋がり。熱いじゃん……。
彼らもかなりの手練れのはずなのに、自分たちとして生きるためには日々にこんな制約を敷かなければならない恐ろしさを改めて感じる。カオスイズムから逃れながら生き延びる……という事の重さ。
ウィズダムシンクスにも聞きにいく。
自然と先代の話へ。
なんだかイマイチ先代……お父さんについてよくわからない。そういうことも言う熱い方だったんすね。
ウィズダムの面々は、先代の命日のために酒を空けて語らってくれているらしい。そりゃありがたいけども。
お客様用の対応とそれ以外のギャップのせいで凄いドライなイメージを持ってしまったけど、改めて調査エピとか踏まえるとギャップがあるだけでお客様へのもてなしの心も、支配人としての視点も、諜報機関の人間としての意識も、誠実な「真実」に基づいているようだ。先代との関係は浅からぬものだったらしいし、運命なんて言い方も出てきたんだろう。
しかし、後継者。みんな先代に対して「その子供」みたいな言い方はしない……そんな年齢ではないだけかもしれないし、性別不明を通すのに娘・息子という表現が使えないのもあるんだろうが、後継者よばわりされていると実子じゃないとかある……?とすぐに疑ってしまうのが面倒なオタク心。
ジャスラはすんなり結成……とはいかないらしい。スキル名で「正義」なのは最初からわかってたからすんなり行くもんかと思ってた。
でも、あのスラデすら重い制約を自身に課しているんだぜ。それだけ個人では生き延びる・戦い続けるのは難しいということでもある。蒲生くんは突っ走りがちだし、一人でどうにかしたがるタイプだけど、実際言っていることは共感しやすいので応援したくなる。
マッドガイの中じゃ冷静で二人の間に立ってくれる兄貴、に思ってしまうけど、記憶もない彼の本質はコレなんだよな。苛烈で、誰にも止められない復讐の鬼。
マッドガイって、全員根っこが本気のチンピラメンタルで嬉しくなる。力に誇りを持ち、舐められるのは許しがたく、やられっぱなしは無い。
なるほど、一つの言葉で自分たちを繋ぐとなれば、結成が早いのはマッドガイなんだな。「力」。ごくごく単純で、わかりやすくて、彼らの求めるもの。
ドカメン、スマホ通話画面あるの、いいよね。ささやかだけどなんか嬉しい演出。
17歳だよ!?記憶はないし、悪の組織に身に余るほどの力を一方的に担わされてて、目覚めたら大企業の重役秘書であることを強制されてる、17歳。そんな厳しい考えでいなきゃいけないのがおかしい。
まあ確かに、伊織くんのあっけらかんとした正義っぷりは、現実が見えていない楽観的なものに見えてしまうけど。
暗闇の荒野に進むべき道を切り拓く事だッ という黄金の精神という訳でもないだろう。自身の強い意思でもって戦う選択をし、力を奮い、時に誰かを意図せず傷つけたりもしながら進む覚悟、みたいなそれだろう。彼なりの「もう僕は今までとは違う」覚悟完了の宣言かもしれない。もっとも、彼の境遇を思うに、同じままではいられなかっただけのようにも思えてしまう。
ドカメンに限らず仮面ライダーの少年たち、もっと伸び伸び遊んでほしいよ……いや、ドカメンはニチアサそのものではない故に序盤の楽観的で健全な日常パートの穏やかさに欠ける部分もある気がしてきた……。
人の悲しみや怒りを感じ、それに寄り添えるだけの優しさを持ちながら、自分はブレない。かっけ。
なんか紫苑くんの造形も凄いよな、ほんわかしたかわいい感じと、護身術(という名の腕っぷしの強さ)の間に最初はギャップを感じるが、彼の持つ強さを知るほど間がグラデーションで埋まっていく。
ここの狂介バカかっけえ。自身が目指す最強のため力を求める狂介と、誰かを守る正義のために力を求める蒲生くん。全然違うけど「強さ」を見据える目は似ていて、自分自身の力を信じているのも似ている。キャラ的に相性悪そうなのにこの二人、いいなあ!狂介って、自分の弱さを人前で認めた上で誰かを鼓舞したりするんだ……マジかっこいい。
まだ若い少年が平然と口にするには悲しすぎるだろうよ。この「自分を知らない」って、挑戦していないとか深く考えたことがないとかじゃなくて、出生時から十数年分の人生を奪われているって事なんだからさ。
「自分が間違っているとは思わない」「ぼくには関係ない」と言い切れるのも、記憶もない中で自分らしさを見つめようとする姿勢も、マジかっこいい。もうとにかく芯が強い。二年分しかまともな記憶が無くてこんなに人間としての強度と格が高いのかよ。人の気持ちを感じ取れてしまうのに!?きっと人の敵意や邪な感情を意図せず感じ取ってしまう事も少なくなかったろうに。優しくて強い。なんだこの人は……。
全然違うけど、自分の大切な物があり、誰かを守りたい。それがクラス結成の糸口になる。
ジャスティスライドは「正義の契約」。
制約が重ければ重いほど、力は強くなる……とはいえ、こんなガチの連帯責任を背負うとは。それ相応の覚悟が全員にあるということでもある……。
一番若いクラスが一番重い契約を結ぶんだ。彼らの真っ直ぐな正義がそうさせたのは今まで読んでてよくわかった。自分たちの弱さを理解した上での覚悟だとも……。でも同時に、記憶が無い故の蛮勇でもあるかもしれない、と思えてしまう。
不安は大きいけど、でもきっと彼らなら大丈夫、とも思える。タワーエンブレムよりかは大丈夫そう。
なんかいろいろあって1ヶ月放置しちゃったけどとりあえず書けたな。合間にガチャぶん回したりイベント回ったりして小ネタも溜まってるし、これからイベスト感想編に入るんだよな。すごいな。いくらでも書くことあるな。
今回はここまで。次はこの続き、つまりレオンの話をたくさんします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?