星杯を救いたい。
初めまして、うぬぼです。
今回は遊戯王でも、マイナーテーマに入るであろう、
「星杯」の解説記事となっております。
皆さんに星杯を布教したい一心で書きましたので、
最後までお付き合いください。
1.そもそも「星杯」って?
星杯が世に出たのは今から5年ほど前。
ブースターパックCODE OF THE DUELIST
出身のテーマとなっております。
このパックは10期の記念すべき第1弾だったりもします。
初めてリンク召喚が世に出たのもこのパックです。
このパック初出のテーマとしては、「トリックスター」や「剛鬼」などがあり、どちらも、普通に環境で戦えるレベルのスペックがあります。
他にもエラッタされて帰ってきたことで話題になった、「ファイアウォール・ドラゴン」なんかも
収録されています。
そんなCODE OF THE DUELISTなんですが、
実はもう1つ新規テーマがあります。
そう、「星杯」です。
皆さんは星杯をご存知でしょうか?
名前を知っているくらいで、どんなテーマなのかは
知らないという人も多そうです。
星杯デッキの主なコンセプトとしては、リンク召喚を多用していくことで上級リンクモンスターに繋げていくといったものになっています。
いかにもリンク黎明期という感じですね。
CODE OF THE DUELIST発売にあたって、全国各地で星杯デッキの先行体験会が開かれたということもあり、コナミとしては、このテーマでリンク召喚を
覚えて欲しいという意図もあったのかなと思います。
2.「星杯」カード紹介
・星杯に選ばれし者
炎属性、サイキック族の通常モンスターです。
レベル3以下のサイキック族のため、
準制限カードの「緊急テレポート」の恩恵を受けることが出来ます。
・星杯に誘われし者
地属性、戦士族の通常モンスターです。
一応、「増援」でサーチできます。
なかなかの攻撃力があるので、リンクに繋げず
そのまま殴ることもあります。
・星杯を戴く巫女
水属性、魔法使い族の通常モンスターです。
レベル2以下の通常モンスターのため、
「ドラコネット」で特殊召喚できます。
守備力は脅威の2100。
「守護竜ユスティア」と同じスペックだったりします。
そして何より、かわいい。
・星杯の妖精リース
召喚・特殊召喚に成功した場合にデッキから
星杯モンスターを手札に加える効果を持ちます。
星杯デッキは、手札の星杯モンスターの数が展開する上で重要になるので、かなり強いです。
また、手札・フィールドのモンスターを墓地へ送り、
自身をサルベージする効果も持っています。
・星杯の守護竜
自分フィールドのリンク状態のモンスターを対象とする魔法・罠・モンスターの効果を無効にし破壊する
誘発即時効果を持ちます。
また、墓地から自身を除外して、墓地から
通常モンスターをリンク先に守備表示で
特殊召喚する効果も持ちます。
先ほど紹介したリースでサーチしてくるのは、
基本的にこいつになると思います。
・星遺物-『星杯』
デッキの主軸となるカードです。
②の効果で、通常召喚した自身がフィールドから
離れた場合にデッキから星杯モンスターを2体特殊召喚
することができます。
③の効果で、自身を墓地から除外して、
星遺物カードをサーチすることもできます。
攻撃力が0なので、
「ピリ・レイスの地図」でサーチすることができ、
アルミラージの素材になることもできます。
・星杯竜イムドゥーク
トークン以外の通常モンスター1体で出せる、
出しやすさに定評のあるリンク1のモンスターです。
「星杯の守護竜」が、星遺物-『星杯』によって、
力を得た姿らしいです。
エルドリッチや、「バージェストマ・ディノミスクス」を採用しているデッキでたまに見かけますね。
①の効果で星杯モンスターの召喚権を増やすことが
できます。
先ほど紹介した星遺物-『星杯』は、
通常召喚をしないと、効果が発動せず、アドバンス召喚が必要なため、この効果で出すことが多いです。
②の効果は、覚えておくとたまに役に立つくらいの
印象です。
そして、③の効果は、星杯リンクモンスターの
共通効果となっており、
フィールドから墓地に送られた場合に手札から
星杯モンスターを特殊召喚することができます。
・星杯剣士アウラム
星杯モンスター2体で出せる、リンク2のモンスターです。
星杯の加護を受けた「星杯に選ばれし者」だとのこと。
②の効果で、リンク先の星杯モンスターをリリースして墓地のモンスターをリンク先に特殊召喚できます。
・星杯神楽イヴ
種族と属性が異なるモンスター2体で出せる、
リンク2のモンスターです。
このモンスターも「星杯を戴く巫女」が
星杯の加護を受けた姿らしいです。
効果の評価としては、最終的な盤面に居たら強いけど、無理して出す程でもないという感じです。
素材指定が緩いので、共通効果使いたさに
出すことはあります。
そして何より、かわいい。
・星杯戦士ニンギルス
リンクモンスター2体以上で出せる、
リンク3のモンスターです。
お察しの通り、
星杯の加護を受けた「星杯に導かれし者」です。
このカード自体は、閃刀姫なんかに入ってたりするのをよく見ますね。
①の効果で、リンク召喚成功時に、リンク先の
星杯モンスターの数だけドローすることができます。
②の効果は、自分及び相手フィールドのカードを
1枚ずつ選んで墓地に送るという効果です。
この効果は対象を取らないため、強力な除去手段と
なります。
・星鍵士リイヴ
モンスター2体で出せる、リンク2のモンスターです。
それだと強すぎるので、
自分の墓地に「星遺物」カードが存在する場合しか
リンク召喚できない縛りがあります。
なので、「宵星の騎士ギルス」と相性が
良かったりします。
①の効果では、「星遺物」魔法罠を
デッキからセットすることができます。
「星遺物を継ぐもの」や「星遺物の守護竜」、
「星遺物に響く残叫」なんかをセットします。
②の効果は、リンク素材になって墓地に送られた
場合に、フィールドのカードをデッキに戻す効果と
なっています。
マスカレーナの効果で、相手ターンに
リンク召喚することで、相手の動きを見ながら
デッキバウンスができるので、強いです。
・星杯の守護竜アルマドゥーク
リンクモンスター3体をリリースして特殊召喚できる融合モンスターです。
効果自体は、決して弱くはないですが、
あまりにも出しずらいので、不採用。
一応、「転臨の守護竜」という相性のいいカードも
あるので、どうしても出したい人は1枚くらいは
採用してもいいかもしれません。
・星杯の神子イヴ
_人人人人人人人人人人人人_
>ハ リ フ ァ イ バ ー を 許 す な<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
3.デッキの回し方
星杯にも色々な初動がありますが、
「予想GUY」「緊急テレポート」「ドラコネット」
「創造の代行者 ヴィーナス」「レスキューラビット」
などのカードを初動にすることが多いです。
《展開方法》
①星杯通常モンスターを場に出す。
②「星杯竜イムドゥーク」リンク召喚。
③イムドゥークを生贄にして、
星遺物-『星杯』アドバンス召喚。
※ここでイムドゥーク効果で手札から
星杯モンスターを出せる。
④星遺物-『星杯』をリンク素材にして
墓地に送り、デッキから星杯モンスターを2体
(星杯の守護竜が望ましい)特殊召喚する。
⑤「星鍵士リイヴ」をリンク召喚して、
デッキから「星遺物」魔法カードを使い、
さらにアドを稼ぐ。
⑥―1 先行の場合は、
場に「I:Pマスカレーナ」「星鍵士リイヴ」
「召命の神弓アポロウーサ」「双穹の騎士アストラム」
などが並び、モンスター効果無効と
追加のリンク召喚をいつでもできる状態にしておくことが望ましい(ほぼ無理)。
⑥―2 後行の場合は、
とりあえずアクセスコードでいいと思います()
詳しくはYouTubeに上がってる動画を見てください。
星杯の動画少ないですけど。
4.デッキレシピ
《軽くデッキ紹介》
誘発入れてるとデッキが回らないので、
汎用手札誘発はゼロです。
「ガード・オブ・フレムベル」を出して、
イムドゥークだったり
ハリファイバーだったりのリンク素材にして
リンクを繋げていきます。ぶっちゃけ弱いです。
5.採用候補のカード達
・レスキューラビット
《不採用理由》
自然と、デッキから抜け落ちていった。
・ドラコネット
《不採用理由》
召喚権を使うのがネックになった。
・創造の代行者 ヴィーナス
《不採用理由》
こいつを入れると純星杯じゃなくなるから。
・パラレルエクシード
《不採用理由》
初動にならない。
・星遺物-『星冠』
《不採用理由》
初動にならず、枠を割く余裕が無い。
・星遺物-『星槍』
《不採用理由》
同じく、余裕がない。
・ピリ・レイスの地図
《不採用理由》
ライフコストがキツい。
入れると安定感は増す。
・闇の量産工場
《不採用理由》
「闇の量産工場」はサーチができないため不採用。
ただ、同名を回収できるという点では優れている。
6.マスターデュエル
「初まりのデッキ」という、皆さんが1番最初に
使ったであろうストラクに星杯通常モンスターが
フル投入されていて笑いました。
ソロモードでも「星の勇者の伝説」で、
星遺物ストーリーを扱ってくれていて、
なんだかとても優遇されているような気もします。
ち̶な̶み̶に̶私̶は̶ラ̶ン̶ク̶戦̶で̶は̶鉄̶獣̶戦̶線̶を̶使̶っ̶て̶ま̶す̶。
7.まとめ
という訳で、今回は星杯テーマについて解説しました。
星杯は私が初めてきちんと触れた遊戯王のテーマでして、かなり愛着があったります。
望み薄ではありますが、
私はいつまでも星杯新規を待っております。
ここまで、読んで下さった方には感謝しかありません。
どうもありがとうございました。
―2022年2月27日