家庭コンプレックス
私は8歳からシングルマザーの家庭で育ってきた
家族構成は母、姉、私だ
現在28歳なので親が離婚して20年
20年も経てば自分も自立しているのだから
育った環境など関係ない
そう思えるようになるだろうという
私の淡い期待は残念ながら外れてしまっていた
大人になっても影響を受けていると思わざるを得ない
出来事や経験、気付きが多すぎたのだ
あくまで私見であり性格や周りの環境が
人によって様々なのでもちろん一概には言えないが
共感してくれる人もいるのではないかと思う
一番影響を受けているのは間違いなく
『自己肯定感の低さ』である
■自分の家庭は普通ではない
■貧乏で惨めな思いをする
■周りと比較して劣っているように感じる
このような事がコンプレックスとなり
私の自己肯定感はなかなか育つ事が無かった
特に学生時代〜20代前半は本当に苦しんだ
今はと言うと色んな経験を重ね
支えてくれる人たちとの出会いで
少しはマシになったのだけれど
根底には『自己肯定感の低さ』が存在している
自分が弱ったり辛い時には必ずそれが現れ
未だに私は闘っている
でもこういう時に育った環境を恨むことはもうない
これは私の宿命なのだと受け入れている
ある種諦めでもある
誰しも他人には分からないコンプレックスや
辛い経験が存在するものだが
自分の場合はそれが家庭に対するものだった
というだけだ
自分にだって恵まれていることがある
感謝したいと思えることがある
そう思うことで乗り越えてきたし
これからもそのつもりだ
正直家庭コンプレックスによる影響は
まだまだ沢山あるのだが
それはまた違う機会でお伝えしたい
もし同じような経験をしてる人がいれば
少しでも何か感じてもらえたら幸いです
私も一緒に闘っています